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世界観研究所という活動をスタートさせました

今年に入り、「世界観研究所」という活動をスタートさせています。

一昨年の2021年11月に『「物語」の見つけ方 ー夢中になれる人生を描く思考法』という本を出版させてもらいましたが、その中でも世界観については触れていました。

世界観という言葉は漠然と惹かれるものがあり、これから先、ますます重要な概念になるという直感があったので、自分なりのストーリーメソッドに取り入れてみたのです。

そこから1年くらい、私が主宰するストーリーラボなどでも折に触れてピックアップしていたのですが、今年になって友人が大学院で世界観の研究をしていることを知り、久しぶりにあって意気投合したのが今回の活動につながりました。

最初はストーリーラボと並んで世界観ラボとうたうつもりだったのですが、研究所というのは言ったもんがちだという冗談に端を発しつつ、もう少し本腰を入れてやりたい、社会的意義も生み出したいという思いから、大層ではありますが、研究所というネーミングにさせていただきました。名前負けしないように頑張りたいと思っています。

その他世界観の定義や設立趣旨は「世界観研究所」のnoteに連載で書いているので、よかったらそちらをご覧ください。

現状、世界観を理解する鍵は、世界を内側から見た「ワールドビュー(worldview)」と世界を外側から見た「ワールドビルディング(worldbuilding)」の2種類の使われ方があるということです。

この2つの使い方が世界観の理解を複雑にしており、また逆に本質を理解する重要なポイントだと思っています。

これを創作物としてのストーリーだけではなく、私たちの生活や社会まで広げて、世界観という概念を理解したいというのが、「世界観研究所」のテーマです。

上記noteやTwitterなどの活動を始めていたのですが、縁あって、連載をスタートさせることができました。

翔泳社さんが運営するWebメディア「CreatorZine(クリエイタージン)」にて、第一回めのゲームデザイナーのイシイジロウさんと対談が掲載されています。

今後も不定期ですが、月一くらいで続いていく予定で、いろいろな方にお話をお聞きしていきます。どの話も興味深く、またクリエイターならずとも気づきのある対談が続くと思います。ぜひご期待ください!



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