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最古の神輿は国宝「鞆淵八幡神社」石清水八幡宮の別宮!【紀の川】【和歌山市周辺シリーズ】

奇跡でしょ!1228年に石清水八幡宮の別宮として勧請し、平安時代の神輿を頂き現存している!たぶん、京都に残っていたら焼けていたと思います・・。また、境内には大日堂があり神仏習合が色濃く残っている。

変更履歴
2023/08/11 仏像展の宝物の写真とコメント追記
2022/04/27 初版


▼HP

なし

▼アクセス

紀の川市中鞆渕58

▼祭神

応神天皇・仲哀天皇・姫大神

▼見どころ

 「ともぶちはちまんじんじゃ」と読む。
 真国川(紀ノ川支流)沿いの道から、少し高台に登ったところにあります。車一台分の道幅を登り、対向車の融合可能な場所は1か所でそこを登りきると駐車場があります。

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 創建は古く、石清水八幡宮の荘園で1228年に石清水八幡宮の別宮として勧請した。平安時代に造られた神輿が贈られ国宝である。また、境内には大日堂があり神仏習合が色濃く残っている。お堂と神社本殿ともに重要文化財!!

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 祭神は「応神天皇・仲哀天皇・姫大神」と八幡大明神(八幡神)だが、神功皇后が祀られていないのが気になる。もしかしたら、石清水八幡宮などの八幡神(菩薩)に神功皇后が入ったのは後付けなのかもしれないかもとふと思った。

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 地元には鶴姫と神輿の伝説が伝わり、神輿は現存する日本最古の神輿であり国宝。その国宝「沃懸地螺鈿金銅装神輿」(いかけじらでんこんどうそう)は、1228年に後堀河天皇の勅により京都の石清水八幡宮からここへ贈られてきたもので、平安時代後期の最高傑作といわれている。
 なぜ・・ここに・・という感じだが、鶴姫は後堀河天皇の寵愛をうけていたらしい。石清水八幡宮の別宮としているのもその関係かも。

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平安時代の神輿@国宝がある「鞆淵八幡神社」より「随身坐像」が展示されていた。右の神像は2009年に境外で発見され、神社に戻されたそうだ。ここは石清水八幡宮の荘園なので、もしかしたら、この神像は石清水八幡宮のものだった!!というニュースが流れたら面白いのに。

◆和歌山⑤◆和歌山城周辺-仏像と神像へのまなざし-
https://www.jalan.net/travel-journal/000098046/

 境内末社として左側に武内宿禰を祀る高良神社、右側に仁徳天皇を祀る若宮神社、千代鶴命(鶴姫)を祀る剣御前社、コトシロヌシを祀る戎神社がある。高良社と若宮社は江戸中期の建立らしい。

 本殿前の拝殿右側に沿革由来があります。そこに大日堂に安置されている仏像や、平安時代作で日本最古の「神輿」の写真が見られます。大日堂には「金剛界式大日如来」、歴史を感じる「不動明王」、持念仏サイズと思われる「聖観音」?、「四天王」の2体を安置している。

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▼旅行記

▼セットで行くところ

高野山

和歌山市内

▼仏像展


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