紅葉名所!55年に一度開帳「百済寺」聖徳太子所縁の湖東三山【滋賀湖東シリーズ】
55年に一度開帳だが、2014年と2022年開帳していたのでGO!!!聖徳太子の勅願で創建された「滋賀で最も古い寺」のひとつで、平安時代から室町時代にかけて繁栄し、織田信長の勅願寺でもある。
そして2023年に本堂で残念な事件?事故が・・・
紅葉が奇麗なところで、新緑もオススメ。
変更履歴
2023/10/30 初版
▼HP
▼アクセス
滋賀県東近江市百済寺町323
▼本尊と脇時
十一面観世音
▼見どころ
寺伝では606年に聖徳太子が建立したとし、聖徳太子が瓦屋禅寺(建部瓦屋寺町)から東の山中に光を放つ霊木の杉を見出し、立ち木のまま刻んだ十一面観音@重文を囲むようにお堂を建てたのが始まり。朝鮮半島の百済の龍雲寺にならって寺を建てたため百済寺としたそうな。
そういえば聖徳太子ゆかりの「法隆寺」って、百済観音っているよな・・などもあり、百済の渡来人が住んだ場所ともいわれている。確かに大陸に渡り戦いを挑んだ神功皇后って、この近くに住んでいた息長氏だよな・・なにかと大陸とつながりがある地域に感じるのは偶然か。
赤門から本堂までの標高差は100mもあるようだ。
私の昔の旅行記では聖徳太子の先生は百済出身で、先進的な文化をもたらした百済人のために創建された寺としていますね。
→百済寺庭園(天下遠望の名園)、本坊・喜見院
赤門から400mほど登ったところに本坊喜見院(きけんいん)があり、その表門内側の書院に面した池泉回遊・鑑賞式庭園。
山の景色を借りて作られた奥深い作りで、アグレッシブ鯉がいるので餌やり必須です!?
んっ~よい感じです。2017年は秘仏公開で人が多かったですが、ちょっと外れると普段の風景が見れます。餌を買って鯉にエサやり!!。。。なんじゃこれ・・・・。鯉につられて餌を2袋買っちゃいました・・。
これぞ!本当の鯉のぼり!?!?
背後のお堂。
→庭園から本堂に
小径ですね。
全盛期は鎌倉時代で、最高で1000坊、1300余人の大寺院だったが、室町・戦国時代には度重なる兵火で焼失したようだ。
→仁王門
→弁天堂
→本堂、三所権現社、鐘楼
本尊は、聖徳太子作とも言い伝わる「十一面観音立像」で、50年に一度の秘仏。湖東三山IC記念で特別開帳され見仏したが、女性的ではなくゴリゴリ十一面観音だった。
2014年に秘仏の本尊を観させていただきました。その時の感想は上半身は百済で下半身は日本で作成されたようで、日本の仏像には見えない表情でしたとしています。また、奈良・聖林寺系の十一面観音に感じた。ちなみに別名・植木観音と呼ばれているのは聖徳太子が立ったまま彫ったからだとか。
2022年は、他の見仏客もいない状態で、じっくり見仏!!聖林寺よりは穏やかですね。いつの間にか重要文化財になっていました。まっ当然だなと思いました。
2022年、2014年の秘仏公開時の感想は次の通りです。
メディア情報は次の通りです。写真がありますね。
あと、本尊の脇侍である、聖観音坐像と如意輪観音も印象的ですね。両脇侍とも小さいですが、存在感がある仏像です公式HPでどうぞ!金銅仏などもあり、典型的な古寺ですよね。
「金銅弥勒半跏思惟像」もそのうち国の需要文化財になる気がします。この「半跏思惟」は6世紀ごろに大陸で流行ったもので、法隆寺、中宮寺、広隆寺、四天王寺、野中寺、観心寺などの古寺にしかない形の仏像ですよね。そんな大陸では百済が傾き、海を渡り日本に移った人々が腰を下ろした場所の一つとも言われている。
→四季を動画紹介
最後に四季折々の風景をどうぞ。
▼メディア情報
これ以降は本NOTEの下にあるコメント欄で追記します。
▼旅行記
▼セットで行くところ
▼仏像展
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