自分にフェイントをかける 想定外の発見から日々を少し楽しく過ごす工夫とは
「想定内の経験からは想定内の満足しか得られないということか…」
最近は買い物をする時にまずする事が「検索」だと思います。レストランに行くのも、家電を選ぶのもまずは検索。そして、ランキング上位のモノをチェック。
誰しも失敗したくないので、買い物の生産性を高めるためにこうした行動に出ますよね。
そして、買い物に限らずとも、情報そのものについても「検索→ランキング→上位の情報をチェック」という行動は我々の脳に刷り込まれたかのように自然に行なっています。
この「ランキング思考」とも言うべき刷り込まれた行動について先日記事を書きました。
先日、もつにこみさんの記事でこの記事をご紹介いただきました。とても嬉しかったので、ご紹介返しをさせていただきたいと思います。素敵な記事なので是非ご覧頂ければ嬉しいです。
この記事の「旅先でのお店探し」のお話はとても共感できます。
旅行先ではそういうネットの情報もいいのですが、地元の人に話を聞いたりして、お店を探すようにしています。そうすると、意外な話しが聞けたり、思い出になるのではないかと考えています。
行き当たりばったりで入った店が意外に美味しかった。寄り道した時にたまたま見つけた店が良かった。偶然紹介された店に行ってみたら当たりだった。こうした経験って結構ありますよね。
これらの共通点は「想定外」という意外性や驚きにあるのではないかと思います。ランキング情報をチェックしてからモノやサービスを体験するのはある種「想定内」。その、外側に意外性や驚きがある。
そして、もちろん失敗もあります。でもその失敗も話のネタにすれば価値になりますよね、
無駄や非効率こそ、自分だけが知り得た一次情報であり、人に語った時に「エピソード」として価値に変換されやすいです。
では、想定外の発見をするにはどうすれば良いでしょうか。私が使っているのは「自分にフェイントをかける」という言葉。
例えばレストランで注文するシーン。色々迷っていよいよオーダーするタイミングで、注文の直前に全く検討してなかったメニューを口にする事があります。自分でも、「おいおいそんな気分じゃ無かったでしょ…」と思ったりしますが、新しい発見があり面白いです。
家までの帰り道に急に見知らぬ小道に入ってみたり。美容室で選ぶ雑誌を普段興味のない女性誌をチョイスしたり。感覚的には自分にフェイントをかけている感覚です。
「嘘でしょ、まさかそれ選ぶ??」と自分でツッコミを入れるくらいの感覚で自分の意表を突くと楽しくなって来ます。
脳と手足が繋がってないかのように、勝手に頭より下が動いて行動する。その行動に身を委ねる感覚を楽しんだりしてます。
日々を少し楽しく、小さな発見をしながら鮮度高く過ごす工夫として、こうした「自分を騙す思考」や「脱線力」を養うのが良いのではないかと思います。
今日は日曜日、いつもとは違う普段やらない事をあえてしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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