根津裕也&Yamanashi_honey

自然豊かな山梨の昇仙峡で2020年5月20日からミツバチ飼育を始めました。生はちみつを…

根津裕也&Yamanashi_honey

自然豊かな山梨の昇仙峡で2020年5月20日からミツバチ飼育を始めました。生はちみつをつくって売っています。ミツバチの飼育物語、そして自然と文化が豊かな昇仙峡の日々を大学生と共に綴っていきます。

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  • 山梨はちみつ応援団

    自然が美しい山梨・昇仙峡でのハチミツづくりを応援する大学生の記事です。

最近の記事

スズメバチに罠を!!

8月になるとスズメバチや後半になるとオオスズメバチが出没しますが、今年はとにかくスズメバチが多い気がします。いや、多すぎる気が!! 内見しようと見に行くと4つ横並びにした巣箱の前をキイロスズメバチがホバリングしたり、ウロウロしたり、巣門から出てくるミツバチを狙っているのを発見! 手袋付けたり帽子被ったりと準備している間に1匹また1匹とがっちりホールドされて連れ帰られるミツバチたち。 『誘拐犯!!』と叫びたくなる気持ちを抑え、スズメバチがミツバチを容赦なく連れ帰るのを横目

    • なんの蜜???

      今年はアカシアが全国的に取れず、採蜜量が減りそうだと知り合いの養蜂家の方が言っていましたが、昇仙峡もやはりアカシアを採蜜するのが難しそうです😥 気温が原因なのか、雨の影響か、あと何年か同じ場所で養蜂してみないとわかりませんが、先週内検してみると、巣箱内には無駄巣が沢山あり、蜂児も沢山。 無駄巣を見てみると、なにやら見た事のない色の蜂蜜が… 赤っぽい蜂蜜が入っていて、昨年採れた蜂蜜の中でも、こんな色の蜂蜜は1度も取れたことが無く試しに会社に持って帰って絞ってみました!

      • 予想外のスピード!

        桜の開花が例年に比べて1週間以上早い今年は昇仙峡でも桜が早くも葉桜へと変わり始めました! 蜜蜂の様子を見るために内検すると産卵圏が広がり蜂が目に見えて増えています(^^) 枠を一枚追加して5枚群!9枚まで増やして継箱を乗せれば桜も少し採蜜できるかな?と思ったら桜が散るのが早すぎる😥 山桜はこれから開花しますが、ソメイヨシノ同様に早く咲くことは間違いなく、間に合わない可能性大!! 桜を取らずに蜂を増やして、アカシアの花が咲く5月中旬にしっかり蜂蜜採れるように計画的に育て

        • 2021年の養蜂が始まります!

          長い冬も明けて、昇仙峡も暖かく春の陽気になり始めました! 甲府市内では桜の開花宣言も出るなか、昇仙峡は桜の開花までもう少しかかりそうです(^^) 越冬に入ってから4ヶ月ほど経ち、気温も上がり始めたので、いよいよ2021年の養蜂生活が始まります(^^) 4ヶ月間、巣箱を一度も開けないなんて5月に養蜂を始めてからなかったので、全滅してないか不安しかありません… いざ養蜂場に着いて4つの巣箱の内検。 川側の巣箱から順に確認しますが、一つ目、二つ目と蜂が確認できず残念ながら全滅

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        • 山梨はちみつ応援団
          2本

        記事

          越冬の準備

          霜が降り、寒さも一段と厳しくなってきました! 11月の終わりから越冬の準備を始めました! 僕らの養蜂場は風が強く、巣箱が風で冷えると蜂群の力が弱くなり、病気やダニにやられる危険が高くなります。 今年は秋のダニによる影響で2群が死滅したので、4群での越冬。群数も多くないし、初めての越冬ということもあって『渡辺式越冬巣箱』という巣箱がまるまる入る外箱を作って風を防ぐ!というやり方にします(^^) 木材とベニヤで外箱の外装を作り、内側にはウレタンを入れて防寒対策! 巣箱が冷

          テレビの取材受けました!

          昇仙峡は1年で1番忙しい紅葉シーズンという事で、美術館が業務が忙しく投稿出来ませんでしたが、その間に一群全滅したり、蜜不足になったりと色々ありました💦 気温もぐんぐん下がり、夏は涼しく快適だった蜂場も秋になり、山から吹き下ろす風が冷たく、蜂には厳しい時期になってきました。 蜂は防寒対策よりも防風対策の方が重要で、山からの吹き下ろし、川からの川風で巣箱が冷やされると産卵に影響が出ちゃうんです😥 越冬するための準備を進めようと作業していると会社に連絡があり、愛知中京テレビさ

          テレビの取材受けました!

          悲しい出来事が、、、

          こんにちは。山梨県立大学の兼清慎一です。僕たちが応援している養蜂家の根津裕也さんからこんなお知らせが、、 一箱とはいえ、またも起きた悲しい出来事。根津さんいわく「ダニの薬も入れてたんですが、発生してから2週間で全滅しちゃいました💦」とのこと。 うーん、自然との共生はなかなか難しい。人間とミツバチだけの関係ではないんですね。 僕たちがハチミツを美味しくいただけているのは、奇跡と言わないまでも、それに近い尊さがあるように感じました。

          悲しい出来事が、、、

          「256」これなんの数字?

          みなさん、こんにちは。山梨県立大学の荒井歩実です。 いろいろとたいへんな状況ではありますが、「昇仙峡の生はちみつ」をつくっている根津さんは、一人でも多くのお客様に知っていただくため、出張販売をしています。本日は根津さんのお話をもとに、その様子を皆さんに少しお見せします♪ 売り場は見出しの画像のような感じです。ミツバチの巣箱をイメージしたデザイン、いかがでしょうか😊 中でも面白いのが、この「生はちみつレモンキャンディーの積み放題」 ルールは簡単。六角形のマスに倒れないよ

          「256」これなんの数字?

          スズメバチ対策!

          10月に入り、朝夕と昇仙峡も気温が下がり、ミツバチも冬を越す準備をしている所です。 秋になるとミツバチの天敵となるスズメバチが出るんですが、私達の巣箱の周りにもスズメバチが来始めました! スズメバチに襲撃されると、ひどい時で1日に1000匹近くの働き蜂が死んでしまう場合もあるので、注意が必要です! 巣箱の入り口にスズメバチ捕獲器をセットしてスズメバチの侵入を防ぎますが、付け方がわからない… 養蜂あるあるなのか、捕獲器に限らず養蜂器具は説明書が何一つ付いてません😥 雰囲気で捕

          スズメバチ対策!

          昇仙峡の景色を見ながら体を動かしませんか?

          こんにちは。山梨県立大学国際政策学部の渡邊菜央です。 段々と秋を感じられるようになってきましたね🍁 この秋!昇仙峡で4回に渡り、様々なアクティビティが体験できるイベントが開催されます!!このイベントは昇仙峡の自然・文化・歴史を楽しんでいただくために企画されました。 第1弾は明日明後日17日(土)と18日(日)の2日間!"カヌー&ほうとう打ち"体験です。なんと荒川ダムでのカヌー体験ができます!ダム湖でのカヌー体験はなかなかできないそうなので、この機会にぜひ体験しに昇仙峡を訪

          昇仙峡の景色を見ながら体を動かしませんか?

          新たな脅威現る!!

          こんにちは!山梨県立大学の渡邉菜央です。昇仙峡に、クマに続く新たな脅威が現われたそうです💦 それは、、オオスズメバチです! オオスズメバチの大きさは人の親指くらいと普通の蜂と比べるとかなり大きく、さらに蜂の中でも最も凶暴性が高いと言われています😨このオオスズメバチは駆除しないと一日で千匹くらいミツバチが死んでしまうことがあるそうです。 また、自分よりも大きな昆虫をエサにしてしまうこともあるようです。人にとってもこの蜂は怖いもので、刺されるとアナフィラキシーショックを引き起

          新たな脅威現る!!

          ミツバチの性格矯正!?

          こんにちは!山梨県立大学の中島愛です。またまた、新人養蜂家の根津裕也さんからお話を聞きました。 今回はタイトルにもある通り、ミツバチの性格矯正のお話をしたいと思います。 根津さんが大切に育てているミツバチ、元々おとなしい性格だったのですが、熊による巣箱襲撃(しかも二度も)でどうやら凶暴になってしまったそうなんです😣基本的にミツバチは巣を守るために攻撃的になることがあるので仕方ないことなのかもしれません。飼育している根津さんもシンカイさんも、ミツバチにしょっちゅう刺されるよ

          ミツバチの性格矯正!?

          「いやいや、順調ですよ」

          こんにちは。山梨県立大学の中島愛です。もう8月も終わりですね。 根津裕也さんと久しぶりにミーティングを行いました。一つ前の根津さんの記事にもあるとおり、またまた巣箱が熊に壊されてしまったようです。 本当に悲しいですが、いくつか熊対策を行なっていると伺ったので、今後これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。熊はどうも電気柵の外から手を突っ込んだようです。1つの巣箱は再起不能のようですが、残りの箱は大丈夫なようです。ポジティブな根津さんは「いやいや、順調ですよ」と話していら

          「いやいや、順調ですよ」

          2度目の襲撃

          先月襲撃に遭い、十分に対策を行なってきましたが『ヤツ』がまた現れました。 養蜂場へ着くと箱の一つに変化があり、蓋が空いているのを確認。 5m位上空には、今まで見た事ない数千匹の大群が飛んでいます。 分蜂する時には、見られるので分蜂したのかな?と思いながら周りに見ると養蜂場を囲む壁が何ヶ所か壊れています。 この時点で確信です!!!近付いて壁をよく見るとこんな跡が! しっかり手形が残ってました… 幸い被害にあったのも1群だけでしたが2度目の襲撃を受けたのは前回も襲撃を

          一つの山場『越夏』の時期になりました!

          梅雨も終わり、夏らしい暑さが続いてます。 美術館の猫も暑すぎて夏バテ状態。床に寝そべり、涼んでいます。 養蜂でも8月は『越夏』と呼ばれる大きな山場になります。 気温が上がると巣箱内の温度が上昇して、産卵が止まったり、分蜂の危険性が出るんです。 越夏をしっかり対処出来ないと、群が弱くなってしまうので、ここが年間の一つの山場になるんです! 給餌をした後に、女王の確認と産卵のチェック。割り出しをした新女王は1群だけ産卵が確認できませんでしたが、残り2群は確りと産卵が確認で

          一つの山場『越夏』の時期になりました!

          はちみつについてもっともっと勉強しなければ

          こんにちは。山梨県立大学の渡邉菜央です。 先日、私もYBSラジオに出演し"昇仙峡生はちみつプロジェクト"についてお話させていただききました。放送を聴いてこのnoteを見てくださっている方がいたらとても嬉しいです😊 初めてのラジオ出演だったので、緊張しましたが、キャスターの三木礼菜さんやパーソナリティの皆さんが盛り上げてくださったので、楽しく取材に臨むことができました! この放送を終えて感じたことは、私自身も生はちみつについてもっともっと勉強しなければなということです。"

          はちみつについてもっともっと勉強しなければ