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詰まる場所が違うだけ!心筋梗塞・脳梗塞

こんにちは睡眠bodyコンサルタント 矢間あやです。
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血管の中で血栓がつまる場所が心臓なら心筋梗塞。脳なら脳梗塞。

どちらも動脈硬化が引き起こします。

動脈は、酸素や栄養素をたっぷり含んだ新鮮な血液を、心臓から送り出す血管。弾力性があり、血液がスムーズに流れるよう、管の内壁はとてもなめらかです。

ところがその血管が硬くなり、内壁にコレステロールなどが溜まると、血液の流れが悪くなります。この状態が動脈硬化。

動脈硬化が進行すると、ますます血管の弾力性が失われ、血管が傷ついて破れたり、あるいは動脈瘤ができて血液の流れが悪くなったりします。

血栓は、血管の中に血の塊が作られつくられます。

血液はもともと怪我で出血した場合に備えて、固まる性質があります。

健康な場合は問題ないのですが、動脈硬化が進行していると、血管が細くなっていたり、血管内の内壁にコレステロールなどがへばりついていると、血液が流れにくくなり、血液が固まりやすくなり血栓ができてしまいます。

心筋梗塞とは?

心臓は心筋という筋肉で出来ていてお休みせず動いています。

心筋梗塞は、心臓にある、冠動脈の血流がほどんど止まってしまい、酸欠状態から、心筋の一部が壊死してしまう、または、壊死してしまった状態を言います。

心臓に強烈な痛みが走り、冷や汗や吐き気などを感じたり、実際にそのまま帰らぬ人になることも。

たまに、一時的な詰まりでダメージなしで回復することもあります。
それを狭心症と言います。

狭心症は繰り返す場合は、ニトログリセリンなどの常備薬で発作を抑えるようにします。

とにかく手当てが早いほど治癒する確率も高いので、なんか変だ!と思ったらすぐに病院で受診することをオススメします。

脳梗塞とは?

心臓で血栓が詰まれば心筋梗塞。脳で詰まれば脳梗塞になります。

脳梗塞は脳のどの部分が壊死するかで、麻痺や後遺症の症状が違ってきます。

右脳に梗塞がおこれば左半身が麻痺し、左脳なら左側が麻痺を起こします。

言語中枢が障害されれば、言葉を話すことが出来ない、話したいけれど言葉が出ないなどの症状が現れます。

その他にも、ロレツが回らないや、目の商店が定まらない、意識障害が起こるなどの場合もあります。

重度の場合は昏睡状態に陥ることも。

脳梗塞は、実は前兆として、数時間程度で治まる一過性脳虚血発作が起こることがあります。

症状は脳梗塞とほぼ同じで手足の麻痺が出たり、力が入らなかったりします。

自然に治まるため、放置してしまう人が少なくありません。

脳梗塞で一命を取り留めても、麻痺や言語など、重い後遺症が残ることが多く、また、再発するリスクが少なくありません。


生活のここが変わる

心筋梗塞では、一命を取り留めたとしても再発を避けなければなりません。

なので、発作のきっかけになるような急な温度変化や暴飲暴食、過労、過度のストレスはご法度。

慎重に暮らすことになります。

有酸素運動は血流を促し、血圧を下げるなどの効果があるので、推奨されますが、ゴルフのような急激に心臓に負担がかかるようなスポーツは要注意です。

脳梗塞の場合は、一度死んでしまった脳細胞は今の医療では再生不可。

脳が障害を受けた部分の後遺症が残ります。

リハビリを受けて回復させるのですが、麻痺の程度や、状態により人それぞれ。

自宅を改修したり、手すりをつけるなど生活環境を変えていくのはもちろんですが、程度によっては、人の手を借りて生涯生活しないと生活が出来なくなることもあります。

梗塞を起こさないことが一番大切

心筋梗塞も脳梗塞もどちらも、血管内の血栓が心臓で詰まるか、脳で詰まるかで引き起こされます。

この背景にはるのは、動脈硬化。

動脈硬化は肥満高血圧糖尿病、タバコやストレス、運動不足などの生活習慣病が原因で起こります。

結論としては、生活習慣病にならないこと。

そのためには、栄養バランスの良い腹八分目(腹六分目)の食事をこころがけ、適度な運動を行い、良質な睡眠を得ることが、大切になります。


食事や運動は比較的分かりやすいですが、睡眠は個人差や感覚的なものが大きいので軽視されやすいですが、食事と運動と睡眠のバランスが健康であることは大切になってくると私は思います。







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