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Vitalityの魔力〜住友生命バイタリティ体験記〜

「保険の勧誘か」と思ったあなた
ちょっと待ってください、ビジネスの話なんです。

皆さん生命保険は入られているでしょうか。

僕はこれまで、
若いうちは保険に入らなくても大丈夫派
でしたので、あらゆる勧誘を跳ね除けてきました。

しかし結婚した今、無保険は流石に無責任かと思い
最低限の保険に入ることにしたんです。

職場に勧誘にきた保険会社の中から
直感でピンと来た保険がありそこと契約したのですが、これが思った以上に僕にハマりました。

保険でハマるってのも謎だと思いますが
人間の心理を本当にうまく捉えてるんです。

保険の勧誘ではなく
ビジネスとして魅力的な「Vitality」
どの辺りが魅力的なのか今日はお伝えします。

1 健康でいたくなる、楽しい保険Vitality

今日の主役となる保険、それは
住友生命「Vitality」です。

最近バナナマンの2人がCMを担当しているので、
知っているかもしれませんが概要から
(面倒な方は読み飛ばしてください)

住友生命「Vitality」
「運動や健康診断などの取組みをポイント化し評価する」という仕組みを通じてリスクそのものを減らす保険

保険内容としては、生命保険、介護保険、医療保険などがある普通の保険なのですが、大きく他社と異なるのは、日々の運動が保険料に反映される仕組みです。

毎日の歩数や運動が日々記録され、その結果により保険料が割引されます。

契約時に通常の15%割引から始まり
運動量や健康診断の結果により年最大2%ずつ割引
最終的には30%の割引額で保険を契約することができるんです。

正直15%割引と言っても若いうちは
そこまで他社より安いわけじゃないんです。

しかし、保険は歳を取れば取るほど高額になるものです。

なので若いうちに入って運動をして、
保険料が高額になる30〜40代までに30%割引を目指す
そんな気持ちで僕は契約しました。

【バナナマンが出演するCM】

2 とにかく歩きたくなる仕組み

CMでは「行動経済学に基づいた新しい保険」と紹介されてます。

ちょっと大袈裟に聞こえますが、
本当に人間の心理を上手く捉えた保険です。

僕がこの保険に入ってから約3ヶ月ほど経ちますが
保険の影響で、歩く量が明らかに増えたんです

保険加入前の1日の平均歩数 10,000歩
保険加入後の1日の平均歩数 12,000歩

生活スタイルが大きく変わった訳でもなく
約2,000歩ほど多く歩くことができてます。

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どんなところが僕の心理を上手く捉えたのか
どうして素晴らしいビジネスモデルだと思うのか

結論から言うと
完璧な「win-win」の構築です。

歩くことは両者にとってメリットである

さて早速ですが、この保険win-winなんです。

住友生命からすると「vitality」は、
病気などで保険使用者そのものを減らし利益率を高める
ここに主眼をおいた商品です。

そこで、日々の運動、特に歩くことに注目し
日々の歩数によって割引をする
そんな仕組みになってます。

歩数に関する研究は様々なところでされてますが、
おおよそ8,000歩以上歩くと将来の健康に良い影響があるようです。

住友生命からすれば、
契約者が歩くことで将来の保険支払いを抑えられる

契約者からすれば
歩くことで保険料が安くなり、将来の病気を防げる

まさに「win-win」の関係を構築した保険です。

しかし、保険に契約しただけで歩く気になる
そんな甘い話ないですよね。

でも「vitality」はその辺りも上手くケアしてます。

長期だけではない短期的なサポート

日々の歩数によって、年間最大2%の割引になる。

保険に加入する理由としては魅力的ですが、
正直毎日歩くことを続けようとしてもなかなか難しいですよね。

なんでもそうですが、年レベルの目標だけだと、
人間が継続するのは難しいです。

そこで「vitality」は
日々の歩数にもインセンティブを与えます。

具体的には1週間の歩数に応じて、
スタバのドリンクチケットローソンのスムージーやヨーグルトなどが必ず当たるルーレットが引けるんです。

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しかも、最初は割と少ない歩数でルーレットを引けるんですが、徐々に必要な歩数が増加していき、最終的には「1日平均1万歩」歩かないとルーレットが引けません。

最初の導入はハードルを低くして、
徐々に、より頑張らないと特典が得られないような目標値を設定する。

まさに自分を向上させるための習慣構築手法そのものです。

まとめると
年間の割引で「保険を契約・継続する際の動機付け」
習慣の特典で「日々歩くことへの動機付け」
その結果、両者win-winの結果が得られる

人間の心理を上手く分析しwin-winとなるシステム
「行動経済学に基づいた新しい保険」の肩書き
決して名ばかりではないと思います。

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さて、今日は住友生命「Vitality」を題材にして
気持ちいいぐらい明確なビジネスモデルを紹介させていただきました。

最初述べたとおり、保険の勧誘に見えますが
住友生命からは1円も貰ってないのでどっちでもいいです(笑)

でも様々な新事業を考える際に
こういった明確なwin-winの関係を作れるのは
非常に重要なことだと思います。

是非「Vitality」の事例を参考にしていただければと思います。

本日も最後までありがとうございました!

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