たちばな やすひと(Nemeton)

プロデュース会社「Nemeton」代表。主なプロデュース作品はNetflix『全裸監督…

たちばな やすひと(Nemeton)

プロデュース会社「Nemeton」代表。主なプロデュース作品はNetflix『全裸監督』他。書籍『「物語」の見つけ方 ー夢中になれる人生を描く思考法』が発売中。 自己紹介ページ:https://note.com/yasuhito19751214/n/n588554fc703d

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ストーリーを探究するラボです。 主な活動としては、第2、第4日曜夜2200〜2245でやっている定例配信で、それ以外に、いくつかの実践的なプロジェクトに参加いただけます。 その他、これまでに行った「ストーリーの作り方講座」「名作ストーリー分析」などをアーカイブ映像で見れるます。 別途有料のWSなども随時案内していきますが、良かったらご参加いただければ幸いです。 その他お問い合わせは下記までお願いいたします。 nemeton2018@gmail.com

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テーマ「自立」「相互理解」

noteのサークル『ストーリーラボ』では、年始くらいから時々口にしているのですが、私の創作テーマは「自立」と「相互理解」です。 これは昨年10月に行った「駆け足世界一周旅行」での総括でもありました。 自分がクリエイターとして向き合いたいテーマとはなんだろうか? 今、何を作るべきだろうか? そんな高尚なことばかり考えてストーリーを作っているわけではないのですが、久しぶりの長い旅行というのもあって、なんとなくそんなことを意識して、頭の片隅に走らせていました。 昔から「自立

    • 『山のメディスン』(稲葉俊郎 著)読了

      10月中旬に40日の駆け足世界一周旅行から戻ってきて、私はなぜか登山に行きたくなった。先週には人生初のソロ登山にも挑戦するなど、登山熱が高まっている私にとって、この本が出たのは絶好のタイミングとしか言いようがなく、一気に読んだ。 『山のメディスン―弱さをゆるし、生きる力をつむぐ― 』 稲葉俊郎著 https://www.amazon.co.jp/dp/4897754720 思い起こせば、最初の登山は稲葉さんに連れて行ってもらったのだった。あれはコロナ禍の前、稲葉さんがまだ

      • 世界観研究所という活動をスタートさせました

        今年に入り、「世界観研究所」という活動をスタートさせています。 一昨年の2021年11月に『「物語」の見つけ方 ー夢中になれる人生を描く思考法』という本を出版させてもらいましたが、その中でも世界観については触れていました。 世界観という言葉は漠然と惹かれるものがあり、これから先、ますます重要な概念になるという直感があったので、自分なりのストーリーメソッドに取り入れてみたのです。 そこから1年くらい、私が主宰するストーリーラボなどでも折に触れてピックアップしていたのですが

        • 『BRANDED SHORTS 2023』 総括

          一昨日、『BRANDED SHORTS 2023』の授賞式がありました。 昨年に続いての参加で、今年は審査委員長も拝命し、錚々たる審査員の皆さんと楽しい時間を過ごさせていただきました。 下記グランプリ作品を紹介させて頂きますと、インターナショナルは、自閉症の少女とその家族を描いた『Me, My Autism & I』という作品で、下記Abema TVでも7月10日まで視聴できます。 https://abema.tv/video/episode/221-232_s1_p1

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          22本

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        • 昨夜のアーカイブURLです。

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        • 「物語の作り方」018 「ボトムこそが「共感」の引き金になる」

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        • 本日定例配信になります。「テーマとは何か?」について話してみようと思います。

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        記事

          『IMAGINEZ大学 with Discovery』に出演させていただきました。

          『IMAGINEZ大学 with Discovery』は茂⽊健⼀郎さん、トラウデン直美さんがMCを務める番組で、NAKEDの村松亮太郎さんがメインゲストなのですが、「愉快な仲間」として少しだけ出演させてもらいました。 村松亮太郎さんとの出会いはもう15年くらい前になると思いますが、私が影響を受け続ける大好きな人です。こういう形で呼んでもらって嬉しかったです。 ちなみに最初の方に話している「矛盾の塊」というのは、私にとっての最大級の賛辞なのですが、ちょっと伝わりづらかったか

          『IMAGINEZ大学 with Discovery』に出演させていただきました。

          東洋経済オンラインに『タイタニック』に関しての記事を書きました

          先週のことになりますが、一応記録までにこちらにもポストしておきます。 25周年3Dリマスター版の2週間の限定上映が話題となった映画『タイタニック』ですが、25年ぶりに映画館で観て、大感動しました。 そこから書いた記事が下記です。 □「タイタニック」25年後の今でも全然色褪せない訳 ジャック? ローズ? 本当の主人公は誰なのか https://toyokeizai.net/articles/-/654995 詳しくは記事を読んでもらえればと思いますが、映画『タイタニック

          東洋経済オンラインに『タイタニック』に関しての記事を書きました

          たちばな やすひと 2022年の仕事

          今年一年、みなさまお疲れ様でした。私も今年を振り返り、関わらせてもらった仕事をまとめてみたので報告させていただきます。 ■たちばな2022年の仕事一覧○1月 連ドラ『ラブシェアリング』(ひかりT V) https://www.hikaritv.net/lovesharing/ 乃木坂46主演ドラマ。プロデューサーと6話、8話、9話の演出を担当。 ○5月 ゲーム『春ゆきてレトロチカ』(スクウェア・エニックス) https://www.jp.square-enix.com

          たちばな やすひと 2022年の仕事

          webtoonからの映像化を応援したい件

          私も関わらせてもらっているGIGATOON Studioの作品がドラマ化されます。 『夫を社会的に抹殺する5つの方法』(テレビ東京) https://www.tv-tokyo.co.jp/otosatsu/ 私は「共同プロデューサー」とクレジットされていますが、内容には多少意見を言わせてもらっている程度で、主にテレビ東京とGIGATOON Studioの間に入り、映像化のきっかけを作らせてもらいました。 しかし、スマホ向け縦読み漫画からの映像化というのは、私にとっては大

          webtoonからの映像化を応援したい件

          Netflix『シスターズ』が素晴らしかった件

          見終わってから少し時間が経ってしまったが、ドラマ『シスターズ』があまりに素晴らしく、余韻がここまで長く続いた作品は久しぶりなので、できるだけちゃんと書き残しておきたいと思った。 作品自体のあらすじや登場人物については下記のようなサイトを参考にしてもらうとして、 ここからは、私なりの切口でこの作品を見ていきたい。 ■ストーリーの型 私はCQ(セントラル・クエスチョン)という概念を何より大切にしているが、それはつまりストーリーの型にも繋がり、 A:主体+目的 B:主体+

          Netflix『シスターズ』が素晴らしかった件

          本『「物語」の見つけ方 ー夢中になれる人生を描く思考法』の出版から一年が経ちました。

          カレンダーに登録してあって気づいたのですが、ちょうど一年前に『「物語」の見つけ方 ー夢中になれる人生を描く思考法』が発売されていました。 感慨深いということではないのですが、あらためて本の執筆期間や、世に出た頃のことを思い出します。 先ほど気づいたのですが、Amazonを見ると50件ほどの感想があり、すごく高く評価されているものもあれば、よくあるビジネス書の焼きまわしという評価など、様々です。 低評価の感想に対しては、確かにそうかもと思うものも、不本意に思うものあります

          本『「物語」の見つけ方 ー夢中になれる人生を描く思考法』の出版から一年が経ちました。

          『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の「PROLOGUE」が素晴らしかった件

          『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が始まった。テレビでの新作アニメは5年ぶりらしく、だからだろうか、なんとなく目について少し遅ればせながら配信で見た。 正直に言うと、第1話だと思っていたものが第1話ではなく「PROLOGUE」とタイトルがついた前日譚(エピソード0)だったことに気づいたのは、見終わってからだったが、とにかく面白いと思った。 物語の作り手として、以下、私なりに解説してみたいと思う。 (やんわりネタバレあります。ご注意ください) 見どころ①:「犠牲者」の作り方

          『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の「PROLOGUE」が素晴らしかった件

          NemetonのYouTubeチャンネルがアカウント停止されてしまいました(ToT)

          NemetonのYouTubeチャンネルがアカウント停止されてしまったので、記録的に残しておきます。 ことの起こりは、とある動画が「性的なコンテンツに関するポリシーに違反していると判断されました」と突然削除されたことです。 その動画というのは、Zoomで行っていた映画シナリオの打ち合わせを、議事録兼ねて限定配信で飛ばしたものでした。 それがSMをテーマにした作品だったのが原因だったのですが、実際、動画の内容は、ただただズームの映像で人の顔が映っているだけですし、一部SM

          NemetonのYouTubeチャンネルがアカウント停止されてしまいました(ToT)

          Netflix『グレイマン』が流石に面白い

          知り合いから面白いと聞いてすぐに見た。 個人的に『ジェイソン・ボーン』が大好きなので、期待していたのだが、期待以上に面白かった。 一般的には「息をつかせぬアクションがすごい!」という感じで話題になっていると思うが、シナリオがまず素晴らしかったと思う(そしてこの感想文はそっち寄りに書きます)。 制作費がNetflix史上最高の200億ということで、面白くて当たり前という人もいるかもしれないが、シナリオがイマイチなら、どれだけお金をかけたって面白くなるはずがない。 それに

          Netflix『グレイマン』が流石に面白い

          Netflix『バイオハザード:RESIDENT EVIL』が面白い

          Netflix『バイオハザード:RESIDENT EVIL』が面白かった。 原作ファンからは賛否両論とも聞いたので、あくまでゲームを未プレイで、ドラマ単体としての評価だが、私はぐいぐい引き込まれ一気に見た。 (以下ネタバレ含みますのでご注意ください。) 海外ドラマ特有の展開感は、このドラマに限ったことではないが、一番印象に残っているのは1話のラストシーン。 あれは素晴らしかった。想像を裏切りつつ、シリーズ全体を予兆させるあのシーンは見事だったと思う。 現在と過去が交

          Netflix『バイオハザード:RESIDENT EVIL』が面白い

          今さらだが、映画『少年の君』が素晴らしい件

          今年のショートショートフィルムフェスティバル(SSFF)のブランデッドムービー部門で審査員をやらせてもらった時のこと。 Branded Shorts 2022開催レポート https://shortshorts.org/2022/information/0614brandedshorts2022/ 私は事前審査で、一つの素晴らしい作品に出会った。それが下記のショートムービーだ。 Burberry Chinese New Year | A New Awakening ht

          今さらだが、映画『少年の君』が素晴らしい件

          【随想】「十分に孤独である」ということ。

          先日、イキウメの舞台『関数ドミノ』を観た後、三宅陽一郎さんと話していたら、三宅さんが「孤独」について話をしてくれた。 それは演劇の内容にも関わっていたが、もう少し話を広げていてのことで、私が創造性と知性の関係について尋ねた時だった。 三宅さんからは、 ・孤独であることは知性(知性が周りとの鎖を断ち切る) ・孤独だから他者に出会える といった文で「孤独」という言葉が発せられた。 さらに言えば、三宅さんは私の本『「物語」の見つけ方 ー夢中になれる人生を描く思考法』を読ん

          【随想】「十分に孤独である」ということ。