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【全社会人に捧ぐ】最高の思考本

【今日のポイント】
そもそも思考法を学ぶ理由とは

2021年が始まり早2ヶ月が経とうとしていますが、今年暫定1位の本に先日出会うことができました。

それは、寺澤伸洋さんの「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」です。

思考法の本は世の中にたくさんありますが、この本はかなり異質であり、僕が出会った思考本の中でもダントツでオススメできるものです。

さて、本日は
✔︎ 他の思考法本とは違う強みは何か
✔︎ そもそもどうして思考法を学んだ方がいいのか
この2点についてお伝えすることで、「読んでみたい!」と思うあなたの気持ちを引き起こしたいと思います。

1 何故そこまでこの本を推すのか

僕は思考法に関して非常に興味を持っており、今まで様々本を読んできたと自負しています。

一方、思考法の本は役立つものも多いのですが、本当の意味で心に残った本に出会ったことはなかったんです。

その理由として、思考法本は
✔︎ 専門的で内容は良いが、理解が難しいもの
✔︎ キャッチーで読みやすいが、テクニックに走りすぎて内容が薄いもの

この2つに大別できるからだと思ってます。

結果、「内容は濃かったけどいまいち理解仕切れなかったな」「色々テクニックが出てきて面白かったけど、内容が薄かったな」こんな感想で終わってしまいました。

しかし、今日紹介する「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」はこのどちらもクリアしているんです。

つまり、「読みやすいのに、深い」そんな思考本です。

この本が、今までなかった「読みやすさ」と「深さ」を両立できた理由は何なのでしょうか?

僕は主に2つの理由があると思ってます。

■ ストーリー形式になっている

この本1番の特徴は、実体験を踏まえたストーリー形式で話が進んで行くことです。

初めて本を開いた時、「思考法なのにストーリー形式?」と非常に驚きましたが、読み終わると非常に相性が良いことに気づきました。

思考法は奥が深いので、普通に書いていくとどうしても内容が難しくなります。

そこで、内容は深いまま対話形式のストーリーにすることで、「読みやすさ」+「読者が自分で考える機会」が確保できるのです。

難しい内容を、ストーリーで伝える
ストーリーにするが内容の深さは落とさない

この絶妙なバランスが、この本をオススメする一番の理由になります。

■ 例え話が秀逸すぎる

難しい話を相手に伝える際には、「例え話」が非常に重要です。

この本も、ストーリーの中に様々な例え話が散りばめられているのですが、この「例え話」が非常に分かりやすいんです。

例えば「広い視野を持って考える重要性」を教えるために、「美味しいカレーの作り方」を例示として使ってます。

あなたは「美味しいカレー」を作るためには何が必要だと思いますか?

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そんなのは「レシピ」と「素材」と「作り手の腕」ですよね。

でも、美味しいカレーかどうかは誰が食べるかによっても変わりますし、食べる場所の雰囲気によっても変わります。

食器によっても変わりますし、つまり美味しいカレーを作るために考えるべきことは、視野を広げるとたくさんあるんです。

こんな感じでハッとするような例え話が多く、作者の意図がすんなりと頭に入ってくることが、この本を薦める2つ目の理由になります。

さて、このように、「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」は思考法本として、非常にオススメできるものです。

でも、そもそも思考法を学ぶべき理由は何なのでしょうか。

「どうして思考法を学ぶべきなのか」僕が思う理由をお伝えしていきたいと思います。

2 思考法を学ぶべき理由とは

思考力が重要だとあらゆるところで言われますが、どうして重要なのか、改めて聞かれると少し悩みますよね。

僕が思う思考法を学びべき理由は、これからの時代で成功するため。そして、自分らしく生きるため。この2点です。

では具体的に、思考法を学ぶことでどんな能力が鍛えられるのでしょうか。

主に3つの能力が鍛えられると思ってます。

■ 対応力が上がる

まず1つ目は思考法を鍛えることにより、対応力が上がります。

例えば、「A商品を売るべきかどうか」という問題を考えた時、最終的な結論は売るか売らないかの2つになりますので、多くの人の意見は同じになります。

しかし、同じ意見だとしても、「A商品はいい→Aは売るべきだ」と考えた人と「A商品はいい→市場の需要はどうか。競合相手はどうか。利益率としてはどうか→Aは売るべきだ」このように考えた人では、思考の深さが違います。

同じ意見だとしても、その後実行していく過程での対応力は、深く考えた人の方が柔軟かつ迅速に対応できます。

このように思考力を鍛えることで、同じ結果に対しても深く考えることができ、よって対応力をあげることができるのです。

■ 説明力が上がる

あなたは人に説明することが得意でしょうか。
思考力をあげることは、説明力の向上にも繋がります。

何故なら、説明することとは、相手がどんなことを考えているのか考える作業だからです。

相手はどれぐらいの知識を持っているのか
説明の中で相手が分かっていなさそうなポイントはどこか
相手は何を求めているのか

このように、相手に伝わるように自分の意見を伝えるためには、相手のことを考え抜く、思考する必要があります。

そういった意味で、思考力を鍛えることは、説明力を鍛えることにも直結するのです。

■ 自分らしさが生まれる

思考力を学ぶことによって鍛えられること、それは「自分らしさ」です。

急に壮大になりましたが、思考力が上がれば間違いなく自分らしさが生まれます。

「人間は考える葦である」

誰でもこの言葉を聞いたことがあると思いますが、これは哲学者パスカルの言葉で、「人間というのは弱い面もたくさん持っているが、考えるという働きがあるから偉大である」という意味を持つ言葉です。

つまり、私たちは考えることにより、人間らしさ、自分らしさを表現できるのです。

特にAIが発展すれば多くの仕事、多くの人が代替可能になると言われますが、そんな中人間とAIを区別するのは、自分らしい柔軟な発想です。

先ほどの対応力の話とも関連しますが、同じ結果だとしても人によって考える深さが違います。

つまり、考える深さがその人にしか出せない「考え」を生み、それがその人らしさに繋がっていくのです。

ちょっと哲学的な話になりましたが、「思考法」を鍛えることで、「自分」を表現できるようになるのです。

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このように思考法とは、これからの時代で成功するために必要な「対応力」と「説明力」を鍛え、また「自分らしさ」までを生み出すことができる非常に重要なものになっています。

また、今話した内容を直感的にできる方もいるとは思いますが、直感力は生まれ持った才能に左右されるところがあります。

一方、思考力は、鍛えることができますので、誰でも平等に努力によって身につけれるものです。

「自分らしく生きるため」そして、「自分の夢を実現するため」には思考力、思考法は必須だと思います。

そしてそんな思考力を学ぶには「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」は最適な本ですので、読んだことない方は、是非この本に手を伸ばしてみてください!

本日も最後までありがとうございました!

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