最初の一歩が踏み出せない
フッと自分の年齢のこと考えたり、10年、20年先のことを考えてしまうことってないですか?
私は最近ちょくちょくあります。年齢でしょうかね(笑)
20年先 シワどれくらい増えてるかな?etc.
人って、順調な未来が描けているときは不安はあまり襲ってきません。
でも、何かのきっかけで、不安が襲ってきたとき、ちょっと焦ったりしませんか?
クライアントさんより、こんなお話がありました。
友達が病気になったんですね。そのとき、ご主人がとても優しく介抱されてたんです。
それを見たとき、友人夫婦が凄く幸せに映ったんですよ。
「あんな生活もいいなぁ」って。
でも、今の生活にあまり不自由はないんですよね。
一人って誰に気を遣わなくてもいいし、好きなときに、好きなこと出来るし。。。
だけど、今は良いけど歳とって70,80歳になったとき、友人夫婦みたいに一人より誰かが側にいる方が安心できるんじゃないかな?とか。。。
そう考えたら、昔のことがよみがえり、「辛いことばかり思い出しちゃって」
中々再婚する気になれなくなったんです。
もし、A子さんが本当に将来のパートナーが欲しいと考えたら・・。
何か行動を起こさないと行けませんが、その行動を起こすまでにやることがあります。
結婚生活の中でどんなことが辛いと感じたのか?
たくさん出てくると思います。
A子さんの場合は、元ご主人といつも「喧嘩」をしていたことでした。
何気ない会話から喧嘩に、外出先での行動の行き違いから喧嘩に。
そして、その場にいることが出来なくて、A子さんは逃げていました。
そのうち、会話することが嫌になり、一緒に外出することが嫌になり、お別れをすることにしたのでした。
A子さんにいくつかの質問をしました。
少し遡ると、幼少期のお父さんとの出来事が原因でした。
お父さんの仕事が忙しくて、お話が出来ない。
お父さんの仕事が忙しくて、一緒にどこかへ行けない。
「お父さんはきっと私のことが嫌いなんだ!」いつしかこう思うようになりました。
無意識の領域では、A子さんはそう思うことで、自分が期待したことによるショックを感じなくて良いと感じたのでした。
でも実際には、お父さんはA子さんのことは嫌っていませんでした。
むしろ、A子さんのことは大好きでした。
昔の子供の頃のアルバムから、楽しそうにお父さんと一緒に映っている写真。お父さんと遊んでいる時の写真、外出している時の写真が出てきたのです。
度重なるお父さんとの約束。お父さんとの記憶のなかで、A子さんは間違えた思い込みをしていました。
それがわかった時、A子さんの意識が始めて変わりました。
そうすると、元ご主人との間の「喧嘩」も全く辛いものではなかったと云うことに気がつきました。
そして、ご主人との関係性がA子さんの中でしっかりとクリアになったことで、
やっと最初の一歩が踏み出せることになったのです。
「私も一緒に居れるパートナーが欲しい」
大きな一歩が踏み出せて本当に良かったです。
あなたも、もしかすると、何か大きな間違った思い込みがあるために、小さな一歩が踏み出せないだけかも知れませんね。
一歩が中々踏み出せない。そうそう。わかる。などコメント頂けると嬉しいです。
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