「廣瀬大社(広瀬神社)」は二十二社・奇祭-法隆寺・斑鳩周辺!世界遺産-
廣瀬大社とも言われ、水の神様が祀られている。大和盆地を流れる全ての河川が一点に合流する地あり、風神・龍田明神(龍田大社)と合わせて「風水の神」となる関係が深い神社。拝殿前の広場を田圃に見立て、田植の所作を行なう奇祭「砂かけ祭」があり、鬱蒼とした木々に囲まれた社。
先に言っておきます!下鴨神社よりも長~~いよ!!!長い参道は木々に覆われ、鳥のさえずりが聞こえ、気持ちいいです。
京都・下鴨神社、石清水八幡宮もそうだが、各河川の合流地点には昔から大事にされている神社が多い。ひとつは川の氾濫を恐れて神にすがる人の性格的なものと流通の要衝の意味合いもあるかと思う。
ちなみにこの地は、佐保川、初瀬川、飛鳥川、曽我川、寺川、布留川、葛城川、高田川などの大和盆地を流れる全ての川が一点に合流する地である。当時の交通手段は車ではなく船が主なので、川を握るこの地の豪族は権威・権力者から特別視されたのかもしれない。現代でも、石油を運ぶルートを締められたりすると争いが始まるので、その確率は高いだろう。
ちなみに二十二社です。2016年に陛下より幣饌料の御下賜があったようで、今でも大事にされている神社です。
変更履歴
2024/02/13 「すなかけ祭」にメディア情報追加
2021/10/09 初版
▼HP
▼アクセス
奈良県北葛城郡河合町川合99
▼祭神・本尊と脇時
主祭神は「若宇加能売命(ワカウカノメ)」
▼見どころ
鬱蒼とした参道。木々の上には鳥たちが生活をしている?
頭上注目!ヘ(゚д゚)ノ ナニコレ?
参道には日露戦争の戦利品である大砲が置いてある。そういえば、龍田大社にも大砲が無造作に置いてあった。
一の鳥居から鬱蒼と木の生い茂る参道を進んで行くと、右手に日吉社、左手に伏見稲荷大社の分霊とされる日の丸大明神が祀られ、日吉社と三輪山遥拝所が設けられている。
さらに参道を進んで行くと、右手に祓戸社、左手に祖霊社があった。
主祭神は「若宇加能売命(ワカウカノメ)」でトヨウケ、ウカノミタマの別名とも言われている。相殿には「櫛玉命(クシタマ)」と「穂雷命(ホノイカヅチ)」と食の神様が揃っている。
広瀬の川合の里長に神託があり、一夜で沼地が陸地となり橘が多数生えたことが崇神天皇に伝わり、この地に社殿が建立されたことに始まる。
常に龍田風神と対となって祀られ、崇敬されてきた神社。延喜式では名神大社列格。平安期にには朝廷奉幣の二十二社にも列格する。
本殿は春日造で朱塗りの社殿。千木は内削ぎなので女神ですね。
▼奇祭「すなかけ祭」
いつか行きたい。。
砂かけ祭とは、「御田植神事(おんだ祭り)」とのこと。境内で牛・田人・参拝客が入り乱れて砂を掛け合う奇祭。
▼セットで行くところ(旅行記)
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