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やっとかめ大使レポート2021

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#やっとかめ大使

亀山巌のまなざし〜 雑学の粋人が編んだ名古屋豆本

亀山巌のまなざし〜 雑学の粋人が編んだ名古屋豆本



10月31日(日)「亀山巌のまなざし~ 雑学の粋人が編んだ名古屋豆本」に参加しました。

コーディネーター谷さんの挨拶のあと、亀山巌氏と交流があった愛知の文学史研究者 木下先生のお話を伺いました。

亀山氏は中日新聞、名古屋タイムズ社で活躍したジャーナリストで、数多くの肩書がありましたが、中でも「名古屋豆本版元」という肩書を好んでいたそうです。

名古屋豆本は1967年から22年間、会員に送っ

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器どころ御器所にあった “あな窯”を推測する

器どころ御器所にあった “あな窯”を推測する

10月31日午後のまち歩きは、「器どころ御器所にあった“あな窯”を推測する」でした。
ガイドは、那須亮さんです。

雨が心配されましたが、朝のうちにあがり、晴れ間も見えていました。
御器所は、熱田神宮に納める土器を作っていた場所と言われています。
鶴舞駅から、桜山駅までがコースです。

このあたりは、古くは海岸線がある所で、現在の坂や崖の下は海だったそうです。
窯は台地のヘリの斜面を利用して作られ

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お米トークと和菓子づくり体験②14:00〜16:00

お米トークと和菓子づくり体験②14:00〜16:00

「お米トークと和菓子づくり体験」午後の部も盛況でした!

まずは髙島屋の和菓子バイヤー畑主税さんと伏繁商店の鬼頭茂仁さんから,和菓子材料としてのお米についてのお話をうかがいます。道明寺や寒梅粉,上用粉など,お米由来のいろいろな粉の実物も見せていただきました。一口に「お米からつくった粉」といっても,粒の大きさや手触りが全然違うのですね。

つづいて和菓子づくり体験。名古屋生菓子組合青年会の職人さんた

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お米トークと和菓子づくり体験①10:00〜12:00

お米トークと和菓子づくり体験①10:00〜12:00

お米トークと和菓子づくり体験に参加してきました。

前半は、高島屋和菓子バイヤーの畑主税さんと五つ星お米マイスターで伏繁商店(和菓子材料商)の鬼頭茂仁さんの対談で、[お米って凄いよね!和菓子の命のひとつ]の講座でした。

うるち米ともち米の色々なお菓子の種類や作り方等のお話がありました。
後半は、名古屋生菓子組合青年会の名古屋の和菓子屋さんの若旦那さん方の優しいご指導で、おはぎ、桜餅、練りきりでハ

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瓦女子とゆく瓦さんぽ~名古屋の寺町縦断ツアー~

瓦女子とゆく瓦さんぽ~名古屋の寺町縦断ツアー~

10/31(日)9:30~11:30開催の「瓦女子とゆく瓦さんぽ~名古屋の寺町縦断ツアー~」に参加してきました。
瓦女子歴10年超のガイド脇田佑希子さんに、街歩きをしながら、瓦スポットに立ち寄り、瓦の特徴や見方などを解説していただきました。

街歩きで、瓦だけでなくお店や神社など、街の新たな部分を発見でき、楽しく運動しました。
東海地方特有の瓦や、徳川や織田などの名古屋ゆかりの偉人の瓦、宗教を示す

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甲賀忍者と尾張藩

甲賀忍者と尾張藩

まちなか寺子屋「甲賀忍者と尾張藩」は甲賀忍者の末裔である渡辺俊経先生をお招きして幕を開けました。

まずは甲賀忍者と徳川家の結び付きから始まり「有名な伊賀越えは甲賀者も関わっており、実際は甲賀伊賀越えだ」と笑顔で語る先生。その後、十数年後にやっとその功績を評されますが、天下分けめの関ヶ原合戦に備え、サバイバル技術に長けた甲賀者を味方に付けたい家康の心情が見て取れます。

その後、尾張藩へ仕えた甲賀

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『尾張名所図会』にみる尾張の名所「むかし・いま」

『尾張名所図会』にみる尾張の名所「むかし・いま」

10月30日(土)『尾張名所図絵』にみる尾張の名所「むかし・いま」(愛知学院大学文学部宗教文化学科 小林奈央子先生)

『尾張名所図絵』とは尾張の名所・旧跡・寺社・人物などを紹介した地誌です。

①前編七巻(天保15年=1844)愛智・知多・海東・海四(下四郡)尾張藩寺社奉行所蔵書、②後編六巻(明治13年、1880)中島、春日井、葉栗・丹羽(上四郡)愛知県が出版の書物で、現在は愛知県図書館のデジタ

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尾張源氏のルーツ、味鋺(あじま)をめぐる

尾張源氏のルーツ、味鋺(あじま)をめぐる

10月30日(土)「尾張源氏のルーツ、味鋺(あじま)をめぐる」に参加しました。
講師の野澤さんと味美(あじよし)から味鋺にある古墳や神社を歩きながら、尾張源氏について知る2時間です。

まずは二子山古墳へ。墳丘が残っている100メートル近い古墳でお堀も立派です。ハニワの館では出土したハニワの模型があり、造形が面白く可愛いです。
ここには他にも御旅所古墳や白山神社古墳など3つの古墳があります。これは

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名古屋の楽家「道年」の茶の湯10/30(土)⑤14:00〜14:45 ⑥15:00〜15:45

名古屋の楽家「道年」の茶の湯10/30(土)⑤14:00〜14:45 ⑥15:00〜15:45

10月30日(土)に名古屋城茶庭書院にてやっとかめ文化祭『名古屋の楽家「道年」の茶の湯(14時~、15時~)』に参加してきました。

名古屋城茶庭は通常非公開、中部地区を代表する数寄者・森川如春庵の指図です。

前半・寄付(展観席)は初代道年から五代のご子息・崇壱さんの六世代の作品が飾られたお部屋で四代尼道年さんから道年家の歴史や楽焼について学んだ後、いよいよ本席(茶席)へ。五代道年さんが席主、崇

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名古屋の楽家「道年」の茶の湯10/30(土)③12:00〜12:45 ④13:00〜13:45

名古屋の楽家「道年」の茶の湯10/30(土)③12:00〜12:45 ④13:00〜13:45



穏やかな秋晴れの中、風情のある名古屋城茶席で、八事釜5代中村道年さんを席主としてお茶会が催されました。
まず、寄付きで4代尼道年さんから100年続く八事釜の成り立ちや初代から5代、次期6代の方々の作品のご説明があり、
和やかな雰囲気の中、席入りをしました。

席主の5代道年さんから、道具立てのご説明があり、息子さんの次期6代の初々しいお点前で、楽しいお席となりました。

八事釜のご家族様の仲の

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名古屋の楽家「道年」の茶の湯10/30(土)①10:00〜10:45 ②11:00〜11:45

名古屋の楽家「道年」の茶の湯10/30(土)①10:00〜10:45 ②11:00〜11:45

10月30日(土)にやっとかめ文化祭まちなか寺子屋の講座『名古屋の楽家「道年」の茶の湯』(10時開始と11時開始)へ参加してきました。

名古屋八事窯五代の中村道年さんを講師にお迎えし、楽家「道年」の茶の湯と、道具を深く知れた45分。道具組の説明や道年家の歴史などの話を聞きながら、道具を鑑賞しました。その後茶の湯が行われました。

名古屋八事窯、歴代の道具が見られ、直接説明を聞けることがすごかった

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山田重忠と山田荘

山田重忠と山田荘

10 月 30 日、中日新聞社会議室に愛知大学文学部教授の山田邦明先生をお迎えし、中世の名古屋について学びました。

受講生の皆さんは開講前から、10 頁を超える資料を熱心にご覧になっていました。
武士は平安時代に登場し、尾張では源氏一門が勢力を伸ばしました。その中心にいたのが山田重忠です。後鳥羽上皇が鎌倉幕府に対して起こした承久の乱で、朝廷側について奮戦、その活躍ぶりは幕府側の歴史書「吾妻鏡」に

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鶴舞公園から御器所界隈を歴史遺産巡り

鶴舞公園から御器所界隈を歴史遺産巡り

10月25日(月)に、「鶴舞公園から御器所界隈を歴史遺産巡り」へ参加してきました。伊藤厚史さんのガイドで、鶴舞公園の歴史を知り、古代の御器所を想像する2時間でした。

あいにくの雨でも、それには負けません。鶴舞公園の「銘板」で始まりです。戦時中に「金属供出」されたものの復元されました。
次に「名古屋市公会堂」。

戦時中は名古屋高射砲隊の司令部でした。公園が高射砲陣地だったのです。野球場には、なん

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日本遺産に認定された、藍染が風にゆれるまち「有松」

日本遺産に認定された、藍染が風にゆれるまち「有松」

10月30日(土) 暖かな気候の中、藍染が風にゆれるまち「有松」をまち歩きしてきました。

ガイドは有松あないびとの会の小池さんと伊藤さん。
2チームに分かれて出発。

大河ドラマでも度々着用されている有松絞りはもちろん、歴史を感じる町並みが残っているのも有松の魅力の1つ。

江戸・明治・大正の住宅が残っており、時代が経るにつれ、2階部分が高くなっています。東海道沿いのこの地域は大名行列でお殿様が

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