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「愚者は経験に学び,賢者は歴史に学ぶ」って言うけど,どうやって?

歴史嫌いを克服したい。そんな思いで『教養としての世界史の読み方』を購入。

表紙には,「養老孟司氏,推薦!」と書かれており,思わず惹かれました。

養老さんの推薦なら読まないわけにはいきませんね。

でも,歴史って何なのさ。。。

「歴史とは何か?」

それは,「歴史を学ぶことで,自分の人生(歴史)を振り返ることができる」だそうです。

わかるようでわからん文章。

実際に読んでみることにします。。。

今日学んだことを少しだけご紹介します。

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題して,「なぜ人は大移動するのか」です。

著者の本村さんは,人が大移動をする理由は,”条件のいい場所を求めて動くため”と述べています

また,著者はこの本の冒頭で,「歴史というのは,知識を得るのでなく,そこから意味を見出すことが重要」と述べています。

なので,突然ですが,今日得た知識をもとに,意味を見出す練習をします。(笑)

今日得た知識は,前述したこの文章です。

「避難民の方々も,ゲルマン民族の方々も,いい場所を求めていた」

この知識を意味あるものにするために,自分の人生を振り返ってみました。

・中学生の頃,一番楽しめる部活(いい場所)に入りたい。

・高校受験,少しでもいい学校(いい場所)に進学したい。

・大学受験,目標は高く,いい大学(いい場所)に入りたい。

振り返ってみると,私もゲルマン民族と同じようにいい場所を求めていることに気づきました。

また,その時の環境に満足するのでなく,よりいい場所を求めようとしたから,今の自分があるのだと言えるかも。

一方で,人は安定を好むため,多少の変化には動じないという傾向もありますよね。

言い換えるなら,人間は少しの不満や不都合には目をつぶる生き物。

そんな人間が,どうしてエネルギーを使ってよりよい生活を求めるのでしょうか。

必ずしも良い環境が手に入る保証もないでしょうに。

この謎についてはもう少し考えようと思います。

皆さんもぜひ,考えてみてはいかがでしょうか。

人間は,変化を嫌う。しかし,どうして一部の人間は新しい環境を求めるのか。

 今一度,あなたの民族大移動を思い出してください。

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<余談話>

私は家庭教師をしています。

ある時,私は先生としてはあるまじき行為をしてしまいました。

というのも,私の言動と行動が伴っていない,そんな矛盾な教育をしていたのです。

私は生徒に,

「苦手意識をなくそうね。」と言いました。

しかしその数分後に,私は生徒に,

「私は今でも歴史が苦手なんですよ」と言いました。

その瞬間,「はっ!」としました。

 あまりにも情けない発言に,生徒に謝罪したい気持ちでいっぱいに。

しかし,「くじけても仕方ない,生徒の見本になるか!」と思い,

すぐにアマゾンで歴史の本を購入。

「自分だってまだ間に合う,苦手意識をなくいいチャンスだ!」

そんなことを思いながら,日々,歴史の勉強始めましたとさ。


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