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嶺亜さんのシンドバッド【舞台レポ】


ジャニーズJr./7 MEN 侍の中村嶺亜くん主演、
同じくジャニーズJr./少年忍者の黒田光輝くん出演の舞台
「SEVEN -シンドバッド7つの航海-」
を観てきました。

ジャニーズJr.の主演舞台ですね。
いつも通り、今回もレポと称して感想をまとめてみようと思います。






感想を一言でいうと、

めっっっっちゃ近い!
衣装が豪華!
ストーリーがまじでわからなくて何見てるのかわからなくなるレベルだったけど、なんか元気もらった!

って感じでした(笑)

詳しく書きたいと思います↓↓


~ほんへ~



会場外の看板


会場は、品川駅から徒歩5分、品川プリンスホテル内にある、クラブexというところでキャパは約450名。劇場、というよりはホール、という感じで、演者さんがあがる舞台や客席も公演に合わせて設置していく、というような会場でした。
今回は「360度円形ステージ」で、ホールの中に円形の舞台を設置し、まわりをぐるりと客席で囲む、というような舞台設計で、
よくある舞台とは違う形だったのが 新鮮で面白かったです。

部屋自体がかなり狭いので、どの席でも舞台からかなり近い。会場の全体が視野におさまるので、自分の視界いっぱいに舞台と装飾が広がる。だから狭い分、世界観は作りやすいのかな、と感じたりもしました。
私は2階席だったのですが、2階から1階に向けて垂れ下がる電飾が、星空のようで綺麗でした。

てかまず、2階席についてツッコませてほしい。

2階はバルコニー個室、と書いてあったのですが、これがまじで困惑、というか最初行ったときはびっくりした。
よくある会場の2階席とは全然違って、まず2階にあがったら壁とドアが並んでいます。よく見るとドアに番号が書いてある。あ、チケットに書いてある番号を見て、そこが入口ってことでいいのかな…?と思い、ドアを開けると、

個室

いや、フツーに個室。4畳ぐらい?
びっくりしました(笑)
薄暗い個室で、入口の近くにテーブルが寄せてあって、舞台側にイスが個室の横幅みっちりに並べてある。このイスに座ればいいんかな…?てかイス飛び越えるの…?あ、違うイス引いて座ればいいのか、そうだよね、うんうん。

という感じで、あの、普通に良いイスなんですよ、良いイスなんですけど、
いわゆるよくある劇場の固定イスじゃないからちょっと戸惑ってしまって、
これ、実際の会場の様子を見た人じゃないとわからないかもしれないですけど、私は未経験だったので、この2階バルコニー席、本当にびっくりポイントでした😂
めっちゃ印象にのこった☝(文句みたいになってたらすいません)

座席から下を覗き込むような形になるんですが、ほぼ舞台の正面だったので とっっっても見やすく、激近でした。
手を伸ばせば届く(これはウソ)、例えていうならディズニーのパレードで、座り見1列目に座ってる人と フロート上のミッキーとの距離、
ぐらいの近さでした(伝わるかな)。
とにかく近くてすべてが良く見えた。


私はこの日は珍しく早く会場についたので、2階の廊下をぶらぶらしたり、
1階席の人を観察したり、まわりをキョロキョロしたりして開演を待ちました。
お隣の席がおそらくJKふたり組で、学校帰りなのか制服姿でした。
そういえば、いつもJの現場ってみんなきれいな恰好してくるんですよ、だから私も 髪巻いてくか~とか、スカートにするか~とか、
おしゃれ靴履いてくか~とか思わされるんですけど、今回は平日だったせいか、お客さんがJ担ばかりじゃなかったのか、ラフな格好の女性も多くて 自分自身なじみやすかったです。(完全に個人の思い出)
JKちゃんたちは片方の子は多分Jに詳しい、もう片方の子は詳しくないけど誘われて来た、みたいな感じで、お友達同士で来れていいなぁなんて思いました(ぼっちオタク)。
でも開演したあとも膝の上でスマホいじったりしてたのでちょっと嫌でしたね(小声)(正直な感想)。




素敵なポスター







前置きが長すぎた、

開演しまして、内容はシンドバッドのお話!
貧しい少年シンドバッドが海に出て旅をし、その道中いろんな人々に出会ったり不思議な体験をしたりする、冒険物語です。

中村嶺亜くん(以下、れーあさん)が主人公 シンドバッドの役で、
黒田光輝くん(以下、クロちゃん)が仲間のオオカミ アルス役、
他の役者さんたちがいろんな役を代わり替わりつとめる、というような感じでした。

ダイアモンド✡ユカイさんは、TV等で見たことがあったんですが、銀の長髪のウィッグで、超イケオジ☆彡でした。
白いマントを着こなし、長い杖をブンブン振り回していて、これはいったいなんの役なんだろう、と思っていたらまさかのクジラ。(クジラ!?)
シンドバッドを乗せて海を一緒に旅するクジラの役でした。
事前情報を知らずに見ていたので、これも予想外すぎて「うぉぉ」というびっくりポイント☝
ハーモニカも吹いてた!

3人の女性の役者さんは、元宝塚の方で、歌もダンスもめちゃうま、でした。特に歌がすげぇーーーという感じで、どっちかいうとパワフルというよりは繊細、丁寧、きれい、というような歌声で、セリフひとつひとつも力がこもっていて、役に合わせて声色を変えていたのが印象的でした。
3人も宝塚出身の方が出てるなんてすごいなぁー、と思いました。
私は特にシェヘラザード役の方が好きでした、かっこよかったし、キリっとした顔が私の好みで、めっちゃ2階席見てくれるので何回も目合った(多分)。

あと1人、男性の役者さんはダンスがすごくて、動きがめっちゃ軽かったです。アクロバットするときもフワって感じで、すっごい軽い。
軽く見せる、って余裕と筋肉がないとできないと思うので、うわっすごっ と思いました。例えていうなら松松の元太系のイケメンでした(失礼だったらスイマセン)。




クロちゃんは、おそらくはじめましてだったのですが、かなりイケメンでした。いや、顔きれーーーい。
YouTubeで見てたそのままではあるけれど、体躯も相まってモテそう~~~~と思いました(笑) 忍者Tubeがはじまった頃に、「全身黒の黒田光輝です!!」とか言っていたのを思い出しました。いや、さらにイケメンになったねぇ~ もう青年だわ、と思いました(キモい感想でごめん)。
少年忍者の子は、ぶっちゃけ顔と名前以外あんまりよく知らないんですけど、顔だけじゃなく全身オーラがあるし、体力とかパワーみたいなものもあって、なんか見てるだけで元気が出てくるような感じですね。クロちゃんも、かっこいいんだけど、かっこいいだけじゃなくて、なんか元気を届けます!みたいな、元気出させてくれそうなパワーを感じるというか、
要するに、存在だけで人を元気にする力がありそうな雰囲気を感じました、個人の感想だけどね。
青の衣と、灰色のファーの衣装、似合っててかっこよかったです。
ダンスもやわらかいけど力強くて上手かったー。華があって、存在感があって、彼のことをよく知らないけれど、素敵だな、と思いました。




そしてれーあさん。
れーあさんの姿を見るのは、5,6回目…?私の推し遍歴の中ではかなり多めに現場に行かせてもらってます。今年だとミュージカル「手紙」とか、exシアターのサマステとか。去年のスパヒロも観に行ったりして、なにかとれーあさんを応援する機会が多いので、私の中では安心して会いに行ける、定期的に元気をもらえる そんな存在です。
私の中ではれーあさんは ”プロ枠” でして。HiHiの瑞稀くんとかと同じく、なんかもう「安心・安全・安定」な存在なんですよね。プロ!プロです、プロアイドルとしていつも頑張ってる姿が見られて、なんか応援できるのが幸せだなーなんてふいに思ったりする、そういう人なんですよね、

今回のれーあさんも、とても素敵でした。まず、ビジュが良い。
いや、これも安定要素のひとつなのよ、顔が良すぎる。顔だけじゃないけど、存在自体が輝いてる。舞台上に出てこられた時、「今日も輝いてんな~~~」って思いましたもん。なんかわかんないけど発光してるんですよ、肌が白いっていうのもあるかもしれないけど、
発光するアイドル、中村嶺亜
ですね。私が事務所だったらこういうキャッチコピーにします。(冗談)
そして衣装がなんでも似合う。最初の黄色も似合ってたし、途中のロン毛がこれまたびっくり。黒髪ロングになる場面があったんですが、なんかもう美少女よ、いや美人、美人。
よくシャンプーのCMで見るような髪を肩の前から後ろに流す、みたいな仕草がありますけどそれを何回かしてて、うわぁあああああああああああ
ってなぜに思いました。() めっちゃ美人でした。髪の毛を扱う感じが新鮮で新鮮で、うわあああああって食い入るように見てました。
いや、長髪良いな。きれいな顔の男性の長髪ってめっちゃ良いな
と思ったりしました、新境地。
白スーツに白ハットでマイケルジャクソンみたいに踊るシーンもあったんですけど、このときのダンスも好きだったなぁー
なんかれーあさんとクロちゃんで一人の女の人を落とし合う、みたいなシーンだったんですが、ふたりともダンス上手いんですけどそれぞれ少し違う踊り方をするから対照的な感じがして素敵でしたね。クロちゃんは上にも書いたけど、丁寧だけど力強さとパワーを感じる踊り、れーあさんは優しい、繊細、きれい、なめらか、な感じの踊り。どっちも柔らかくて軽くてスムーズで見てて心地よくなるような動きなんですけど、僅かな差で私の好みはれーあさんだったかな~ 体幹が見える感じが好きなんですよね、ターンとか、動きの力の入るところと抜くところが見える感じが好きでした。れーあさんのダンス素敵、 超個人的な感想でした(笑)

れーあさんはやっぱり期待を裏切らない、安心して舞台を見れる、そういう存在で、客席と向かい合うときもめっちゃ良い笑顔で、目がきれいな曲線になるような笑顔で、もうほんとに良いアイドルだよなぁと何回も思いました。
素敵すぎる、さすがれーあさんだな、と見ていて常に感じました。


やっぱキラキラな役者さんの姿、笑顔を見れる、パワーをもらえる ところが、舞台観劇の好きなところだなと思いました。
全員衣装がとにかく豪華で、たっかそうな布使ってるな….と終始衣装さんが気になって仕方なかったです(笑) 珍しそうな柄の布をたくさん使っていて、そういう布って高いんですよ、あとキラキラはキラキラでも、すごくきれいに光る布を使ってたりして、中東のイメージ、アラブの世界観が衣装で完璧に表されていて、すごかったです。ウィッグもたくさん使われてたから、衣装代がけっこうすごいんじゃないかな~とかそういうことも感じてました。
私の好きな布は、シェヘラザードの頭につけてた緑色の布。きれいだったな~ あとどこかの場面で全員おそろいのズボンになってたけど、そのときのデザインもアラビア風できれいだった。
いつか衣装デザインとかできるようになりたいんだよなー、というのは ひそかな夢。







という感じですが、
今回の舞台、正直残念ポイントもいくつか心に残りまして、
ちょっと書いとこうかなと思います。

まず、ストーリーが、よくわからない….

わりと私がストーリーを重視する、っていうのもあると思いますが、話の展開が急だったり、なんでここでこれが出てくるの?っていうのが多くて、
はじまりのシーンまでは全然大丈夫だったのですが、中盤の中国編に入ってから、誰が誰で、なにをやっているのか、よくわからなくなってしまって、
話がわからないと、パフォーマンスもちゃんと理解できなかったりするので、そこが私的ざんねんポイントでした。
どうしてああなってしまったんだろう。。。個性的、ではあったし、多分刺さる人には刺さる構成だったんだと思いますが、いわゆるわかりやすい舞台ではなかったのかな、と思いました。
人数が多いわけじゃないし、舞台の面積も狭いので、ストーリーがしっかりしていないと何がなんだかわからなくなってきちゃうのかなー、ちょっと退屈な瞬間もあったかな、、、と感じました、何回か時計を気にしちゃいました、  正直な感想です、

あと、音響が良くない…..

音響がとにかく良くなくて、音楽が大きすぎてセリフが聞こえなかったことが多くありました。セリフが聞こえないと、置いていかれてる感があるし、ん?みたいなちょっとの引っかかりがあったりして、
1階席だったら良かったのかもしれませんが、本当に聞こえない部分やハマらない部分が多くて、そこは残念でした….
劇場マニアの方だと音響をすごく重視する、という話を聞いたことがありますが、確かに音響ってすごく大事だ。。。と思いました。今まであまり酷い音響の舞台がなかったので、今回の舞台を見て、改めて音響の大事さを感じました。

残念ポイントは主にこの2つです、
正直に書きました






とまぁ、いろいろ書きましたが、華やかで世界観ぎっしりな舞台だったな~
やっぱり特にれーあさんのオーラがすごかった。ストーリーよくわかんなかったけど、れーあさんの顔見たら元気出たよ!!!笑 れーあさんの笑顔は本当に人を幸せにする力がありますよ、前から思ってたけど、それをまた実感しました。
私自身も元気もらって帰って、そのあと2日ぐらいなんかわかんないけど元気だったもん(笑) それぐらいのオーラとかパワーとかがあって、れーあさんはすごいなぁと思いました。
もちろんクロちゃんも、他の役者さんも、こんな360°客席に囲まれたステージで、逃げ場もなく、前も背中もすべて見られてて、正面からも上からも視線があって、こんな舞台に立つって、私だったら足の震えが止まらない(笑)
360°ですよ!?ぐるりって囲まれる、って普通にヤバイ。逃げ出したくなるよ、だけど堂々と、大声で喋って歌って、踊って。ほんと肝座ってるな じゃないけど人前に立つ、ってそれだけですごいことだな と思いました。
私自身、ちょっと注目あびるだけでも声が震えたり頭が真っ白になっちゃうようなスーパービビリ人間なので、どうしたらこんな堂々とできるのかなーともう不思議で不思議でたまらないのですが、経験なんでしょうかね。みなさん経験の数が半端じゃないですもんね。私もできないことで、できるようになりたいと思うことはとにかく経験積んで、克服していくしかないのかな、と思いました。
役者さんはすごい。





こんな感じで、今回のレポでした。
れーあさんに次会えるのは12月のジャニ伝かな、クロちゃんはいつだろう。
また次の機会に彼らに会えるまで、私も自分の場所で、自分のことを、一生懸命がんばりたいと思います。
キラキラな人を見すぎると、逆にやる気が削がれて「私なんてだめだめ人間だ~~~~」とか思っちゃうこともあるんですが、
そうでなく、「自分は自分でやるのだ!!」
と自分を鼓舞できる、勇気づけられるような、そういう風に変換していきたいですね。
もらったパワーを、自分の力に変換する
もっと自分を良くしたいですね、素敵な人に近づきたい。
舞台観劇をするたび、切実に思います。





そんなかんじで、
じゃあ、またの舞台まで!!




恒例のチケットと撮るやつ
一生の思い出だよね







2022.11.20 1:25


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