考えること・悩むことは無駄なんかじゃなくて、豊かさ。〜川代紗生さんの記事に救われた〜
今回は、川代さんのこの記事の紹介+僕のちょっとした考えごと・悩みのシェアといった内容のnoteです!
「そんなことで悩むのは時間の無駄」
何事もシンプルに、悩まないで、前向きに捉えて、たくさんの挑戦をして、アツく生きていく人生が最近のトレンドで、それに合わせようとしているから自分が苦しくなっているんじゃないか?と思ったんです。楽に肩の力をぬいて生きたい人、そしてそれが出来る人はそのように生きれば良いと思います。
でも、みんなが同じような生き方をし始めたら気味が悪いし、面白くない気がします。その流行りのスタイル(生き方)が性格的に合わない人はどうすればいいんでしょうか。僕自身、考えようと思っていなくても色々と細かいことを考えるタイプです。でも、流行りとちょっとかけ離れたこの生き方も、尊重されて良いと思うんです。「悩まないでサクサク進めていく人生」には無い、奥ゆかしさというか深みだってあると思うんです。
街行く人に「考えたくなくても考えちゃうタイプの人の人生を、生きてみたいですか?」と聞いたら「ノー」と言われるかも知れないけれど、「少数派」ならそれはそれで「希少で価値がある」とも言えますよね。こういう感性も存在しないと、きっと世の中は上手く回らないんだと信じておきます。何が言いたいかというと、色々な本の考え方に触れる中で、僕みたいなタイプの人間は「自己否定された感覚」を少なからず感じてしまうかも知れないけれど、気にしなくて大丈夫だということです。
「考えすぎ」=「無駄」?
確かに、忙しくしていたら悩まないし幸せかもしれないけれど、「忙しさによる感覚麻痺」で一生が終わってしまうのは嫌だと思うんです。まるで「回し車の上を走り続けるハムスター」のように僕には思えてしまいます。高校生までの生活は、まさにハムスター状態でした。自分の生活に一切のコントロール感が無くて、目の前に現れる課題やら部活やらを全力でやっていたら気付けば18歳になっていたという感覚です。
大学生になっても、自分で教科を選べるとはいえ、学校に自分の時間の半分以上は占有されている生活が4年生の真ん中まででした。自由は増えたし、自分で決定している範囲も広くなったけれど、やっぱりハムスター状態だった気がしています。バイトやサークル活動をしながら卒業に必要な授業に出席して、提出物を出して、試験対策をして期末試験を乗り切り、夏休みは帰省して、旅行を楽しみ…。自分でコントロールしているようで、イマイチそうでもない時間を過ごしてきたような気がします。
「世の中の大半の人は立ち止まること無く走り抜けるから、そもそもハムスター状態の何が悪いのか?」と言われたら、なんて返せば良いのかわかりません。今、自分は調子が良くなくて、いつも通りの100%で走れない現状だから、そんな自分を肯定するために忙しさを否定しているだけかも知れません。「甘え」とか「言い訳」かも知れません。
ですが、少なくとも自分の中では、違和感があるんです。モヤモヤとした感情に蓋をしたまま前に進む感覚がどうも好きじゃなくて。ゆっくり消化してから、納得して次に進みたいんです。完璧主義だから、こんな風に一個一個腹落ちさせないと前に進めないだけかも知れません。正解なんてないとは思うんですが、今の自分の心は、立ち止まってこの違和感と向き合う事を求めているんだろうなぁと感じています。
この先は、ただ川代さんの言葉の中でも気に入った部分を紹介するだけにしたいと思います。ほぼ僕の言いたかったことを代弁してくれているので。
そして、完璧主義の悪い癖で1回やり始めたら最後まで「やらなきゃ」という自分の中での思いに気付いたのであえて無理して書かないで途中で投げ出してみようと思います。
「真剣さ」から来る生きづらさ
「悩みがない」だけが幸せじゃない
さいごに
「考えすぎてしまうタイプ」である自分と、今の社会で理想とされる生き方のギャップで結構苦しんでいたなぁと気付きました。社会での流行からズレているからってそんなに気にしなくて良いですよね。
そしてなにより、今まで明確に言葉に出来ていなかった思いが綺麗に代弁されている川代さんの記事との出会いは感動的でした。この今の自分が抱えている違和感・感情と気が済むまで向き合って、また動き出せば良いんだ。そう思えました。(思えた!と言い切りたいけれど、これで良いのかなという不安も大きいです)
今のこの僕の鬱の回復期は、ある意味与えられた機会であり、人生の大きな転換点な気がしています。多くの人は立ち止まって考えることが出来ないようなことについて、考えられる余裕が与えられている今の現状に感謝です。またいつものように活動的な毎日が送れる日を楽しみにしながらも、今はゆっくりと休みたいと思います。楽しみな思いと、焦りから来るアクセルの踏みすぎで体力を使い切って、次の日に寝込んでしまわないようにペース配分には気をつけます笑
最後まで読んでくださってありがとうございます!また次回のnoteでお会いできるのを楽しみにしています👋
僕のnoteを読んでくださって、ありがとうございます!お金という形でのご支援に具体的なリターンを提示することは出来ないのですが、もしサポートを頂いた際は、僕自身の成長をまたnoteを通して報告させていただけるように頑張りたいと思っています。