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紅葉と新緑!北野天満宮と繋がる「曼殊院門跡」皇族所縁!黄不動ラスト公開【白川通東域シリーズ/一乗寺シリーズ】

拝観料は600円で無料駐車場もある。紅葉・新緑時期以外はまったり過ごせる場所である。夫婦・カップルでボ~としたいならオススメ!!

https://www.youtube.com/watch?v=eC7xlTaCkhs

  雪も良いかも・・。(1:10ぐらい)

※ご注意
 早速ではございますが、この度曼殊院門跡第四十三世門主に西郊良光大僧正が就任され、2022年10月31日には曼殊院の悲願でありました宸殿が150年ぶりに再建復興し、併せて国庫補助事業による宸殿前庭の整備が完了いたしました。つきましてはこれらを記念し、2023年5月13日から6月30日まで「秘仏国宝黄不動明王像」の特別公開を行います。
 「国宝黄不動明王像」につきましては、平成25年から2年の歳月をかけて国庫補助による修復作業が行われ、この間「御衣絹加持」という文献上で確認されていたものが痕跡として見られ、過去に例をみない貴重な国内初の大発見と話題になりました。また「愛知県立芸術大学」においてはこの「国宝黄不動明王像」の模写作業が4年間にわたり行われ、この度模写像を御奉納頂きました。尚「国宝黄不動明王像」につきましては、今後色彩の劣化や折れ・亀裂・剝落を防ぐために公開は避け、秘仏扱いとさせて頂くことになりましたので、この機会に是非「両黄不動明王像」を御参拝頂き、絵画表現上の秀逸さ、12世紀という古い時代に描かれた現在唯一のものと、現代の模写技術の高さをご覧いただきたくご案内申し上げます。

引用:公式HP

変更履歴
2024/11/25:初版


▼HP

▼アクセス

京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
 ※駐車場は50台ほどありますが、そこまでの道が狭いので要注意です!

▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽曼殊院

2017年11月
2023年6月
2023年6月
2017年11月
2023年6月
2023年6月
2023年6月
2017年11月
  • 782年から806年頃、天台宗の宗祖である伝教大師最澄によって比叡山に建立された道場が起源

  • 947年から957年、是算国師(ぜさんこくし)を開山に迎え、創建

  • この是算国師は菅原家だったので、明治維新まで「天神さん」で親しまれ、北野天満宮(私のNOTE)を管理していた門跡でもある

  • 明治の神仏分離令によって分離したが、今でも「北野天満宮」との交流は続いているよう

  • 名残で境内には曼殊院天満宮が鎮座する

  • 1656年、八条宮智仁親王の第二皇子である「良尚法親王」が入寺

  • 比叡山の山裾の同地に堂宇が移され、後に門跡となる曼殊院の新たな歴史がはじまる

  • 2023年、150年ぶり宸殿復活

  • 北野天満宮とは別に「小さな桂離宮」とも呼ばれている

 実は良尚法親王により現在の場所に移築された。桂離宮の影響を受けているらしい。枯山水の美しい庭園と参道の赤に染まった紅葉が美しい。ライトアップは幻想的な雰囲気の紅葉を堪能できるらしくオススメとのこと。

2023年6月
2023年6月
2023年6月
2023年6月
2017年11月
2023年6月
2017年11月
2023年6月

 ここからは写真撮影厳禁になります。赤絨毯から庭園のみ写真OKです。

→大玄関、庫裏

 曼殊院の庭園の真中にシンボル的に立つのは樹齢400年の五葉松が存在感を示す。閑静なたたずまいの中で枯山水をじっくり味わうことができる。

2023年6月
2023年6月

→書院@重文、庭園、八窓軒

 小さな桂離宮と言われ、書院は奥に行くほど低くなり、龍安寺と同じく広く見せているようだ。

2023年6月
2023年6月
2023年6月
2023年6月
2023年6月
2023年6月
2023年6月
2017年11月
2017年11月
2017年11月
2017年11月
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2023年6月
2023年6月
2023年6月
2023年6月
2023年6月

  庭園は公家が好む枯山水となっている。キリツマツジヤや紅葉の時期がオススメだとか。

2023年6月

京都三名席「八窓軒」の「八窓」は、釈迦の一生における重大な事柄をまとめた8つの場面を表している。

→宸殿:2023年に150年ぶりに復興

 真ん中の石は目の見えない亀で、唐門がある。そこに2023年に150年ぶりに宸殿が復活した。きっかけは某病院の看護婦が寄付がきっかけなのだそうな。とはいえ姿がわからず苦労をしたようで2年をかけて復活。違うところは檜皮葺なのではなくチタン材なんだそうな・・。まあ~保守費が高くつくのでしょうがないか・・。

 宸殿の中には本尊・阿弥陀如来坐像と歴代門主の位牌がある安置されてい る。前には菅原道真の守り仏である十一面観音が安置されている。
 左の部屋には仏像が多く良源坐像が安置され、右の部屋には「黄不動明王@国宝」の写しが掛けられている。

→黄不動明王@国宝

6:00ぐらいから黄不動の紹介です。

 実際の仏像を見たくなったら三井寺と三千院へ!!ただし、秘仏なので時期には注意!(三千院は”金色”不動明王としているが見仏をすると分かっていただけるかと。似ているんですよね。)

 紅葉の時期は人が多い。。有名なところから攻めるべきだったかなとちょっと後悔。秘仏の「不動明王」が公開されていた。ただ、現物は京都国立博物館に寄贈されています。。世の中、知らない方が幸せなことが多いですね・・。

園城寺こと三井寺など作例数が少ない黄不動の原画にあたる「黄不動画像@国宝」がある寺という認識だったが、あの「古今和歌集@国宝」を持っている。いずれも京都国立博物館に寄贈。

私の旅行記
https://www.jalan.net/travel-journal/000072265/

 2020年代に修復したときに腹の部分から「御衣絹加持(みそぎぬかじ)」の痕跡を発見されたようだ。本格的に書く前に小さな仏像を書くのだが、それが残っていたようだ!

→護摩堂

 平安時代の大聖不動明王立像が安置されている。

→最後にオマケ

最後に、寺の風景が良くわかる記事をどうぞ!

150年ぶりに再建された宸殿(しんでん)の落慶法要も合わせて行い、「宸殿の再建は歴代門主の悲願だった。国宝や重要文化財とともに次の時代に引き継ぐことが、責任でもある」と表情を引き締める。
(略)
宗祖・最澄(伝教大師)の言葉「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」が、「年を重ねて、なお心に響くようになった」。新型コロナウイルス禍で寺が自信を失っているように感じるといい、「インターネットが普及するなど若者への布教は難しい時代だが、寺報を出したり、檀信徒に手紙を出したりしている寺は数えるほど。お寺が何もしていないことが問題だ。足元を見直さないといけない」と熱を込めた。

「お寺が何もしていないことが問題」 京都の古寺トップ「寺が自信を失っている」
https://maidonanews.jp/article/14968121

▽曼殊院前「天満宮」「八幡社」

2023年6月

 曼殊院で一番古いもの。左が八幡社で右が天満社である。なぜ?天満宮があるのかというと、北野天満宮創建時に比叡山に相談したところ、明治時代まで、北野天満宮を管理していた歴史がある。

2023年6月
2023年6月
2023年6月

▼旅行記

▼セットで行くところ


▼仏像展

▽2017年 京博「国宝」展

京都国立博物館 開館120周年記念特別展覧会『国宝』◆
園城寺こと三井寺など作例数が少ない黄不動の原画にあたる「黄不動画像@国宝」がある寺という認識だったが、あの「古今和歌集@国宝」を持っている。いずれも京都国立博物館に寄贈。

↓私のじゃらん旅行記

▽2019年 京都国立博物館『京博寄託の名宝-美を守り、美を伝える-』

 「古今和歌集巻第十七残巻<曼殊院本>@国宝」が展示された。元号「令和」に伴い、人気スポットになっていた。

↓私のじゃらん旅行記



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