愛する人がいて人生を語らう友がいれば

「モンマルトルの一見さん」に一番好きな地名はイスタンブールと書いた。音感の響きがその理由だが、歴史で後醍醐天皇を習った際「ゴダイゴ」って何ていい語感なんだろうと思っていたらその名前を名乗るバンドが現れた。そう「銀河鉄道９９９」や「モンキー・マジック」などヒットを連発した。近年番組でタケカワユキヒデもその響きが最高だと語っているのを聞いた。

栗本薫の「グイン・サーガ」を読み始めグイン朋友の「イシュトヴァーン」の響きにはまっていたが、後に実在した英雄と同名と知って萎えた。しかし「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」にノックアウトされた。どうやってこの名前を思いついたのか。宝塚の「すみれの花咲く頃」しか浮かばない。実際主人公「ヴァイオレット」はすみれが庭に咲いていたから命名された？

「スロー・バラード」に述べた通り映画は放送を録画して見るので、続けて「世界から猫が消えたなら」を鑑賞すると、てっきり電話が無くても手紙があると言う主旨かと思いきや、死者からの手紙という点で二つの映画は共通していた。前者は未だかつて有ったとは思えない代筆屋を郵便事業として、後者は主人公の母が元カノに託すとんでもストーリーとして描かれている。

しかし死んでから伝えなくてもと思ったら、自分も実行していた。世の中は終活ばやりだ。遺書が必要なほど遺産を残すなら有料サービスを利用するべきも、そこまでしなくとも生前ではなく死後に伝えたい情報は何かとある。安価や無料もあるが究極に簡単なのは、クラウドメールの自動送信を利用し日時を毎月来月にする方法だ。添付ファイルすればかなりの情報も送れる。

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