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自己肯定感を上げる最初の一歩


コーチングスクールに通い出してからもうすぐ半年。
最近自分の中で無意識のうちにやるようになってきたことがある。
それは、
「できているところを見つける。」
という行為だ。

自分に対して自信がなかった。
いや実もいうと今も自分に対して自信がない。
ただ、前よりも随分考え方が変わってきた。

自己肯定感を上げる方法

結論からいうと、最終的には自分自身で上げるしかないのだと思う。
人からの賞賛や評価、判断は人に依存する。
全くダメだというわけではないかもしれないけれど、人の評価は時代や環境、相手の体調や気分に大きく左右される。

例えば、全く同じことをしていてもある日はとても褒められる。
でも、別の日は何も言われない。
当然という扱いになる。

また、あるコミュニティでは「気が利く」と褒められるが、別のコミュニティでは「全くコイツは気が利かない。」と言われたりする。
人はなんとなくで人を評価判断している。
ある程度根拠がしっかりあって評価判断している人でもその人が常にみることは出来ない。
人はお天道様ではない。

だから、人の評価判断に依存するのはあまりにも不安定でもったいない。
ではどうすればいいか?
自分で認めればいいのだ。

例えば、自分のできているところを見つける。
できているところを自分で見つけられると、「自分ってダメだなあ。」と思った時でも少し冷静に自分を見つめることができる。
それがこの半年間で学んでよかったことの1つだ。

できているところなんてない

基本的に人は自分の評価となると厳しくなってしまう人が多い。
特に生真面目な人ほど自己評価が厳しくなりがちだ。
自分もその1人だった。
他人のできているところには気がつくけど、自分のできているところを見つけるのは本当に苦手だった。

いきなり自分を認めるといっても難易度は高い。

「スケーリング」から始めよう

そこでオススメなことのが「スケーリング」だ。
スケーリングとは、簡単にいうと、
「状態や感情、対象に対して点数をつけること」だ。

例えば、体調が悪いとする。
体調が悪いという表現は、「良い」か「悪い」、あっても「普通」の3つぐらいしか表現方法しかない。
言い換えると、0か100の表現なので、細かい差を表現できていないし、観察しようとしても出来ない。

これを、点数で、例えば10点満点で評価してもらう。
最高にいい状態が10点。最低が0点。
今は3点だとする。
そうすると、3点分良いところがあると考えることができる。
「悪い」という表現は、3点も0点に聞こえる。
しかし、このスケーリングを使うと状態をより細かく考えることができるので、できているところも見つけやすくなるのだ。

また、自分に対してする質問の仕方もコツがあって、何点か聞いた後、

「○点分できているところは例えばどんなところか?」

と聞く。

「例えば」という言葉をくっつけるだけで、できているところを出すハードルがぐんと下がるのだ。
私はこれを毎日自分や仕事仲間、生徒や保護者、また友達関係でも使いまくっている。

腹が立つことがあったら今何点か自問自答し、1点下げるためにはどうすればいいか考える。

「本当に国語ができなくて〜」

と生徒や親御さんから相談を受けたら、すぐにスケーリング。
点数を聞いて、できているところを聞き、さらにまず1点上げるために何をすればいいか一緒に考える。

こうすると、自然に自分の状態やできていることを受け止められるようになってくるのだ。

学習面談をしている生徒でも、

「自分は絶対にできない。無理だ。自分に自信ないもん。」

と言ってたのに、3ヶ月もこれを続けると最近では、

「これはできている。これはできていない。だから、次はこれをやる。」

という風に話す言葉自体が変わってきた。
簡単なのにスケーリングは本当にすごい。

また、以前書いたこの記事の内容と上手く組み合わせるとまた面白いと思う。
(お陰様でもうすぐこの記事が4000PV越えそうです。沢山の人に見ていただいたんだなと感謝です。)



これからもスケーリングで自分や周りの自己肯定感を高めていきたい。


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