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映画「オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター」を見てきたよ!!





映画『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』

を見てきました~

初めて じっくりちゃんと見たから、新しい発見がいっぱいだった👀✨

舞台のオペラ座の怪人が大好きな私ですが、今回この映画版が大きいスクリーンで見れる ということで、
1回ぐらいちゃんと見よう~と思い、行ってきました🌹



私は公開から2週間たった頃の平日に見に行ったのですが、
それでも見にいらっしゃている方がたくさんいて、驚きました。
映画版のファンの方も多いようで、私も改めてちゃんと見れて良かった😳

以下、映画を見て印象に残ったことや気になったことなどを
思うままに書きたいと思います!







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まず、映画全体を見て思ったことは「ストーリーが細かい部分まで描写されている!」ということでした。
例えば、カルロッタがカエル声になってしまった理由がわかったり、
ブケーがファントムに首を絞められるシーンがあったり、😱
ファントムがオペラ座の屋根裏をしょっちゅう歩き回っていたり………
舞台版よりも、お話の細かいところがたくさん描写されていて、ストーリーがわかりやすかったです。
だからか、よりファントムの"人間"感を強く感じました。得体の知れないもの、ってより本当に"一人の人間"って感じ。

ファントムを演じていらっしゃるジェラルド・バトラーさんが、相当イケメンだったっていうのもあるのかもしれませんが👍
普通に顔がカッコよくて、瞳も魅惑的で 色気がすごくて😳
ファントムの設定として顔の半面が醜くてマスクで隠してるとはいえ、出てる部分は普通に超かっこいいから別に引きこもらなくてもいいのでは、、 と思ってしまいました(笑)
全然、マスク付けてる分には外で生きていけるよーってぐらい、マスクを着けてる姿がカッコよくて、それにまずびっくりしました。

さらに、Music Of The Nightでクリスティーヌに触れる時、クリスティーヌの身体の触り方が マジで慣れてる人の触り方だな、と思いまして、
「本当に人と触れ合ったことない???」となりました(笑) 人形で練習してたのかな🤔

私は舞台でのファントムに慣れてしまっていた分、ファントム像に想像と少しズレがあったりしましたが、総じてジェラファントムの色気と歌声に目が奪われっぱなしでした🙌 かっこよかったーー




クリスティーヌ役のエミー・ロッサムさんは、当時18歳…?だったらしく、「いや若すぎぃ…..!」と思いました。ファントムとラウルは何歳設定なの😂
とはいえ、18歳とは思えないほど大人っぽくて、綺麗で、オーラのある女優さんで輝きがすごかったです。発光している….!
真っ白で無垢なかんじがしたのも、私の中のクリスティーヌ像と重なるところがありました。
セリフを喋るときの声が可愛くて、歌声もきれい♡ CD音源ほしい!!

ただ歌はすごかったけど演技が、、、 というのが正直な感想で、
私的にはクリスティーヌの演技があまり沁みなくって、そこがあんまりこの映画の世界に陶酔できなかったポイントかもしれません😢
劇中、色んなシーンがあるけれど、まじでクリスティーヌが何を思っているのか、クリスティーヌの心がずっとよくわかんなかった、、、
表情はぜんぶ愛らしくて、可愛いんですけど、屋上に行くシーンとかラウルのどこに惹かれたのかとか、
そういった部分がよくわからなかった….

あと、最初の地下に連れて行かれる時の格好がけっこう際どくて、
スタイル良いのは素敵なんだけど、白いストッキングが見えてたり、体のラインがくっきりわかってしまって、ちょっとエロすぎでは…?と思ったりしました😔 女性らしさが出てるのは素敵なんだけどね。

ハンニバルでのクリスたちの踊り子の衣装も、舞台版で慣れてる私としては「ちょっと露出しすぎーーー!」となりました(笑) うるさいかな🙏笑





カルロッタに関しても、ちょっとイメージと違くて、
私の中ではカルロッタは『ちょっと気が強いチャーミングなプリマドンナ』な存在だったのが、映画の中では『歌声がうるさい・傲慢なオンナ』扱いされていて、ちょっと悲しかったです(笑)
劇場スタッフの人たちがカルロッタの歌に耳を押さえてるシーンとかあって、「えぇーうるさいもの扱いされてるの、、」って切なくなりましたね。
映画の制作側はファントムと同意見ってことなのかな🤣

あと、ピアンジも影が薄かったなーーーー もはや顔を覚えていない、、
舞台版に比べてピアンジの存在が薄くて、ちょっと抑え気味なかんじでした。

そのような形で、舞台とは大きく違うところもいくつかあったかなぁ、という印象を受けました。元々別々に作られていると思うし、どちらかに似せようとはしてないと思うので、まったく問題ないし、むしろ新しい発見や気づきを得ることができたので 楽しかったです😊




ストーリーについては、Think of Me後にクリスティーヌがメグと話すところで「幼い頃から、音楽の天使の声が聞こえたの」と言う描写がありましたが、
ということは、クリスが孤児としてこのオペラ座に来て、7,8歳?ぐらいの時からファントムは目をつけてたってことですか?…..(ちょっと怖い)
子供に恋をしてたってことなのかなー….. ってよりも、最初はやっぱり「孤独な少女に寄り添ってあげたい」って気持ちがあって、
そこから恋心に発展していったってことのかな... などと思いました。

それにしても、黒いリボンつけたバラが毎回送られてくるの、なんだろう、人間味がありすぎる(笑)
舞台版では、「誰かわからないけど天使の声が聞こえる」って程度だったので、エンジェルの存在はクリスティーヌの夢の中だけの話かもしれない、というか、エンジェルはファンタジー・架空の存在っていう可能性を残していたかと思いますが、
映画版では実際にバラが何度も送られてきているので、「そりゃあもう人間だろ」とツッコみたくなりました🌝笑




とはいえ、やっぱりファントムは色気がすごかったし、身長高い人持ってくるのいいなーーイケメンだなーーーーーー眼福。
といった感じで、映像として とても楽しめました🙌
ファントムって地下にずっと住んでるから不健康なはずなんだけど、ジェラファントムは体格も良さげで、どうなっているのか、、 
目線がぜんぶエロかったです()

地下の棲家もけっこうオシャレだな~という感じで、
ファントムに「芸術の才がある」ということを暗に感じられるようなセットでとても良かったです。自分で描いたであろう 絵が貼ってあったり、舞台の模型があったり。
地下で、一人っきりで、芸術を高めているんだな、ということが伝わってきました。

あと、ずっと黒革手袋してんのもよき。。。生ではクリスティーヌに触れませんよ、的な、、、よい、、
クリスティーヌに花嫁人形を見せるところとか笑顔が嬉しそうでキュンとしましたし、倒れたクリスティーヌを優しく運んで、手を出さないところも推せる😤

やっぱりラウルよりファントムのほうがよくないですか、、、クリスティーヌさん、、、、笑





All I Ask Of Youは、ずっとファントムが陰から二人を見る描写があって、それが切なかったです。苦しそうだったし、バラが、、、
そういった細かな描写は舞台版には無いので、その時ファントムがどんな顔をしてふたりを見ていたのか、それが見れるところは 映画版の素敵なところだなーと思いました。


お墓のシーンでラウルと剣で戦うのは、舞台を見てる身からすると「なんだこの展開!?!?」って感じでちょっとうーんでしたが、、、笑
アクション出したかったかもだけどー…..  うーん、剣で戦う???
みなさん言っていますが、地下でずっと暮らしてたファントムと地上で暮らしていたラウルが互角の戦いしちゃうってどーなの~ 
(ファントムは地下で筋トレしてたのかな、、、いつか地上に出れることを夢見て。。。)


そういった場面からも感じられるように、ラウルのお坊ちゃん味が強かったように思います。今までも散々、ファントム派の人から『ただの金持ちのボンボン!!』扱い(ラブネバーダイとかでも、その印象が濃くなってるけど)されていますが、映画版では金髪ロン毛だったので、その感じがさらに強く出ていたし、
なぜラウルはクリスティーヌが好きなのか」という点がよくわかりませんでした………..  冒頭、支配人ズがハンニバルを見学していたときに、クリスティーヌを指さして「あの美人は誰ですか?」と聞いていたけれど、
単に美人だから求婚してるわけ???  幼なじみとはいえ、長い間ずっとクリスティーヌのことを想ってたわけじゃないでしょう.…… という点が気になったりしました😥
髪型といい なんだかビジュアルの面から、ラウルが軽薄男に見えてしまって、そこがちっと残念…… 舞台版との違いだなぁと感じました。
舞台ではちゃんとラウルも良い男だったりするので(四季の俳優さんのイケメン率が高いかもしれませんが 笑)。
マスカレードで、レッドデス(ファントム)が出てきた時も、クリスティーヌを残してどこかに行っちゃうし…. あれってどこに行ってたんですか?ベルトかちゃかちゃしてたけどまさかのお手洗い!?(それとも剣を取りに行ってたのかな) クリスティーヌがファントムに連れ去られちゃうかもしれないのに、1人残して行っちゃうのはちょっと、危機感無くないか……. 等と思ってしまいました🧐




あと、シャンデリアが落ちてくるタイミングが、マスカレード前じゃなくドンファン後だったのは、そのほうがお話としては まとまりが良くなるなー!と感じました。イルムート後でもいいけど、そうするとその後オペラ座の運営が続けられないぐらいの大打撃を受けそう(笑)  
そしてオペラ座めっちゃ燃えてたけど、何十年後かのオークションで色々残っているのがまた不思議….   かなり燃えていましたが、、、



ラストシーンでは クリスティーヌが「You are not alone」って言ってからファントムにキスして、、、 ファントムもクリスにキスされた直後、笑顔になっていたのが大きな救いだな、と感じました。
キスされたら単純に嬉しいよね、、 けっこう濃厚めのキスをしていて、ファントム良かったねぇ、、、という気持ちになりました。
よく考えるとキスされたら、「クリスティーヌが自分のこと好きになってくれた」「認めてくれた」って風に思うんじゃないかなぁなんて思いまして。
でもその直後にファントムはふたりを逃がしているので、ファントムはどういう風に感じたのかな?本当の愛に気付いたとか、そんな感じ?あの笑顔は、キスしてもらえて嬉しい&自分の愛がズレていたことを悟って切なくなった 等の気持ちがミックスされているってことなのかなぁ。
ほんと、オペラ座は奥が深すぎてこういったことを考え出すと、いつも迷宮入りです🤔


ラストのラストで、クリスティーヌが指輪を返しにきた時、
近づいてくるクリスを見て、ファントムが嬉しそうな顔をするカットがあり、
四季の清水ファさんもそういう表現をするけれど、やっぱり一瞬、『クリスティーヌが自分の元に帰ってきてくれた』ことを期待したのかな、と思い、
それがつらかったです。

去るクリスの背中を見つめるファントムが、切なすぎる、
きっと何度も何度もクリスティーヌを手に入れることを想像しては、現実的じゃないと思い、それでも希望を捨てきれず、地下に連れてきたときはすごく胸が高鳴っただろうなぁ………
最後に、「It's over now.(すべて終わった)」と言いながら、醜い自分が写っている鏡を割りまくって割りまくって、最後は消えていってしまう、
そんな終わり方が、悲しいけれどとてもスッキリしていて爽快感すら感じるなぁと思い、このエンディングが好きだなぁと感じました。


回想から老ラウルがクリスのお墓参りに行くシーンに戻り、
ラスト、お墓にバラと指輪が置いてあったのは、より一層切なかったです。
ふたりはずっと、どこまでも一緒にいるんだよ。


映画版をずっと見ていて、最後にこのシーンを見て、
「やっぱりどこまでもファントムに寄り添った作品なんだな」と感じました🥺
ファントムの味方じゃなかったらこんな演出しないもん、
ふたりにはラウルに入り込めない絆や関係性があって、それはクリスティーヌがいなくなっても、ずっと永遠に続くんだ、と言われているような終わり方でした。






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映画を見て、感じたことはこんなところです~
舞台にどっぷりと浸かってしまった私なので、どこか常に舞台版との違いを探るような見方をしてしまいましたが、
全く違うシーンでも、それはそれで楽しめたり、(やっぱり決闘のシーンが印象深い🔥)
これもアリだなぁ、こんなこともあったのかもしれないなぁ などと思いながら見ることができたので、
行ってよかったです♡

やはりファントムとクリスティーヌは結ばれませんでしたが、、、、(*´Д`)ザンネン


約2時間、しっかりと見て満足し、さらにオペラ座について知っていきたいなぁ!と思える体験でした。
オペラ座に関する本でまだ読んでないものとか、見てないものを色々調べて吸収していきたい!
そしてそのうえで、私はふたたび劇団四季さんのオペラ座を見たいなぁ、と思います(笑) ←やっぱり舞台が好きなのさ



映画のいいところは、より多くの人に見てもらえることだよね!
私自身も新しい発見ができて、とても楽しかったです✨

この経験を糧に、また自分の生活をがんばろ~う(*´ω`*)




以上!





2024.7.17 0:27


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