マガジンのカバー画像

ROLLING ON THE ROAD〜僕が見た東京〜

18
運営しているクリエイター

#音楽プロデューサー

僕の自伝本「Rolling On The Road-僕が体験した東京の1960年代から90年代まで」が発売になりました!

僕の自伝本「Rolling On The Road-僕が体験した東京の1960年代から90年代まで」が発売になりました!

今日、2023年1月10日は、
僕の自伝本、Rolling On The Roadの発刊日だ!

いままで本なんて書いたことがなかったから、こんなに大変だなんて思わなかった。
特に入稿前、終盤は枕の横にiPhoneを置いて、気になるところが浮かんだらすぐにメモを。
夜中1時間ごとに起きては加筆をしまくる日々。

しまいには血圧が200近くになり、主治医からドクターストップを出される羽目に。
ちょう

もっとみる
僕が体験した東京の90年代 第3回 オリジナル・ラヴとブルートニック 必然性のある偶然の出会い

僕が体験した東京の90年代 第3回 オリジナル・ラヴとブルートニック 必然性のある偶然の出会い

初の渋谷クアトロ・ワンマンを大成功に終え、
3カ月毎のクアトロでのレギュラー・ライブがスタート。

田島君のやりたいサウンドにメンバーが入れ替わり、立ち替わり。
 
そんな中、レッドカーテンの頃からのオリジナル・メンバー小里誠が去ることになる。(その後彼はコレクターズから自身のユニット、フランシスで活動中。うちのパーティにも参加してくれている。)

ベースを誰にしよう?オーディションを繰り返す。

もっとみる
僕が体験した東京の90年代   第2回 ピチカートファイブとの出会い。

僕が体験した東京の90年代 第2回 ピチカートファイブとの出会い。

田島貴男君との出会いの前に、
やはりピチカートファイブとの出会いの話になるかな。

初めてピチカートのライブを見たのは渋谷パルコ・パート3だったと思う。細野晴臣さんのノンスタンダード・レーベルのイベント。
ブルートニックとピチカートファイブの対バン、に僕がDJとして参加。

まだデビュー・シングル「オードリー・ヘップバーン・コンプレックス」がリリースされたあたり。

その後、CBS SONYから出

もっとみる

僕が体験した東京の90年代 第1回 オリジナル・ラヴ

オリジナル・ラヴは僕が初めてトータル・プロデュースとマネージメントを手掛けたバンドだ。

サウンドはもちろん、スタイリングからアルバム・ジャケットの
ビジュアル、ステージの演出まで全てを手掛けた。

1991年10月21日、オリジナル・ラヴ 初のホール・コンサート。
会場は渋谷公会堂。

メンバーの衣装は、僕が当時コレクションしていたスーツ、エルメネジルド・ゼニアの型をモチーフに、特注で誂えた紺の

もっとみる