yappi(水野ハジメ)

一人旅とグルメと歴史が好きなライター。 年間400回以上外食してます。 国内旅行業務取…

yappi(水野ハジメ)

一人旅とグルメと歴史が好きなライター。 年間400回以上外食してます。 国内旅行業務取扱管理者と日本城郭検定2級とサウナ・スパ健康アドバイザーという資格を持っています。 Xやインスタで外食記録も載せてます

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    旅行記でもグルメでもないような記事をここにまとめています。旅行記もエッセイなのでは?という声が聞こえてきます。

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    筆者が行った美味しかったお店について、なるべく臨場感をもたせつつ伝えていきます

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    主に一人旅をした時のことを一つの読み物として楽しく読めるよう書いていきます

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    2023年の9月の信越・北陸地域の一人旅の様子。

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    ちょっとした所用でいわきに行ったので余った時間で色々巡りました

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東京で激ウマの餃子に出会った話【餃子の店 おけ以 @飯田橋】

「餃子の店 おけ以」に行った時の話。 「餃子の店 おけ以」は東京都は新宿区、飯田橋駅近くにある昭和29年創業の有名な老舗町中華。かつて『マツコ有吉のかりそめ天国』で紹介された餃子ランキングで1位を獲ったお店であり、その影響もあってか行列必至の人気店になっている。ちなみにこの番組は『怒り新党』の時代から好きな番組だ。 飯田橋駅を降り、西口側のスクランブル交差点を渡る。一つ目の交差点を右に曲がればすぐにお店だ。近い。 僕がお店に訪れたのはお昼の開店時間の5分前、11時25分

    • 高校生の頃、サイダーに救われた話

      高校生の頃、僕はサイダーに救われた。 サイダーというのは、昔からお馴染みのあの三ツ矢サイダーのことである。インサイダー取引みたいなカッコいい専門用語ではない。要するにただの美味しい炭酸飲料だ。それ以上でも以下でもない。 そんなただの炭酸飲料が、高校生の僕に光を与えてくれたのだ。 僕が通っていた高校は、偏差値50前後の普通の高校。特別勉強ができるわけでも、できないわけでもないような普通の生徒が通う高校だ。しかし偏差値50前後という自負があるからなのか、夜の校舎の窓ガラスを

      • 夜しかやってない、まるで居酒屋なうどん屋さん【粉吉うどん @鶯谷】

        鶯谷。山手線の駅の中で駅名のカッコ良さランキングでは三本の指に入るであろうこの駅は、ほかのどの路線とも乗り換えられないくせに駅名がカッコいいというだけで上野と日暮里の間でドヤ顔をしている。休みの日は各地の駅前に出没する僕ですら、鶯谷に関しては駅名がカッコいいと思うだけで立ち寄る用事はほとんどない。 そんな鶯谷駅だが、パッとしない駅というわけではない。駅前では上野や浅草に負けないほど立派な吉原が形成されており、夜中の時間に足を踏み入れれば鶯の名が付く地名からは想像できないほど

        • 赤坂を支えていくインフラとなっていく定食屋【赤坂ごはん 山ね家 @赤坂(東京都港区)】

          赤坂にやって来た。今日は何がなんでも行きたいお店がある。 それは「赤坂ごはん 山ね家」という定食屋さん。2010年オープンのこちらのお店は赤坂の生活インフラの一部となることを目指しているのだそうで、オープンしているのは平日のみ。東京屈指のオフィス街、赤坂ならではの営業スタイルである。 ここの店主さんは和食職人として25年以上の経歴を持っており、ネットを見る限りお店の料理にも定評があるようだ。 平日の赤坂の町は、スーツやコートに身を包んだ同じような見た目の人間がうじゃうじゃい

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          上越といえば千成の釜飯【信越北陸一人旅⑱】

          とうとう日本海に接する町、新潟県上越市にやって来た。 時刻はすでに18時を回っており、そろそろ夕ご飯を食べに行こうと考え始めた。この日の夕飯は旅行の出発前にリサーチ済みで、もうここに行くぞ、というお店を決めていた。 そのお店は、上越市内にある「千成」という和食屋さん。出発前に調べた情報によると、なんでもここは上越市ではかなり有名なお店のようで、特に釜飯が名物だという。なんなら「上越といえば千成の釜飯」という言葉も聞くほど有名みたいだ。僕は上越に行った時は必ずこのお店に行く

          上越といえば千成の釜飯【信越北陸一人旅⑱】

          料理の提供が早いお店は良いお店なのか?【エッセイ】

          どうも。年間400食外食をしながらライターやってます水野です。 僕はこれまで訪れた飲食店での思い出をnoteで散々記事にしてきました。今回はいつもと少し毛色を変えて、外食に関するエッセイを書いていこうと思います。こういうエッセイ書くのたぶんはじめてなんで、ゆる〜い気持ちで読んでいただければ幸いです。 今回の記事のテーマはズバリ、 「料理の提供が早いお店 = 良いお店なのか?」 ということ。 お店を決めるうえで、口コミはかなり重要な情報源 IT化がどんどん進んでいる現代。数

          料理の提供が早いお店は良いお店なのか?【エッセイ】

          おもてなし感じる接客と「納豆とんかつ定食」【とんかつ一幸 @春日部(埼玉県春日部市)】

          春日部にやって来た。季節はまだ梅雨真っ只中ということで、空には分厚い雲がかかっており地面は所々濡れている。僕が春日部の土を最後に踏んだのはちょうど1年前ごろだったと思うが、その時も似たような天気だった。春日部はずっと曇っている場所なのだろうか。 この日僕が春日部にやって来たのは、特に目的があるわけではなかった。ただなんとなく、春日部駅で降りて飲食店を開拓したい、という気持ちが起こっただけだ。だから特にこのお店に行くために、という明確な目的があって春日部に来たわけではない。

          おもてなし感じる接客と「納豆とんかつ定食」【とんかつ一幸 @春日部(埼玉県春日部市)】

          「富士山チャーハン」という料理【芳葉 @海浜幕張】

          ある日、とあるテレビ番組を見ていたときのこと。番組名は覚えていないけどたぶんグルメ系の番組。最近はテレビを付ければどこかしらのチャンネルで何かしらのグルメ番組がやっているから、おそらくそのどれかだろう。その番組では、ある町中華について特集されていた。 町中華、といえば日本に数ある飲食店の中でも僕がトップクラスに好きなジャンル。都心にある景色の良いオシャレレストランよりも、シミだらけできったねぇ看板がトレードマークの町中華の方が、個人的にはそそられる。僕は町中華が大好きなので

          「富士山チャーハン」という料理【芳葉 @海浜幕張】

          上越市で少しマニアックめなスポットをめぐる旅【信越北陸一人旅⑰】

          登山でたっぷりと汗をかいた僕は、上越妙高駅近くのスーパー銭湯で少し休憩。 サウナも入れたしだいぶスッキリした気分だ。 元々計画していた旅程では鮫ヶ尾城を出たあとは北上してそのまま上越市の方へ向かう予定だった。だが上越市に行ってから何をしよう、というのは明確には決めておらず、上越市は海と接してるから海でも眺めよう、くらいにしか考えていなかった。 とりあえず上越市へ向かって車を走らせる僕だったが、たしか途中でコンビニに寄ったタイミングでだろうか、僕は上越市に「大月の棚田」とい

          上越市で少しマニアックめなスポットをめぐる旅【信越北陸一人旅⑰】

          「御館の乱」の舞台となった鮫ヶ尾城跡を歩く【信越北陸一人旅⑯】

          2時間並んでとん汁定食を食べた僕は、お腹がいっぱいだった。 お店を後にしてやって来たのは、鮫ヶ尾城跡。「とん汁の店 たちばな」からは車で10分かからないぐらいの距離だった。 鮫ヶ尾城は、新潟県上越市の標高185mの場所に位置する山城。築城年代は分かっていないが、戦国時代に越後を治めていた上杉氏のお城であったことはたしかだ。 鮫ヶ尾城が歴史上最も注目されたのは、1578年に起きた「御館の乱(おたてのらん)」の時だろう。この「御館の乱」は、いわば上杉氏内で起きた内輪揉めだ。

          「御館の乱」の舞台となった鮫ヶ尾城跡を歩く【信越北陸一人旅⑯】

          本八幡のディナー難民を救う店【cafeレストランいつものところ @本八幡(千葉県市川市)】

          この日財布を忘れてしまった僕。 市川市を代表するコルトンプラザというショッピングセンターのスタバで作業をしながら、近隣でPayPayが使えてかつ美味しそうなお店を探した。ショッピングモールにいるならどっかしらで夕飯食べられるでしょ、と思う人もいるかもしれないが、僕はできれば外食するなら個人店でご飯をいただきたい。 そんな中、コルトンプラザから歩いて15分ぐらいの本八幡駅の駅前に、PayPayが使えてなおかつ夜も定食が食べられるというカフェを見つけた。そのお店の名前は「ca

          本八幡のディナー難民を救う店【cafeレストランいつものところ @本八幡(千葉県市川市)】

          金がない危機の中で食べた絶品のカキフライ【キッチン幸 @京成中山】

          ここは千葉県船橋市中山。中山と聞いて思いつくのは中山競馬場ぐらいだろうか。今までこの地域に馴染みがなさ過ぎる。そして僕は競馬もやったことがない。 中山に行ってみよう、と思ったのはある日Instagramを眺めていた時のこと。仲の良いフォロワーがストーリーをアップしていた。そのストーリーは、これでもかというぐらいふんだんにイチゴが盛られた豪華なパフェの写真だった。僕は果物の中でイチゴが一番好きだ。だから僕はその写真を見てイチゴの量と盛り付けの綺麗さに圧倒された。僕はそんな豪華

          金がない危機の中で食べた絶品のカキフライ【キッチン幸 @京成中山】

          2時間並んで食べた妙高名物のとん汁定食【信越北陸一人旅⑯】

          朝食としてパフェを食べた後は赤倉温泉の大露天風呂を独り占めした。 お腹が空いた。昼ごはんを食べに向かおう。 僕は北に向かって車を走らせた。妙高市の市街地は北の方にある。 僕はこの日の昼ごはんに関しては絶対にこのお店で食べてやる、というお店をあらかじめ一軒決めていた。そのお店の名前は「とん汁の店 たちばな」。 このお店は名前のとおり、豚汁がメインのお店。豚汁がメインというのは、つまり豚汁をおかずにご飯を食べるということだ。豚汁をおかずにするというのは未だかつて経験したこと

          2時間並んで食べた妙高名物のとん汁定食【信越北陸一人旅⑯】

          明治23年創業の老舗割烹の姉妹店で絶品鮭のかま焼きをいただく【となりのトトや @赤坂】

          今日は焼き魚が食べたい気分だなぁ。 一人暮らしをしていると、焼き魚を食べる機会が少ない。というか魚を食べること自体少ない。一人暮らしでのおうちご飯となると、つい魚よりも割安で腹がふくれる肉料理となってしまうことが多い。だから食べログやインスタで美味しそうな焼き魚の写真を見るとつい惹かれてしまう。 この日は赤坂にやって来た。赤坂で絶品の焼き魚ランチを提供するお店があると知ってGoogleマップにピン留めしておいたお店がある。そのお店は「となりのトトや」というお店だ。某ジブリ

          明治23年創業の老舗割烹の姉妹店で絶品鮭のかま焼きをいただく【となりのトトや @赤坂】

          アイコン変えました。 名前もyappiから水野ハジメに変えました。 名前とアイコンが変わっても、私のことは嫌いにならないでください〜 ↓以前のアイコン

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          ニュー新橋ビルの地下にはサラリーマンのオアシスがあった【喫茶フジ @新橋】

          ニュー新橋ビル。飲食店を多く抱え込む新橋を代表するビルであり、SL広場を行き交うサラリーマンの胃袋を支え続けるビルと言っても過言ではない。 そんなニュー新橋ビルの地下一階に、1971年にオープンしてから変わらずビジネスパーソン達の憩いの場となっている喫茶店がある。お店の名前は「喫茶 フジ」。名前からも昔ながら感が湧き出ているこのお店の名物はなんといってもホットケーキ。ホットケーキが名物の老舗喫茶というだけでレトロ好きにはたまらない要素が詰まっている。 新橋駅で降りてSL広

          ニュー新橋ビルの地下にはサラリーマンのオアシスがあった【喫茶フジ @新橋】