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暇潰し日記

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#日記

止めよ

時間を止める事は出来ない。流れる時間の中で立ち止まる勇気があればいい。生産性ばかり考えてちょっとでも得しよう、こればかり繰り返していては残念の積み重ねだ。止めてみよう。止まって、新しい一歩は何時でも何回でもできる。ほんとの自分がじんわり見えてくる。

習慣の中に潜む悪魔

暮らしの中でまたは仕事で面倒くさいと思う場面はちょいちょいある。それを無くす事は現状難しい事が多い。大人だからね。それによる疲れが弊害で大切な事を見落としたり感じなくなっていたりするのだろう。時間に追われるちょっとしたストレス。これもなかなか厄介だ。
今、実験的に、気になるすべての事に面倒くさいを感じない習慣を始めた。バロメーターとして、身体の疲れを感じた時、必ずそこに小さな面倒くさいが潜んでいる

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衣との付き合い

初老まではもう数年あるけど引退したら普段着はスーツにしたいと思っている。別に高いものでなく、流行りとか関係なく、背筋がスッと伸びる様な清潔感のある日本のスーツ。職人になったのは毎日義務感でスーツを着たくなかったのと、窮屈な感じがしたから。だから今度は毎日が日曜日だからこそスーツを普段着にしたい。オシャレなものでもくたびれてしまったら意味が無い。

整える

季節の替わり目で身体が緩む、日が長くなり気持ちも明るくなる。春はカラダを整えるのにいい時間。年度変わりで世の中は忙しかったりするのだろうけれど、これから起こるどんな事にも前向きに対応出来るカラダを整えて、靭やかでいたい。

人畜無害

昔若い頃「貴方は人畜無害ね」と云われてすごく楽に生きられる様になった。自分史上大ごとで考えてることも大した事じゃ無いんだ。そう思う事でその瞬間に興味ある事を楽しみ、飽きてしまっても良いし、経験する事で学んで時間がかかって出来なくてもいいや、と思っていられる。オーラを消すほど無いけど存在を気付かれ無い事が多々ある。だから益々楽しく少し人の役に立てればいいかなと年の初めに記す。1月はゆっくりしたいから

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芸人の罪

食卓にテレビは要らない。ずっとそうしてきたが、引っ越した所のリビングにでっかいテレビがあったのでしばらく見ていた。余りに酷い報道ばかりでまた観なくなった。もうテレビはなくていい。あんなもんばかり刷り込まれたらバカになる。お客さんとの世間話で大体のテレビ状況がわかる。国民をコントロールするのはこんなに簡単なんだとニヤついてる。そこに便乗して商売する。ほぼ全てがこんな感じで成り立っている事を理解した上

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音1

目に見えない音に敏感なのは昔からで、突然の大きな音、子供の泣き声、パチンコ屋店内の音、理解に苦しむ音はとにかく辛いのです。音楽に関して若い頃はいい音(クリア)にこだわっていたけど、デジタルになったからか、どうもウソっぽく感じてしまい、かえってザラついたモノラルもしっくりくるのだ。冬の朝、ツンとはりつめた「気」の中の音。本来耳だけじゃなく全身で聞いていて無意識に浄化される。意識的に必要な音は探しに行

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晩秋

時代小説を朗読で楽しんでいる。作業しながら聞き流している訳だから何となく単語が耳に残る程度。懐剣を忍ばせてとか、女の手は意外と冷たいのだな、こんなフレーズから物語への興味は一気に高まる。前後を繋げる様に2回目を聴く。武士の情け、女らしさ、今の季節にちょうどよい短編なのだ。

胸をはれ

寒い方が好きなのは動けば暖かくなるから。乾燥が厄介なのだけれど夏、ベタベタするよりいい。コロナとか関係なく怪しいと思ったら、うがいはマメにするしノドぬ〜るスプレーで撃退。免疫を上げる為にもあまり厚着せず動く。縮こまるよりも思い切って背筋を伸ばした方が寒さは感じないと、最近発見したのだ!謎の切り傷が増えたりして原因を考察するのも楽しい。。

優しい秋

秋で何となく静かになって、色んな匂いに敏感になったり、服の質感も嬉しく感じられたり。作業をしながら聞き流しの朗読がとってもしみる。うるさい工房なので集中はなかなか出来ないけれど、クライマックスなどは手を止めて聴き入っている。お気に入りの声のひと時の至福。心温まる周五郎がいい。

雨月物語

京マチ子の仕舞いがとても印象的で、日本独特の幽玄が感じられる。すっかり外国に毒されたが、忘れてはならない美しい日本がある。きっとまた何度か観るだろう映画だ。

支えるチカラ2

下を見てる時間がなんて多いのか、意識してみたらほとんど下を見てるなぁと。肩こりはあまり無いけどその分、全部腰に任せていたのだ!だから今背骨に意識している。するといつも右ばかり使っていたのが自然に左手が出る!姿勢がいいとなんかいい事ありそう。下を向いて楽してないで、真っ直ぐ向き合う習慣に。自然にタップが踏める、そんな日が目標だ。

幻想の夏

村上龍が好きでよく読んだ。都会の何処かの駅のホームのベンチだったかゴミ箱だったか「トパーズ」と出会って、初期作品から読み漁った。真面目に本を読んだ事が無かったお陰もあって面白く「愛と幻想の〜」は世の中の見方を感じるきっかけになり、今でも変わりない。だから簡単に報道は信じない。自分のサイズがわかる今、只笑っては済ませない。暑い夏に理由は無いのだ。

支えるチカラ

快適に生きる為に姿勢について日々考える。習慣化している物を変えるのに、実験的に繰り返してみて意識を下意識に落とし込み検証する。理屈があったほうが意識が続く。重たい頭をバランス良く支える。これが疲れないいい姿勢なのではないか、と今は感じている。バレエを続けている中学生と会って、いろいろ考えたのでした。