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HSPの生まれ持った才能その2「共感力」

こんばんは、HCC blogです。

今日は、HSPの共感力にまつわる研究をご紹介。

HSPの人たちは共感能力が高いことから、相手の感情を理解できるだけでなく、時に同じように感じているそうなんです。

ある研究では、HSPの被験者に他人や大切な人が喜んでいる、悲しんでいるなど、感情の表れている写真を見たときに脳のある部分が活発になっていたそうです。

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このことから、HSPの人は相手の感情に反応しやすいことがわかります。

このように共感性が働くのは、脳の「ミラーニューロン」と呼ばれる神経細胞であると言われています。

このニューロンは「誰かが何かをしたり、感じたりすると相手と同じような反応(引用)」を示すそうです。

これは模倣や学習するときに働いている細胞でもあり、例えばスポーツの上手な人の動きを真似たりするのがそうですね。

ですが、HSPの人はこのニューロンを使うと、相手への共感など感情を真似るだけではなく、同じように感じるという機能を働かせています。

なので、相手が悲しんでいるとき自分も悲しくなるし、

相手が怒っているとき自分も不機嫌になったりするんです。

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このように、私たちHSPの共感能力が高いのは、生まれつき脳に備わっている機能の一つであることがわかりました。

そして私たちは共感することで相手と同じ感情を抱くという行為は自然なものなんだとわかったと思います。

共感性のメカニズムを知ることは自分を知ることにもつながります。

共感しすぎる自分はダメなんだという思考から脱していほしいと思います。

そして自分がどんな時に共感しすぎてしまうのか、それを知ることも大事に思えます。

私たちHSPの人々の気質である共感力の高さは、時に悲しさ、辛さにもなりますが、

うまくコントロールすることで、誰よりも幸せを享受できる素質があると信じております。

今後ともよろしくお願いいたします。

参考引用図書



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