在宅で習得できる進化系護身術の心得！無差別襲撃、オヤジ狩り、ストーカー、痴漢などの暴力被害から我が身を守れる実践マニュアル公開！

2020年3月20日 16:44

女性や軟弱男子、中年、高齢者といった年配者を含めて、日常生活の中でいつ危険な出来事に遭遇するか分からないのが現代社会の現実です。特に都会では理不尽な暴力被害にあう可能性がとても高いので、各個人が自分で自分の身を護る対策を講じなければなりません。

そこで、いつ遭遇するかもしれない危険、オヤジ狩りや暴漢からの無差別襲撃被害といったものから、痴漢やストーカー被害といったものまで、日常に潜む危険を未然に防ぐことができる心得と、自分で我が身と大切な人を守るために役立つ進化系護身術のマニュアルを公開します！

■暴力被害から我が身を護るために！

勝つことは、負けないことよりも難しいのだ。
勝つことより、負けぬこと守ることに意を込めるのが防御の闘いだ。

徒手格闘の勝負ごとは、ルールがあればこそ成立する勝敗決定戦だといえるのだが、いきなり襲ってくる暴力被害はそういうわけにはいかないのが厄介なのだよね？

ルールに基づいた格闘技や武道では、決められた時間と試合会場で審判の立ち合いのもとに礼儀を持って対戦するわけなので、試合の勝敗が決めやすいし、ルールの中で勝負するから闘いそのものが悲惨な結果を招くことは、あまりないのです。

こういった格闘技や武道では、対戦者同士が公平な条件で対戦できるようにウエイト別の階級制になっているものが大半なのはご存知の通り。

その点では、街中や人気（ひとけ）の無い公園などで、こちらの隙を突いて突然襲ってくる暴力加害者が相手だと、とてもそんな悠長なことは言っていられない。とにかく安全な場所に逃げなければならないし、逃げる隙を見つけて急いで現場から離れなければならないのです。

無用な被害に遭わないためには、日頃から危険を予知したり状況を判断しての危険予測が欠かせない。そのための察知能力を磨いておく必要がある。

この察知能力は普段の日常生活の中で、常に周囲の状況に目を配る習慣を身に付けると格段に向上するものだから何事も観察する癖を付けましょう。

道路を歩行中に相手とすれ違うときも、自分の意識を相手との距離感と相手の挙動に向けておくべきです。もちろん複数の相手の場合は仲間同士の目配りや、合図の仕草なども見逃してはならない注意点です。迂闊に近づいたために拉致されたり集団暴行を受けたりすることも、現実問題として起こりうるので気をつけないと。

■護身術のホンマでっか？！命を守る護身術と危険を招く護身術の違いがあった！

また護身術を少々かじっていても、そのことでかえって被害を大きくするケースも出てくるので生半可な護身術テクニックを使うことは大ケガのもとと心得て、一番効果的で逃れやすい状況を作り出せるような一撃を見舞うべきなのですね。

その辺のことはこちらの記事にも書いたのでまだ読んでいなければ、併せて読んで参考にして欲しい。

ここからは「護身術のホンマでっか？！命を守る護身術と危険を招く護身術の違いがあった！」の続編として、もっと具体的なマニュアルになるようにお伝えしたいと思う。

■女性、中高年向き進化系護身術の心得！

護身術においては襲ってくる相手に勝つことより、負けないこと被害を受けないことを第一番に意識して防御すべきである。

人が本気になって無我夢中になると余程の力の差がなければ、簡単には勝負が付かないことをまず知っておこう。不意打ちやラッキーパンチでも無い限り、そう簡単に勝てるものではないのだ。

ドラマや映画で観られるシーンのようなものではない。試合のようにきちんと向き合うなんてことは、やっちゃダメなこと。とにかく必死にわめきながらでもかまわないので、逃げることが先決なのだ。そのためにはできるだけハイヒールを履かずに運動靴にしておくことを強く推奨したい。

■命を守る護身術は足元から気を配ること！

どうしてもハイヒールじゃなきゃダメであれば、通勤時のみ走れるパンプスやシューズに履き替えて、職場に着いたら履き替えればいいでしょう。めんどうに思うかも知れないけど、命と引き換えにできるぐらいの煩わしさではないと思うので、ぜひとも履き物には気を配って欲しい。

襲撃を計画している加害者もターゲットとしてまずチェックするのは、服装からだと思われるので、加害者からどう見えるかは大事なポイントになることも覚えておこう。

ジーンズにラフな出で立ちで、ぶんぶん走り回りそうな服装の女性に比べると、ハイヒールにマッチした服装で走りにくそうなオシャレファッションでは、受けるフェロモンの刺激にも大きな差も出るし、どっちが襲われやすいかは一目瞭然だと言えるでしょう。

くれぐれも逃げ遅れたために被害に遭ってしまった、ということが無いようにしてね！

最近は運動靴と変わらない機能の履きやすくて走れるようなシューズも販売されているので、ファッション的に抵抗感がある人は探してみるとよい。

■命を守る護身術は健康な身体から！

先ほども必死で無我夢中の相手には手こずる、ということをお伝えしたけど女性や中年、高齢者の人たちには具体的にどう必死になればよいのか、無我夢中になるってどうするのか、まだピンとこないかもしれないね？

今現在の「あなたのまま」だと、いざその場に遭遇してしまうと悲鳴を上げて身体が凍り付いたように動けなくなってしまうのがオチではある。だけど心配する必要は無いのだ。

普段から自分の身体の筋肉や関節を動かせるようにしておけば、とっさの時には自分でもビックリするぐらいのスピードとパワーが出せるのだ。そのような大きな出力を可能にする身体の使い方は「肩甲骨から腕を動かす」ことで誰にでもできるようになるから、自分でチューニングして欲しい。

基本は何をするにも自分の身体が本来持っているのに、使われないまま動かずに固まっている筋肉と、無理のない関節の使い方、動かし方を身体に覚え込ませるだけで良いのだ。このカラダチューニングのやり方は基本中の基本を、3つの動作として記事にしてあるので参考にして実践すると良い。