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目的思考と和風な考え方のハイブリッドが道を切り拓く

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

皆さんは今年、何を成し遂げたいですか?

この質問を書く時に私は
「今年をどんな年にしたいですか?」と
書きかけました。

で、それをやめて「何を成し遂げたいですか?」
と書き直しました。

合理的な目的思考

そうしたのは友人や家族の影響です。
経営者や事業家の友人や帰国子女の私の妻は、
考え方が常に目的思考なのです。

仕事で〇〇なことしていると言えば、
「その仕事をどんな形にしたいの?」

△△をやっていたら、
「それ何の為にやっているの?」

クライアントのAさんの話をすれば、
「Aさんとはどんな関係にしたいの?」
「その為に次は何をするの?」

などなど、何事にも目的を明確にして、
その為に何をすべきかを考えます。

和風な思考は因果応報的

日本人の自然な考え方とは異なりますよね。
意識をしなければ日本の多くの人は
何事にもゴールを設定してそれに向け
合理的に行動するってことはしません。

どちらかというと外部からの刺激や
周囲の状況に反応して行動することが多いと思います。

目的があって行動が決まるというよりも、
原因があってその結果として行動が生じるという
因果応報的な考えですね。

目的思考と因果応報思考、
どちらが良いか、悪いか、では無くて、
これら両方が大切だと思います。

キャリア開発ではどちらも必要

個人のキャリア形成に寄せてお話すると、
キャリアビジョンを明確にして、
それを実現する為のステップを設定して、
手前から1つ1つクリアしていくことは有効です。

一方で、具体的な目的がなくても、
興味の赴くままにいろいろ行動してみて
偶然生じたチャンスをとらえて行動するってことも大切です。

この2つの思考をつかいこなす
ハイブリッド型が最強ではないでしょうか?

で、今回のコラムは友人や家族の影響で
書いている訳ですから、
因果応報的な和風の発想での行動ですね(笑)

ゴールを明確にしてその実現の為に
合理的に行動しつつ、
同時にフットワーク軽く動いて偶然の機会を
とらえて一気呵成に行動する、

そんなハイブリッド型の行動で寅年を
走りぬきたいと思います。

今年のどうぞ宜しくお願いします!

(2022年1月4日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
プロフィール
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<公開済みのキャリアチェンジ・ストーリー>
年収5000万円から500万円への幸せ転職:ファンドマネージャーから地方自治体の公務員へ
40代のキャリアチェンジ:メガバンクから製造業の経営企画室長へ
キャリアチェンジ:ECサイト運営会社の技術職から戦略コンサルタントへ
キャリアチェンジ:証券会社の投資銀行部門からベンチャー企業のCFOへ

<お役立ち情報>
・参考ツール(無料):タイプ分け診断
・推薦図書一覧:キャリアの図書室


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