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今注目すべき機械翻訳①国内篇

こんばんは。今日もお疲れ様です。

今回は各種機械通訳について投稿します。

以前の投稿で機会翻訳と通訳・翻訳の需要について書いた際、ちょろっと3製品ほど紹介したと思います。

旅行や海外に出張する際にあると安心できる機械翻訳。この機械翻訳って実際にどういう場面で使われているのか気になりませんか?

実は、国内のシニア層で結構使われているそうです。元通訳会社の営業職としてよく聞いたのですが、機械翻訳(通訳機)は時間がある人たちが言語学習ツールとして使われることが多々あるとか。また、今はコロナで使用場面は少ないのですが国内でも結構使われています。例えば接客対応とか。

ただし、コロナ終息後はインバウンドも増加するでしょうし日本国内にも在留外国人はたくさんいるので、機械翻訳の需要は日常生活レベルであるでしょう。

では、機械翻訳にはどのようなモノがあるのか。今回は私が注目している国内の機械翻訳についてHP等を基に紹介します。国外はまた今度!

・NICT
・T-400
・スマリンガルPro
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ではまず、NICT

国立情報学研究所が企業と共同で開発した機械翻訳エンジンです。翻訳精度が非常に高く、国内の通訳機を作っているの多くがこのエンジンを搭載するほど。言語数は13言語で、テキスト、音声翻訳が可能。そして注目すべきは、逆翻訳機能。これがある事で翻訳した外国語の文章が原文からずれていないか確認できます!使ってみたい人は、apple storeやGoogle PlayでVoiceTraというアプリをインストールしてみて下さい!NICTエンジンを使えます!

次に、T-400

株式会社ロゼッタが開発した機械翻訳エンジン。法人向けのサービスになりますが、企業と共同開発しているため各業界・各分野に特化しており産業翻訳や医療翻訳もできます。翻訳結果は、各分節や文章、フレーズの精度が色別で表示され自分で編集する事も出来るという便利機能があります。特に日本語・英語翻訳は精度が高いですが、全業界・分野の多言語化はされていないため、複数言語を望む方は一度検討した方が良いかもしれません。

最後に、スマリンガルPro。

株式会社美工さんが開発した機械翻訳です。アジア言語を中心に10言語に対応しており、今後も増やしていく予定だとか。そしてこのスマリンガルPro

私が国内の機械翻訳の中で一番注目している機械翻訳


というのも、世界初の多言語同時通訳機能があるんです。例えば、日本語で言ったことが、10言語に同時で翻訳されるということ。だから、会議などのビジネスシーンや世界各国から人が訪れるイベントなどに最適なんですよ。法人向けではありますが、誰かしら一人がスマリンガルProをPCかスマホに入れておくと、QRコードの読み取りだけで全員使えちゃうという強者。コスパ良すぎません⁉定かではありませんがオリンピックなどのシーンで一番必要とされる技術でしょう。興味がある方は下のHPへ