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泣いたら強くなるという変な泣き虫でもあった幼い頃の自分が嫌いじゃない

私は、小学生の頃、とても泣き虫でした。

母親が1歳半のときに亡くなったので
父子家庭で、父親が男手一つで
苦労して育ててくれました。

ご多分に漏れず、経済的には恵まれない
貧しい家庭だったのですが

昭和の当時は、どこも似たようなものでした。

そんな時代でしたが
母親がいないという環境は
よその両親がそろった子どもたちよりも
感受性の強い子どもにしてくれたのです。

小学生の頃から人の本心をうかがい見たり
先生や、周囲の大人たちの心に潜む本音を
幼いながら嗅ぎ分けていたんですよね。

そんなめんどくさい子どもだったから
いじめられては、泣いていました。

ただ、他のいじめられっ子と違ったのは
泣いたら、がむしゃらになって反抗し
そこから強くなるという、変わった泣き虫でしたね。

泣かされると、包丁を持ちだして
いじめた上級生を追いかけまわす、といった
泣けば強くなる、という変な子ども。

いったん泣かされてしまえば、度胸が据わって
恐いものが無くなるという、変なヤツ。

小学の5年生辺りからは
同級生はもちろん、周囲の上級生たちも
泣いたら強くなることを知っていたから
イジメはなくなったんですよ。笑

そんな泣き虫野郎でしたが
中学のときに、持久走で一躍トップになり
みんなからの羨望の眼差しを受けるという
快感を、知ってしまったのです。

それからですね。
私の人生の歯車が、ギシギシと回り出したのは。

みんなの脚光を浴びるぶんだけ
母親がいない家庭というのを、バネにしていました。

普通でありたい、普通の子ども以上に
情けない姿や服装を見せたくないと
強く意識して思い始めたのは、その頃から。

高校に上がる頃には、普通に不良になり
今の彼女(妻)と出会ってから、不良をやめたので
不良相手のときしか、喧嘩もしない、空手少年の
誕生でした。

その頃から、正義感が芽生えたような気がします。

弱いものイジメが嫌いで
強いものには逆らい、弱いほうの味方になる
という、幼い正義感でしたけどね。

今でもそうですが、自分でも嫌いじゃないのですよ。
こんな自分が。

だから、人から相談事や悩み事を持ちかけられて
親身なってアドバイスして、その解決策が功を奏して
うまくいったと、報告をもらったときの嬉しさは
もう、なんとも言えないのですよねぇ~。笑

よく、三つ子の魂百まで。
なんていうけど、ホントにそうだなぁ・・・・・・なんて

この年になって実感してますよ。


ってことで、今回は
泣いたら強くなるという変な泣き虫でもあった幼い頃の自分が嫌いじゃない」という三つ子の魂百までを実感するようになったという話。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

世渡りも  開き直って  のほほんと


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