見出し画像

絶景に魅せる久米島穴場旅 島尻海岸・トクジム

さて。沖縄旅の魅力は?と問われたら。もちろん青い海、ビーチであろう。

では。久米島のビーチは?海は?はての浜、イーフビーチ?。。だけ?

OOOOOOhhhhhhhhh。NOOOOOOOO!!もっとありますよぉぉぉ!!!!!

このnoteは筆者の独断と偏見によって久米島の絶景スポットを紹介するものである。その時の思い付きで文章を進めていくので話はあちこに飛び、物語は筆者の旅同様に回り道、寄り道を繰り返すなんとも自由極まりないものとなるであろう。

そんな乗り物酔いしそうな文章が気になってしょうがない方はスクロールを始めてほしい。

さて、今回は冒頭で述べたように久米島のビーチ、海岸、海である。穴場に行く前に読者の皆さんが思い浮かべる久米島のビーチを写真で少しおさらいするとしよう。

久米島のビーチと言えばと問われてまず思い浮かぶのが、日本の渚100選に選ばれているイーフビーチであろう。間違いない。(←懐かしい。笑 知らない方はYouTube見て!!)

画像4

画像2

画像1

画像3

白い砂浜。サンゴも真っ白。


次に。思い浮かぶ久米島のビーチは。海に浮かぶ真っ白な砂の島、はての浜。

画像5

残念ながら上空からの写真がない。。。(笑)そしてワタクシ三半規管だけしっかり者なので。。青い海を船に乗ってゆっくり海ガメをみながらはての浜に行く最高の船旅は、ワタクシに変換すると罰ゲームでしかない。なかなか上陸する勇気が湧かないので、必然的に写真も少ない、そしてこれが奇跡の一枚。

友人からの頂き物の写真である。


この二か所が初めての久米島旅で殆ど皆様が行かれる場所であろう。

ここで質問です。この後時間があるとしたらどこのビーチにいきますか。

え、あと。。。時間あったら畳石のところ行って泳いで。。まあ、遠いから行けたらアーラ浜?シンリ浜は天気よければ夕日見られる場所でしょ? 畳石ならそのままバーデハウス行ってすっきりしたら終わりでしょ?


はい、MOTTAINAI。


さて。そろそろ出発しよう、相変わらずの寄り道をしながら。イーフビーチを横目に、ナビに映る島尻崎を目指して。

画像6

イーフビーチを左にして真っすぐ。アイランドホテルを超えて銭田を超えて更にひたすら真っすぐ。そこから左側にずーーーっと海を眺めて走る。歩道に植えられているアダンの木が背景の海に映えるーー!!

画像10

ほら。

って、気づいちゃいました?

写真、海右側やーーーん!!!!左側にずっと海って言ったばかりなのに?だって逆から下り坂を使って撮ったほうが分かりやすいんだもん。てへ。

で、途中にあるお洒落なカフェを通り過ぎて更に真っすぐ。

因みにカフェの窓から見える景色がこちら。

画像10

画像8

映えー!!はい。もちろん絶景。天気が良ければ最高。

で。カフェを通り過ぎて坂を上って。

画像9

海側の細い道を通っても、真っすぐ行って橋を下っても集落の目の前にあるのが島尻海岸。(だと思う。ずっと海沿いだからどこからどこまでか分からないけど。笑)

画像11

到着。ふふふ。誰も居らんのだ。

こんなに綺麗なのに観光スポットとして紹介されていないので殆ど人がいない。はい。穴場!!

ハイシーズンにSUPしてる人たちを見かけるくらいで、あとは時々、釣り人。春アーサ採りのおばちゃんが居たり、夕方に涼みに来てる近所のおじぃが居たり居なかったりするくらいか。

絶景独り占めってやつだ。

画像26

ビーチを歩いてみるとお宝がゴロゴロ。

画像12

シーグラス!!ほぼ誰も拾っていないので一往復したらバケツいっぱい拾える。ビーチコーミング好き、夏休みの工作に悩む小学生には天国ってやつだ。わっしょい。(因みにイーフビーチには何故かシーグラスはない。。。)毎日行っても取り放題。

画像15

ヤドカリさんの集団ウォーキングも見学し放題だ。

運転しないのならばこんな楽しみ方だって出来る。

画像13

プシュ。

プシュってしたいけど一人旅なんですけど。。。って思ったあなた。体力に自信があって、時間にも余裕があるならば島尻海岸までは歩いていけるのでご安心?を。温くなりそうだけど。だったらイーフビーチの端、銭田の堤防の上の方がいいか。。

あの。。。。先に注意点を申し上げておきますと。。穴場なのでこの辺りにはもちろんお店なんぞ。。。

ございませーーーん!!!!

なのでイーフをご出発の際に予めコンビニやスーパーでこの炭酸水を仕入れなければなりません。って点。



さあ。次の絶景に向かおう。島尻海岸を通り過ぎて小さな橋を渡って、右手に見えるオレンジ色のツンツンした鳥みたいな花の咲く場所を超えて。

画像30

更に行く。道中島尻海岸を上から眺められるので足を止めてみても絶景。

画像14

ほい。イーフや奥武島まで見えたりしたはず。確か。。。

で、で、で。この坂を上り切って、下って左側に見えるようなみえないような場所こそ次なる穴場。

画像16

ほい。ここ。またもや誰も居ない!!


名前もはっきり分からない穴場。トクジムの海岸なんだかビーチなんだか。そもそもビーチと海岸の定義ってなんだ?地図に名前が載ってないとなるとここでの説明がふわふわしてしまうのだけども。。。ただでさえ文章に寄り道が多いのに。。。こーなったら!!ふふふ。ワタクシこの文章で穴場紹介の説明する為だけに勝手に名前つけちゃいますよ?

一応、海岸とビーチについて調べたら。。ビーチはピンポイントで砂浜。らしい。対して海岸はビーチも堤防もテトラポットも岩場もぜーんぶ含めた海に面した陸地全て”海岸”であるんだとか。

ほう、海岸とはこんなにも便利な言葉だったのか。で、じゃあこの穴場はトクジム自然公園内のトクジム海岸?そもそもトクジム自然公園て名前すら久米島に滞在して殆ど聞きませんが。。詳しそうな方に訊ねてみてもAYAFUYA。確かに海に出たらビーチだけじゃなくて岩場もあるし、って言うか久米島の中で一番岩が多い場所かもって思うくらいゴツゴツなんだけど。

画像17

見事な岩場。

でも。トクジムってカタカナ表記ならビーチの方がしっくりくるような?

画像18

まあいいか。取り敢えずそのままトクジムで行こう。へへへ。アナログ人間には短いほうが打ちやすいし。


さて。そろそろ勘のいい読者の皆さんもうお気づきだと思いますが。。。軽く証明を。

名前が良く分からない=もちろん看板がない。

故にビーチ?海岸?への入り口が頗る分かりづらい。

以上。証明終わり。


。。。。穴場紹介どうしよう。


取り敢えず入り口となる場所から。二か所写真で紹介しようかい。

画像19

一か所目。写真の右側草の奥には牛。

画像20

彼らが見えたら入り口の道、正解。

彼らを右にみて真っすぐ進んで。

画像21

海に出る。


二か所目の入り口。

画像22

この短い方の砂利道。

どちらの入り口も注意深く見れば海が見えるので意識すればすぐに見つけられるだろう。


さて。ここでも穴場故の最大の注意点を申し上げよう。

それは。

駐車場がない。

更に。

ビーチ?海岸?に出ても道がギリギリの細さなのである。

画像23

こんな感じ。遊歩道レベル。

穴場なので基本的に車もあまりいないのだが、何といっても対向車とすれ違えないので車で海沿いまで行ったのはいいけど。。先客がいらっしゃったらあー。こりゃ大変。状態である。バックオーライならいいけどペーパーさんには要注意だ。

更に周りの木々が元気いいとバチバチ車を叩く。心境はこんな感じ。あわわわ、ごめんね、レンタカーさん、無知故にトゲトゲのアダンの鞭に打たれてしまって。。。

ここを勇敢に走り抜けることが出来る唯一の乗り物は地元のおじぃたちの強靭?な(。。と言うか傷つくという感覚のない)軽トラだけであろう。恐れることなく前へ進めるのだ。

だいぶお待たせしてしまったが絶景スポットとしての魅力を写真でお伝えしよう。

画像24

はい。もちろん誰も居ない。

画像26

反対側に一人だけ。

写真が冬なので海の色が冬の色で魅力を最大限に伝えられないのが。。ざんねーん!!(←これも懐かしい、知らないけど気になる方はYouTube で残念て検索☝)

ここのビーチにもシーグラスや流木がごろごろ。ビーチにはハマゴウ。(植物、魚を焼くときにおすすめ。)極細ロードを散歩すれば海ほうれんそうがワシャワシャ。(食べれる野草、ツルナ。下の写真)お浸しにお勧め。野草について語りだしたらやめられない、止まらない。なのでこれはまた精進料理に目覚める3歩前の方で。

画像27

さあ。

ここまで来たら車ですぐだから、鳥の口まで行ってしまおう。

駐車場に車を停めて。。。

看板見たら。。。。

画像28

ぎょええええええええええええええええーーーー!!??????

車から降りて660メートル、そんなに歩くの?ってか看板の指す方向にいきなり階段なんですけど。。。。

暑いのに。。。この炎天下の中ひたすら歩くの?しかも、階段?

無理----。

このように、ここまで来て心がポキっと大音量で音を立てて踵を返してしまった方が多いとワタクシは伺っておる。



そこで。このワタクシがこの折れた心を3分でもとに戻す裏ワザを紹介しよう。

結論から申し上げると、鳥の口は660メートル歩かなければ見られない場所ではない。体力や足腰に自信がなくても、この看板の先の数段の階段を登り、木々の間を数十メートル歩けば見られるのだ。


所要時間わずか3分。


階段の先の木々が鬱蒼としているようにみえるのでなかなか一歩が踏み出せないのだが、鬱蒼としているのは、先ほども申し上げた通りわずか数十メートル。それを抜ければ一気に景色が開けて絶景。

そしてレンチのような形が鳥の口。ぐえ。(レンチ知らない方はGoogle大先生に訊いてもらえればこの形が更に素敵に見えるに違いない。)

画像29

はい、解決。

後ろを見ればこの景色。

画像31

はい、絶景。

体力に自信のある方はそのままなかなか険しい前へ進んで頂いて、絶景へ。

画像35

海にはトンバラ。

画像36

ほい。

さて。

体力に自信はないけど、もう少しこの景色を楽しみたいと思う方は歩いて先ほどの3分の場所から回れ右で数メートル戻って右側にある階段を少し登ってもう少し上から景色を楽しむことも出来る。台風の影響で立ち入り禁止になってないことを祈るのだが。

立ち入り禁止になっていてもご安心を。この辺りで絶景を拝める場所をもう一か所案内しよう。

もう一度、皆様の心が折れたあの駐車場に戻る。

階段とは反対側に奥までずっと続く道がある。(正面の道は行き止まり)

そこを進んで行くと高い場所に行けるのでそこからの景色を見てほしい。

画像32

海は遠いが絶景。

この辺りは綺麗なツリガネニンジンらしき花も見られる。

画像33

ああ。画質よ。

あ、最後に。この辺りは薬草ンジャナ(ホソバワダン)も生えている。胃腸、解熱に効くとか。人生で食べたものの中で一番苦い。白和えにお勧め。

画像34

さて。今回の旅はここでおしまい。まだまだほかの海岸やビーチも紹介したい。

それではまた次回。

んじゃな。

この記事が参加している募集

404美術館

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?