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【独学でOK】簿記3級に"ほぼ満点"で合格した3つの学習ステップ

こんにちは。今月頭、簿記3級を"ほぼ満点"で合格することが出来ました。
今回は、私が実践した3つの学習ステップをお伝えしたいと思います。

・簿記3級を受験するか迷っている方
・簿記3級は独学でも合格できるのか気になっている方
・簿記3級は何から学習すればよいか分からない方
・簿記3級を効率よく学習したい方

このような方々の参考になるように書きましたので、ぜひご一読いただければ幸いです。


試験結果 = 97点

以下、簿記3級を受験した結果となります。

第1問の仕訳問題を1つ落としてしまいました。
「満点取ったどー!」と胸張って言うことができないのは、今でも残念ではあります。

学習ステップ

次のステップで簿記3級の学習を進めていきました。

①Kindle本で簿記の概念や全体像の把握(スキマ時間を活用)
②テキストを短時間で一気に読み進める
③問題集をひたすら解きまくる

至ってシンプルですが、時間を無駄にすることなく、効率よく学習できました。
順番にお伝えしていきます。

ステップ① : スキマ時間でKindle本流し読み

期間:10月上旬~11月中旬(約1.5か月)
時間:朝食や移動中、寝る前のストレッチの傍ら(10分~20分/日)
教材:ホントにゼロからの簿記3級   

まず初めに、ふくしままさゆきさんのKindle本を一通りざっと読み進めました。YouTubeでの動画が有名と思いますが、私は動画よりも本の方がより自分のペースで学習を進められると思い、こちらをメインで使用しました。

簿記の試験対策に特化したテキスト(後述)よりも、簿記の全体像や基本的な考え方が理解しやすいため、初学者には特におススメです。
また、Kindle本だと全体のページ数に対して読み進めたページ数が一目で分かるため、学習継続のモチベーションにもつながりました。

スキマ時間でも学習を継続することにより、簿記に対するハードルや抵抗感がなくなりました。
何事も習慣化させるためには、まずベビーステップからスタートすることですね。

「よーし!合格に向けて勉強するぞ!!」と最初から意気込むよりも、1日10分でも良いので毎日欠かさず続けることこそが合格への最短ルートだと思います。

ステップ②:テキストを読み進める

期間:11月下旬(約10日間)
時間:1~2時間/日
教材:みんなが欲しかった! 簿記の教科書 日商3級 

この時期から、試験対策として、片手間ではなく腰を据えて学習開始。
教材は、本屋に行って棚に置いてある参考書を一通りパラパラと目を通して、自分にとって一番しっくり来るものを選びました。

「みんなが欲しかった! 」シリーズはネットやYouTube等でもよくおススメされている教材です。実際に使用してみて、活字とイラストのバランスがちょうど良く、内容が頭に入りやすいと思いました。まさに「教科書」的な一冊です。
但し、これは学習ステップ①の過程で、簿記の全体像を何となくでも理解した前提での話です。

もし全くのゼロベースで教材を選ぶとしたら、「スッキリわかる」を選んでいたと思います。こちらの方が、全体的にカラフルでイラスト多めのため、視覚的に内容が理解しやすくなっていると思います。

ステップ①では、スキマ時間でのちょこちょこ学習だったため、内容をごっそり忘れてしまっている項目がチラホラありました、、、

そのため、ステップ②では内容を忘れている項目を中心に、教材を出来るだけ時間を掛けずに読み進めることにしました。
また、付録のWebアプリを使って、スキマ時間で演習を反復することにより、仕訳をマスターしていきました。

ステップ③:問題集をひたすら解く

期間:12月初旬(5日間)
時間:4~5時間/日
教材:スッキリうかる 日商簿記 3級 本試験予想問題集

この時期は、とにかくアウトプット重視で、毎日ひたすら問題集を解くことに集中。
「スッキリうかる」の問題集には、紙ベースの予想問題が9回分、ネット試験用の模擬試験プログラム5回分があり、計14回分の問題演習が出来ます。私は試験当日までにこれらを全て解きました。

初回は61点でしたが、2回目以降は69点 → 71点 → 81点 → 88点と回を重ねるごとに点数UP。
以降は安定して90点前後を取れるようになり、試験本番が近づくにつれて段々と自信を持てるようになりました。

ちなみに、私は試験前日になって、手持ちの電卓が試験で使用NGなことに気づきました(売価・原価計算の機能がついていた!なんでそれまで気づかなかったんだろう・・・)。
急いで近所のスーパーで電卓を購入。事なきを得ました、、、

以下、持ち込み可能な電卓のページも貼り付けておきます(商工会議所のホームページより)。

簿記 試験科目・注意事項 | 商工会議所の検定試験

試験当日

前日~当日朝まで計4回分の問題を解いて、すべて満点。
簿記3級の合格ラインは70点ですが、ここまで来たら本番も満点狙いで行こうと決めました。

ネット試験のため、テストセンターで受験。
予定時間より早めに着いても、すぐに受験させてくれました。

試験時に席へ持ち込めるものは、電卓と身分証のみ。他は全てロッカーに
預け入れました。
席には耳栓やヘッドホンが置いてあり、周りの音が少し気になったのでヘッドホンを装着して試験に臨むことにしました。

試験中は10分以上時間が余ったので、モニターが突き抜けるんじゃないかというほどに何度も何度も回答を見直しました。見直した結果、満点を確信して試験終了。ネット試験だと、終了と同時に点数が分かります。

結果は・・・

97点!?(いや、冒頭で試験結果ネタバレしてるじゃん)

思ってたのと桁数が違うので、思わずモニター三度見しました。

晴れて簿記3級に合格して嬉しい気持ちはあったものの、満点を取れなかった方の悔しさが上回って、しばらく上の空。

「金がいいですぅ~」の気持ちがよく分かりました(いつの時代?)。

結論、簿記3級は独学で問題なし

簿記3級は、独学でも十分に合格可能です。
試験範囲は基礎的で、初学者でも理解しやすい内容が中心となっています。
また、市販のテキストや問題集が充実しており、ネット上にも無料の解説動画や学習リソースが豊富にあります。

今のご時世で、簿記3級に合格するためにわざわざ予備校に授業料を払うのは、正直コスパが悪いと思います。

短い時間でも毎日学習を継続し、試験直前はひたすら問題演習をして試験慣れしておくことが、合格への近道だと感じました。

簿記3級をこれから受験しようと考えている方々、ぜひ独学で一度チャレンジしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!



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