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感情に支配されない生き方

感情で行動する人っていますよね!急に怒ったり、いきなり泣いたりと…

映画を見て、感動して泣いたのなら、全く問題ないと思いますが、仕事で「急に感情のまま怒り出す人」とか近くにいたら大変ですよね…

そういう人は「私は素直だから自分の感情のままに生きてる」「我慢しないで、ありのままで」と、いかにも自分が自由であるかのように思っているのかもしれません

でも私はそれって、「感情のままに自由」じゃなくて「感情に支配されている」と私は思います。

もし、「感情のままに自由」に生きている人は、仕事ではその考え方を改めた方が良いと思います…(もちろん、業種によっては感情のままに仕事する方が良い場合もあると思います)

はじめに

おはようございます。工場で総務部のヤシと言います。総務として10年以上働いています。

感情で行動する人

感情で行動するという事は、自分の中に産まれた感情のままに行動するという事です。

一件、問題ないように感じるかもしれませんが、実際の例で考えてみましょう。

例えば、部下に仕事を頼んでいたが、部下がミスをしてしまった場合、上司の感情は、「なんでミスなんかしたんだ、こいつに頼まなければ良かった」と怒りの感情に溢れているとします。

そんな時、その上司が感情のままに行動する人だったら、怒りの感情のままに「お前に頼まなかったら良かった」などの心無い言葉をぶつけ、怒鳴り散らすかもしれません。

これが、感情に支配されていない上司なら、内心は怒りに溢れていたとしても、冷静にどのような言葉をかけるのが良いか考え

「なぜ、そのミスをしてしまったのか」を確認し「今後、どうすれば、そのミスは起こらないのか」を一緒に考えるなどの行動をとる事が出来るでしょう!

感情に支配されるとは?

人の行動には、まず「刺激」があって、その後に「感情」、そして「行動」となります。

先ほどの、部下の失敗に対する上司(感情のままに行動)を例にすると、
①刺激 → 部下の失敗
②感情 → 怒り(ミスしやがって)
③行動 → 怒鳴り散らす
となります。

これが、感情に支配されずに行動できる上司だと
①刺激 → 部下の失敗
②感情 → 怒り(ミスしやがって)
    思考 → このまま怒っても何も解決しないな
③行動 → どうしてミスしてしまったのか
                   一緒に考える
となります。

違いは一目瞭然で、「感情」の次に「思考 」があります。感情のままに行動する人は、感情→行動の間に「思考」がありません。

つまり、湧き出た感情から、自分をコントロールできずに、そのまま行動にしか移せない、感情に支配されている人です。

このように、「刺激」→「感情」→「行動」の仕組みを知っておくだけで、感情に支配されないように、気をつける事が出来るでしょう!

ぜひ、感情に支配されないように意識して行動して下さい。

まとめ

「感情のままに行動」が許されるのは子供のうちだけです。社会人になったら「感情をコントロール」していく必要があります。

感情に支配されそうな時は、「刺激」→「感情」→「行動」の仕組みを思い出し、行動の前に一旦「思考」を入れて

感情に負けないようにしましょう!

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