【noteで使える文章術】Vol.3 文章で一番重要なこと
【今日のポイント】
文章を書く中で特に重要なポイントをお伝えします!
突然ですが、文章を書く上で一番重要なことって何だと思いますか?
「内容」「文法」「構成」等々、様々な答えが出てくるかと思います。
僕が思う一番大切なことは
文章を書く目的をはっきりと持つことです。
どうして目的を持つことが一番重要なのか
一貫した目的を持った文章にするにはどうすればよいのか
noteで使える文章術第3弾では、「目的」について掘り下げていきます。
1 「書く」とは
あなたはどうして「書く」のでしょうか。
記録するため
何かを覚えるため
自分の考えを言語化するため
誰かに自分の思いを伝えるため
わざわざ文字に起こす以上、「書く」ことには必ず目的が存在しています。
書く目的は人によって、そして場面によって様々です。
ただ、noteを書く目的に絞ってしまえば、「誰かに自分の思い・考え知って欲しい」そう思う方が多いのではないでしょうか。
では、自分の思いを相手に伝えるためにはどうすればいいのでしょうか。
2 思いを伝えるには
私たちは「誰か」に「何か」を伝えたくてnoteを書いています。
では、伝えるためには何が必要でしょうか。
それは、「何を」伝えたいのか、自分の目的をはっきりと持つことです。
例えば、僕が公務員について話したいなと思った時、公務員の「何を伝えたいのか」目的を持ってないと、よく分からない話になってしまいます。
給料は◯◯円です
公務員になるためにはこんな勉強をしました
公務員の歴史とは
実際こんな仕事をしてます
公務員法について
公務員について思いついたことをとりとめなく話してしまうと、何を伝えたかったのか相手は分かりません。
極端な例のように感じますが、意識してないところで意外とやってしまってます。
こんなことを避けるためには、「何を」伝えたいのか。目的をしっかり持つ必要があるのです。
公務員の良さを伝えたいのか、実態を伝えたいのか、雑学を伝えたいのか、目的によって書く内容や構成は全く違ったものになります。
書く「目的」を明らかにする
当たり前ですが、必ず意識する必要があります。
3 「目的」を持って書く方法とは
「noteを書くこと」とは「誰かに何かを伝えること」
「誰かに何かを伝える」ためには「目的」が必要
では、「目的」を持った文章を書くためにはどうすればよいでしょうか。
実際に僕が使っている方法を3つご紹介します。
■ どうしてそのテーマを書きたいと思ったのか
「目的」を持った文章を書くためには、当たり前ですが、何を伝えたいのかはっきりさせておく必要があります。
何かを書く以上、目的を持つのは当たり前のように感じますが、意外と「テーマ」と「目的」がごっちゃになっていることがあるんです。
というのも、僕自身「何が目的でこのテーマ書くんだろう」と思うことが結構あります。
目的をはっきりさせるオススメの方法は、
自分がそのテーマを書きたいと思った理由を深堀りすることです。
例えば僕が急に「味噌汁」をテーマにnoteを書きたいと思ったとします。
「味噌汁」をテーマにしたいと思ったからには、何かしら「味噌汁」に対して思ったことがあったのでしょう。
とびきり美味しい味噌汁を見つけた
味噌汁を通して面白い経験をした
初めて味噌汁を作ってみた
などなど、味噌汁という同じテーマでも、そのテーマを書きたいと思った理由は様々です。
「書きたい」と思ったからには、自分にとって強い衝動があり、誰かに伝えたいという気持ちが生じています。
自分が書きたいと思った理由が、相手に伝えたいこと、文章を書く目的になるのです。
自分がどうして書きたいと思ったのか考える
シンプルですが是非試してみてください。
■ 相手の姿をイメージする
今度は、「目的」に沿った文章を書く方法です。
これも色々と方法がありますが、1つオススメなのが、自分の文章を読んだ相手の姿をイメージしてみることです。
この文章を読んだら相手はどんな感情になるだろう
自分の意図を汲み取ってもらえるだろうか
こうやってイメージすることで、自分の意図が相手に伝わるか考えることができます。
相手ファーストで文章を書くことは非常に重要ですが、自分の考えが相手に伝わるかどうか考えるうえでも使えます。
■ 2つ以上のテーマを書きたいとき
1つの文章につき、1つの目的にすることは非常に重要です。
なぜなら、2つ以上の目的があると、相手からすれば何を伝えたい文章なのかよく分からなくなってしまいます。
とはいえ、1つのnoteにいくつかのテーマを入れたい時もありますよね。
例えば、「noteの書き方」と「noteの読み方」を1つのnoteに書こうと思っても、目的が分かれているため読みにくくなってしまいます。
では、どうすればこの2つのテーマを1つのnoteにできるでしょうか。
単純ですが、「noteの歩き方」を目的にしてしまえばいいんです。
つまり、「書き方」や「読み方」のような複数の目的を1つの文章にしたいときは、「noteの歩き方」のように2つの目的を包括するような目的を持って書けば、相手を混乱させずにすみます。
目的は1つに、目的が複数になるときは1つにまとめる
単純ですが、分かりやすい文章を書くためには重要です。
【本日のまとめ】
✔︎ noteを書く僕たちは、誰かに何かを伝えたいと思っている
✔︎ 誰かに何かを伝えるためには、「目的」が必要
✔︎ 目的を見つけるには、書きたいと思った理由を考える
✔︎ 相手に伝わるかどうか、相手の姿をイメージしてみる
✔︎ 文章の目的は1つに。複数の目的になる時は包括的な目的にする
いかがだったでしょうか。
「目的」を持つことはある意味当たり前ですが、当たり前だからこそしっかりとやり切る必要があります。
目的を持つ必要性を発見・再確認し、これからのnoteに生かしてもらえると非常に嬉しいです!
本日も最後までありがとうございました!
なお次回は、一貫した目的を持って書くためにも重要な、「下書きの作り方」をテーマにしていきます。
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