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保育園・幼稚園選びや習い事。子どもの『強み』から考えてみる。

この世に強みのない子など、いない。
全ての子が"強みの芽"を持って生まれている!
だからこそ、一人ひとりに合った"強み育て"が大切だ。

『「強み」を生み出す育て方』Piii

保育園や幼稚園、どうしよう?
習いごと、何に通わせよう?

どんな園や習いごとがうちの子には合っているのか…
答えが出ずに迷っていました。

そんな自分にフィットする一冊に出会ったので紹介します。

『「強み」を生み出す育て方』(船津徹)

最も重要なのは「気質」。

子どもの「強み作り」で一番大切なのは「気質」です。
なかでも、気質の中から良い部分を特定することが不可欠です。
気質に合わないことは楽しめないからです。
楽しめなければやる気が出ず、長続きしない。
長続きしなければ強みにならないのです。

『「強み」を生み出す育て方』P11

「長続きしなければ強みにならない」
な、なるほど…。確かに言われてみるとそうかも。

「気質」は生まれつき備わり、一生変わらないもの。
性格も同じ意味で使われますが、「周囲の環境によって変わる」点が異なります。(家庭環境、親の育て方、育つ土地、学校、子ども自身の努力や経験 etc.)

気質は子どもが一番安心できる環境でリラックスしている時に現れるので、「家庭で過ごしているときの様子」に、子どもの気質が隠れています。
(例えば「外ではいい子で家では暴れん坊」という場合、暴れん坊が子どもの気質)

「軸になる気質」を見極める。

本書では、世界中の性格診断テストや適性検査に活用されている理論を使用して、「5つの気質」を紹介しています。

これを基にして

・習い事
・保育園や幼稚園(自由保育やカリキュラムのある園、モンテッソーリなど主体性を重視している園 etc.)
・小〜中〜高校選び(中高一貫公立校、私立、全寮制 etc.)

などを具体的におすすめしてくれるので、「そこまで書いてくれるのか!!」とかなり参考になりました。

「自由保育」も「カリキュラムのある園」もどちらもよさそうだと思えた。

そして、私がモヤモヤとしていた部分にちょうどハマり、納得できました。

というのも、自分としては色々な本を読む中で「自由保育の園」がいいとずっと思っていたのですが、子どもの様子を見ているとなんでも楽しめそうなタイプというか…
カリキュラムのある園も合っていそう、さまざまな経験をすることで好きなことを増やしたり伸ばせそうだと思ったのです。

本書を読むことで、どんな園がいいかは子どもによって違うのだとわかり、選択肢を増やすことができました。

私が重要視しているのは「信頼できる先生か」なので、それを軸に園選びをしています。


本書を読んでよかったこと①園選びの参考になった!

現在子どもは2歳4ヶ月。
自宅保育をしています。
特に今後の保育園・幼稚園をどうするか?については永遠に悩めます。笑
ず〜っと、ぐるぐる。

で、そんな自分に、本書は新しい視点をもたらしてくれました。
詳しくは(長くなるので)また書きたいと思います。

本書を読んでよかったこと②習いごと選びの参考になった!

以前から書いていた、子どもの習いごと。
現在はリトミックに通うかを検討しています。

その経緯はマガジンにまとめています👇

こちらについても、本書を読むことで方針が定まりました。

今は子どもの様子を見ている中で希望条件がまとまってきたので、それに合う教室を探していますが、なければ無理に通わないと思います。
それについてもまた詳しく書きたい!


子どもの強みは、親が伸ばしてあげることが必要。

多くの子どもは自分で自分の強みに気づくことができないそうです。

それでは、どうすればいいのでしょうか?

子どもにとって一番身近な「親」が、子どもの強みを見極め、伸ばしてあげることが必要だそうです。


なんでもそうですが、親が子どもにどの程度働きかけるかは、家庭によってそれぞれ方針が異なると思います。

私の場合、こういった「好きなことを伸ばす」ための働きかけはしていきたいと考えています。

そのための習い事であったり、どんな幼稚園や保育園を選ぶか?であったり。

だから、本書の方針や狙いはフィットしました。

逆に、性格診断は嫌だな…という方にはあまり合わないかもしれません。
また、お子さんが小さい場合は、どんなものが好きなのかまだ分かりづらいかもしれません。

(我が子を見ている感じだと、2歳を過ぎてからだいぶ好みがハッキリしてきたのでわかりやすくなりました。)

ただ園選びの参考にもなるので、事前に知っておくことは無駄にならないと思います。

もし同じような考え方であれば、ぜひ本書をおすすめしたいです。

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