霧が立ち込める夜の草津温泉【信越北陸一人旅③】
車を走らせていると、ますます雨が強くなって来た。
フロントガラスに打ち付ける雨粒はけたたましい轟音を放っている。すでにバナナマンのラジオは終わりまで聴いてしまったのでその地で聴けるはずのFMラジオ(FMぐんま?)を流していたはずだが、電波があまり良くないのと雨の音でまったく聞こえなくなっていた。走っている道路は街灯が少なくずっと暗い。車通りも多くないのでたまにハイビームを使って運転した。この豪雨の中まったく知らない暗い道路を走るのはなかなかスリリングである。
そんなスリリン