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僕の頭の中、覗いてみませんか?【バンテリンドームに隠された秘密とは】

【今日のポイント】
毎月恒例、メモ晒し企画です。

yawaraishiです。

さて年が明け新しい月に入りましたので、毎月恒例企画
僕の頭の中、覗いてみませんか?
やっていきたいと思います。

初めての方向け企画の概要↓

「メモの魔力」を読んでから日常的にメモを取るようになった僕が、1ヶ月の間に実際に取ったメモをいくつかピックアップして紹介する企画
興味深いものからくだらないものまで、明日のあなたにも役立つかもしれないメモをお届けします!

メモを晒すこと=自分の頭を晒すこと

是非、僕の頭の中を覗いていってください!

メモ1:ポジションを得る前からイメージする

まず1個目にお届けするのは、NTTの澤田代表取締役社長のインタビュー記事からです。

澤田社長は、社長になる前からNTTの課題をひたすらメモしており、その数なんと140個もの課題を記録していたようです。

そして、社長になった途端自分が感じていた課題を、部下に達成すべきタスクとしてプレゼントし、すぐさま問題解決に取り組みました。

NTTといえば、最近ドコモを完全子会社化し、ドコモで格安の通信量プラン「ahamo(アハモ)」を発表し話題になりました。

社長に限らず、仕事ではポジションが変わる機会が突然訪れます。また、その機会を生かせるかどうかが、今後のキャリアにも関わります。

「上の目線で仕事をする大切さ」はよく聞きますが、自分がそのポジションになったらどんなことを解決したいのか、日々考えながら仕事をする重要性を感じたインタビューでした。

メモ2:バンテリンドーム誕生

東海地方にお住みの方以外には馴染みのないニュースかもしれませんが、中日ドラゴンズの本拠地、ナゴヤドームの名称がバンテリンドームになりました。面白いネーミングですよね(笑)

これは、バンテリンやキャベジンで知られる興和株式会社が、ナゴヤドームの5年間のネーミングライツ権を購入したことにより、実現した話です。

側から見ればただの面白い話ですが、僕は個人的に深読みしてます。

興和という会社は医療品に限らず様々な事業を手がける会社で、実はアベノマスクを一番受注したのもこの興和なんです。

また、興和は愛知の名門企業なのですが、本業だけでなく愛知県の発展に寄与した出来事がいくつかありました。

1つめは遥か昔、興和の前身企業だった頃、トヨタ自動車の前身企業である豊田自動織機の創業者豊田佐吉に対して自動織機の開発支援を行っていました。

つまり、興和がいなければトヨタ自動車は誕生していなかった可能性があるんです。

また、名古屋には御園座という歌舞伎等を行う劇場があるのですが、経営悪化により一時期倒産も囁かれていました。

これを救ったのも興和です。

興和が中心となり県内の企業から資金を集め、御園座を見事再建しました。

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さて話を戻しましょう。

愛知の名門企業であり、愛知の発展のために何度も動いた実績のある興和が、ナゴヤドームのネーミングライツ権を購入した。

ネーミングライツの契約料は公表されてませんが、他の事例から推測すると年間2〜5億円程度ではないかと思います。

ファンの口からこんなことを言うのも悲しいですが、中日ドラゴンズといえば、金銭的な余裕がなく、ケチな球団として有名です(笑)

興和が中日ドラゴンズを救うため、金銭的支援としてネーミングライツ権を購入したではないか。

そんな裏話をひとり勝手に邪推しています(笑)

メモ3:白菜の黒い点

3つめは非常にライトなメモです。

冬といえば鍋。鍋といえば白菜。冬に欠かせない食材白菜ですが、黒点がついているのが気になることはないでしょうか。

実はこの黒点、品質が悪化した印ではなく、ポリフェノールみたいです。

なんとなく黒点を見かけると食べていいものかと悩みますが、これからは悩まず、より鍋を楽しめそうです。

メモ4:ブランディングの変化について

続いては、中川政七商店代表取締役会長インタビューからブランディングの変化についてです。

中川会長によると、これまでのブランディングは
安心」→「ラグジュアリー」→「ライフスタイル」と変化しており、今は「ライフスタンス」に変化しつつあるとのことです。

ライフスタンスとは、思想やビジョンなど企業の価値観が問われること。

つまり、商品そのものの魅力だけが問われる時代から、その商品を作る企業の価値観まで問われる時代になってきたということです。

確かに欧州では、SDGsに積極的に取り組んでいる企業の商品を買うようにするなど、企業の価値観を重視する動きが進んでいるように感じます。

日本ではCM等を見ても、商品の魅力で勝負している企業が多く感じますが、この企業の価値観重視する流れ、日本にとっては好都合かもしれません。

何故なら、人口減少社会が進む以上、商品を安く多く売る戦略には限界が来ているからです。

これを打破するには、今まで以上の付加価値を商品に与え、数ではなく質で勝負する必要がありますが、日本の製品は既に高品質なものが多いです。

では、何を付加価値にするか。

僕はこの、ライフスタンス、企業の価値観が新たな付加価値になり得ると思ってます。

いかに魅力的なビジョンを作り、消費者に共感してもらえるか。新しい時代のテーマかもしれません。

メモ5:個人情報との付き合い方について

最後のメモもインタビューからです。

DX(デジタルトランスフォーメーション)の流れが加速化してますが、デジタル化とセットで考えなければいけないのが個人情報をどう扱うかという問題です。

昨年10万円給付がスムーズに進まなかったように、現在の日本行政は、デジタル化の恩恵を全く活用できていないと言っても過言じゃないです。

これは日本人の性格も影響しており、個人情報の問題になると、個人情報の監視へ話が飛躍し、話が進まないことが多々あります。

中国のような監視国家は問題ですが、EUのように上手くルール作りしながら個人情報の活用を検討している国もあるのも事実です。

つまり、日本は無活用か監視の1か0に話が収束しがちですが、その間にちょうどいいラインがあるはずです。

DXは人口減少社会を乗り切るためには必須ですし、行政の効率化を図るためには、個人情報を個人の権利を侵害しない範囲で活用していく必要があります。

そのためには、環境を整備しながら国民への理解を進めていかなければなりません。

慎重な日本人の性格を考えると、中々難しい問題ではありますが、ここで鍵となるのは、またしても”ビジョン”だと思います。

個人情報をどのように保護・活用して、どんな社会を目指すのか
明確なビジョンの作成と、その共感への努力

これからの行政には、企業と同じようにビジョン、行政が描く地域の未来を住民に共有し、理解してもらう努力が必要ではないかと思っております。

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さて、本日は僕が12月にとったメモから5つ紹介させていただきました。

5つ中3つ出てきたインタビューですが、ダイヤモンドオンラインの会員になると見ることができます。

様々な日本企業トップのインタビューを読めるのは非常に面白く学ぶことも多いですので、もし興味が沸いた方は会員になることを検討してみてください!

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

もし良ければ以前のメモ企画も覗いてください!