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「江島神社」三大弁財天「八坂神社」奥宮「江の島岩屋」まで行く【江の島シリーズ】【神奈川シリーズ】【鎌倉シリーズ】

三大弁財天の1つですね!本宮は福岡・宗像大社で、アマテラスとスサノオの誓約で生まれた宗像三女神。陸地から橋を渡り島へ渡る!

 三大弁財天は厳島神社は有名でしょうが、あとは滋賀にあります。ただ、この「三大○○」は諸説あるので、どこかで纏めようかな・・。

変更履歴
2023/09/21 初版


▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時

神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号

▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼歴史

  • 平安時代の『江島縁起』に「三大弁財天」と記す

  • 昔は大きな湖があり、5つの頭を持つ龍が住んでいた

  • この龍は、洪水や山崩れを起こし、ときには疫病を流行らせる

  • 552年、地震がたびたび起こり童子を従えて天女が登場する

  • 登場と同時に石を降らせて出来たのが「江島」

  • 龍を抑え込んだのが天女(弁財天)だったようだ

  • 厳密にいえば弁財天に一目ぼれした龍が改心したことになっている

  • 荒魂から和魂になった龍が亡くなり祀ったのが「龍口明神社」

  • 『吾妻鏡』によると、1216年には海底が隆起し歩いて渡れたようだ

  • 1923年の関東大震災で島が1から2m隆起したらしい

▼見どころ

▽江の島

 江の島駅の改札を出て、左手を進みます。

 両側に食べ処があり、右手に写真の通り、江の島弁財天道標が現れます。写真は2日目のホテルから駅に向かうときのものです。

 8:20の新幹線で京都から新横浜へ!!藤沢まで行き、江ノ電で江の島へ!!あいにくの曇り空だが、なんとか雨はふらず。ひとまず腹ごしらえ!!

▽江島神社

→参道

 橋を渡ると写真の通り、人がたくさんいます。参道には店がならび、右手には温泉もあります。上を見るとものすごい数のトンビが飛んでいます。食べ歩きするときは注意ください。

 エスカーというやつで上まで登ることができます。

 本宮は福岡・宗像大社でアマテラスとスサノオの誓約で生まれた宗像三女神ですね。神社の池の真ん中に社があったら、ほぼほぼイチキシマだと思ってください。宗像大社と同じく三社形態になっていますね。

 祭神はアマテラスとスサノオが誓約(ウケイ)をしたときに生まれた神。奥津宮は「多紀理比賣命(タギリヒメノミコト)」、中津宮は「市寸島比賣命(イチキシマヒメノミコト)」、辺津宮は「田寸津比賣命(タギツヒメノミコト)」で、神仏習合で弁財天と合体したみたいです。

→辺津宮(下之宮):タキツヒメ

 辺津宮の祭神は「田寸津比賣命(タギツヒメノミコト)」で、ここは人が多いです。右側にある社務所で、江島神社と弁財天の2種類の御朱印があります。「御朱印=神社」というルールにしているのですが2種類いただいてしまった。御朱印帳が神仏習合になってしまう。。あと、御朱印帳が3種類売っています。

 本堂近くに龍神ですね。お金を洗って、神池の御賽銭箱に入ると願いが叶うらしい。宮崎・青島神社、滋賀・竹生島にある神社、犬山城の神社、京都・六波羅蜜寺などにある流行りのアトラクションである!?最近この手の何かを投げて入れば願いが叶うという神社アトラクションが多い気がする。寺は瓦投げになります。

→奉安殿(弁財天堂)

 神仏習合です!拝観料200円で有名な弁財天が拝観できます。ここに入る人はそんなにいないですね。「日本三大弁財天」の一つで、ここ以外は広島県の安芸・宮島、滋賀県の近江・竹生島になります。「裸弁財天・妙音弁財天」は京都府木津川市の浄瑠璃寺の秘仏「吉祥天」と同じく色白の天です。

→八坂神社、稲荷・秋葉神社(辺津宮→中津宮)

 諸説はあるが、宗像三神はスサノオの子となることから、祀っていると思われる。京都の八坂神社が本宮で江戸時代に建てたらしい。神像があり、江戸時代に漁師が海底から救い上げて祀ったそうだ。

 八坂神社の摂社・末社で秋葉社と稲荷社があった。京都では「カグツチ=愛宕社」だけど、関東なので「秋葉社」なのが新鮮ですね。稲荷社はウカノミタマと思いきや、伊勢神宮外宮の「豊受気毘賣命」だった・・・伊勢神宮外宮のトヨウケは食物の神であるので属性は同じに感じるが。

むすびの樹んいは絵馬があり、その先に景色の良い風景。

→中津宮(中之宮):イチキシマヒメ

 中津宮は「市寸島比賣命(イチキシマヒメ)」。神社に神池があり、中央に小さな社を目にすることが多いと思うが、そこの神様はだいたいイチキシマヒメである。

 江戸歌舞伎「市村座」と「中村座」が奉献した石燈籠がある。

 本殿横には水琴窟がありますね。奈良・大神神社、京都・籠神社、京都・永観堂、京都・大原の寺など古社や古寺によくあります。だいたい水のあるとこ古社か古寺がありますね。


→中津宮から奥津宮

休憩!腹ごしらえ!?

 たこ3匹を圧縮しチューという音でたこせんべい出来上がり!!江島神社の参道にある店はとにかく行列をなしているが、中津宮から奥津宮の途中にある展望台入口にあたる山頂にも店はあり空いています。団体客とずらしていくべし!!

 庭園、展望台はこの右手が入口になり、写真の通りちょっとした食べ物屋があります。ここをさらに奥に行くとお食事処があります。たこせんべいはここがオススメです。なお、2日目にも紹介しますが、長谷駅から鎌倉大仏の間にもこの店があります。

→奥津宮(上ノ宮):タギリヒメ

 奥津宮は「多紀理比賣命(たぎりひめ)」を祀ります。宗像大社では神島になっており、神職が交代で無人島でお世話をします。女人禁制で古代祭祀の跡が数多く残っている島です。ここまで来ると人も少なく、よい空気感の社です。


 面白い狛犬で、本殿は立派ですね。拝殿では上に注目です!!

 奥津宮の拝殿でお祈りした後は上を見上げてください。亀の絵があります。宗像3神は海の女神なので、亀なのでしょうか?この絵はこちらを睨んでいるように見える「八方睨みの亀」で、どこを見ても目があいます。って、寺の雲龍図かい!!

拝殿周りには、力石など神社アトラクションがある。


→龍宮


→奥宮へ

→奥宮in洞窟

 別料金が必要ですね。せっかくなので行きます。

 洞窟には石仏がアチコチにありますね。

 さっき力石はあったが亀石がなかったが、もしやここ・・?

 亀石です。写真の通り波が打ち上げられると亀が竜宮城へ戻っていく姿に見えます。場所は第二岩屋の途中にあります。説明書きがあり、写真を撮っている人がいるので見逃すことはないでしょう。

 洞窟にGO!一番奥には古代祭祀場であろうものがある。

 願いを込めて柏手を2回打ちます。龍が2回光ると願いが叶います。1回だと願うかもしれないだったはずです。中の洞窟は狭く、腰をかがめて進む場所もあります。天井注意です。

 江島神社元宮。有名神社のほとんどは氏子や豪族の絡みがあり、時代とともに行きやすいところに遷座していきます。パワースポット、由緒ある神社には奥宮、元宮があり古代祭祀の跡や依代があります。江島神社はここだそうです。


▼旅行記

▼セットで行くところ

▼仏像展


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