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《電気を運ぶ》という発想イイね!【気になる日経記事 vol.9】

みなさんこんにちは。

前回の記事で、今年の冬の寒さが厳しければ 110万世帯分の電力が不足する可能性があるとお伝えしました。

そして、地域を越えた送電網の未整備により太陽光が余っているなら、それを活用するため早急に対策すべきだと物申したところであります。


そんな中、昨日の日経新聞にこんなニュースが掲載されていましたのでご紹介します。

パワーエックス社長 伊藤正裕氏――電気運搬船、出航を準備(@EDGE)
2022.6.8日本経済新聞朝刊

株式会社パワーエックス。

日本郵船株式会社と資本提携し、2025年までに電力運搬船の完成を目指しており、洋上風力発電の電気を船舶で運ぶ事業を計画しているそうです。

電力を運ぶ

ステキな発想です!

実現すれば送電ケーブルを海底に敷設する必要がなくなるため、風車の設置場所の選択肢が広がるとみています。

風力発電の機運が高まりそうですね。

そんな新事業のキモは蓄電池にあります。

日産自動車で電気自動車(EV)事業に携わった技術者らを招き、独自の大型リチウムイオン電池を開発しているそうです。

今後、いかにコストを下げられるかがカギとなります。

ぜひ実現させて、日本のグリーンエネルギー政策に一石を投じて欲しいです。

***

ちなみに、パワーエックスの社長
伊藤正裕さんの経歴は次のとおり。

伊藤ハムの創業家に生まれ、17歳だった2000年に3次元(3D)画像を制作する会社を設立

14年にスタートトゥデイ(現ZOZO、ゾゾ)の傘下に入り、知見を生かしてゾゾスーツの開発などを主導

ゾゾの最高執行責任者(COO)を務めたが、電気運搬船のアイデアを実現しようと21年に独立

おそらく、失敗をおそれず果敢にチャレンジし続けておられるのでしょう。

伊藤さんの

✅柔軟な発想
✅先を見据えた投資、事業提携
✅それを実現するための行動力

ここに凄さを感じました。


現在38歳。私と同い年。

見習わなきゃなぁ😆

それでは、また!

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