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育休は成長のチャンス!Episode3~産まれたぞ!理想と現実のギャップ~202012

こんにちはやまこです。
4月に育休復帰したワーママです。

ネガティブに捉えていた育休でしたが
行動したことで180℃気持ちが変わり
「育休サイコー」と心から思っています。

過ごしたサイコーの育休を忘れないため、
チャレンジしたことや、その時どんな気持ちだったのかを
1か月ごとにまとめて残しておきたいなと思い書いています。

そして、

  • これから育休に入る方

  • 育休に入る奥様がいる方

  • 育休中の方

誰かの何かのお役に
この備忘録が役にたてば幸いです。

前回のお話、Episode2はこちら▼

Episode3 ~産まれたぞ!理想と現実のギャップ~202012

出産予定日:2020年11月26日

予定日を過ぎても産まれてこない
2020年12月。

本当に、まったく産まれる気配がありません。(ショボーン)

ここで既に、理想と現実のギャップ。

そうこうしていると、
妊娠42週「過産期」に入るタイミングが
近づきました。

「過産期」とは、赤ちゃんがお腹で過ごすには
大きくなりすぎて、出てこれなくなるなど
出産のリスクが高くなる期間のことです。

その説明を受け、医師から
「誘発陣痛で産みましょう。2日後から入院できる準備をしておいてね」

と言われ、2日間の間にも
やっぱり産まれる気配がなく入院したのです。

病院で、陣痛を起こさせる薬を投薬し
入院2日目に本陣痛。
もう間もなく産まれるよ!というところまで
お産が進みました。

そしてついに……

12月9日午後
娘の誕生です💛(オギャー)

出産まで10時間と、初産にしては
早めに産まれてきてくれました。

最初にわたしから、娘にかけた言葉は
「よく頑張ったね。産まれてきれくれてありがとう」

この言葉を産まれたら1番にかけてあげたいなと、
産まれる前から決めていた言葉です。

出産と聞くと、母側の痛みや大変さを協調されますが
実際は、赤ちゃんも苦しく困難な道を
頑張って通って産まれてきれくれてます。

なので、娘にはまず
産まれてきてくれた感謝と、頑張ったことを
1番に褒めてあげたかったんですよね。

コロナ対策で、
旦那さんの立ち合い出産はできなかったため
産まれてから少ししてご対面。

その時に、助産師さんから娘を渡され
初めての抱っこにアタフタしてる旦那さんが
可愛かったのを覚えてます(笑)

陣痛や出産するまでのエピソードは
十人十色だと思うので割愛させていただきました。

あえて一言で表すと、
「痛くてもなんとかなるもんなんだな…」です。(←役にたたない)

と、ここまで読んでいただき
え?出産エピソードもあっさり終わったし
理想と現実のギャップって
陣痛促進剤を使って出産したことだけ?
と思いますよね。

そうなんです。本当の理想と現実のギャップは
ここからです。(フフフ)

理想と現実のギャップ1 母性はすぐにはでない

娘が産まれて世界一幸せ💛
もちろん思っています。

しかし、産後の入院中
娘を助産師さんが
見てくれているときのほうが
ホッとする自分がいたんですよね。

3時間ごとにミルク、おむつ替え、検温に、泣いてる赤ちゃんの声。
初めてだらけの状況で、
気持ちも身体も産後2日目にどっと疲れが襲ってきました。

産後1日目は、アドレナリンがでてるから
ハイテンションのため、疲れを感じないと
聞いてましたが本当にそうです(笑)

母性がないと思ってしまった理由は
娘を預けても、不安…寂しい…
そんな気持ちよりも、ぶっちゃけ…。
「静かに寝れる…」と思ってしまったんですよね。

この気持ちを感じることに
「え?わたしママ失格?」
と自問自答していましたが、助産師さんの言葉に
ハッとして開きなおりました。

「わたしたち(助産師)がいて、ゆっくりできるうちに身体を休めておきましょう!退院したら嫌でも一緒にいれますから(笑)」

神!!
退院してからが本格的な育児スタート!
体力をフルで回復せねば!
と考えさせられ気持ちが楽になったんですよね。

出産したら、すぐに母性があふれて
赤ちゃんが可愛くて可愛くて、ひと時も離れたくない。
そんな理想(妄想)は、わたしには起きないことを知ったのです。

今、冷静に考えれば
母親2日目で母性とかわかるわけないわッッッ!!
とツッコミを入れたくなります。

理想と現実のギャップ2 母乳が飲めるのは当たり前ではない

続いて第2のギャップ。
母乳問題です。

わたしは知りませんでした。
母乳が出ても、赤ちゃんの性格や身体の特徴、お母さんの乳首の形、
この条件がそろわないと赤ちゃんに飲んでもらえないこと。

ママから母乳が出れば、赤ちゃんは自然に
飲めるものと思ってたんですよね。

現実は、わたしの乳首の形が
赤ちゃんにとって飲みにくい形のため
全然の飲ませれなかったのです。

娘も、わたしもお互い辛かったのが
娘は飲みにくいので、ムリにひっぱって吸おうとします。
そうすると…乳首に激痛。クゥッッッ…

激痛に耐えれず、乳首を娘から外すと
そりゃ娘は泣きます。
お腹すいてるもんね。

飲ませたいけど
痛いし辛い…
しかも、痛いのを我慢して飲ませても
全然飲めてないときた。

完全な負のループ。

そんな状態なのに、
母乳が一番!母乳がでるなら母乳でしょ!
そんな、世間の母乳神話に魅せられていたので
母乳を辞める決断ができなかったのです。

しかし、この状況をみていた旦那さんから
かけてもらった言葉でミルク育児に切り替える決心がつきました。

「完全ミルクにしよう。お母さんがつらそうなのは
娘も幸せと思わないから辞めよう」

忘れません。

本当に母乳をあげるのは辛かった。
だけどじぶんの理想と
現実に折り合いがつけれてなかったので
この言葉で救われたんですよね。
…ありがとう。

理想と現実のギャップ3 体のどこかが常に痛い

最後のギャップになりますが、
産後間もない時期は、赤ちゃんのお世話が大変と
思いますよね。

でも、わたしの中で現実に産んで感じた
一番大きなギャップは、
産後1か月ぐらい常に身体のどこかが
痛かったことです。

正直、赤ちゃんのお世話より
身体の痛みをケアするほうが大変でしたね。

具体的にどこが痛いのかと言いますと。
わたしの場合はお股と、胸です。

お股が痛い理由は、
会陰裂傷(えいいんれっしょう)と言って
赤ちゃんが産まれてくる際に、いわゆる出口部分(股)が
裂けて傷になることです。
会陰裂傷は、出産時にはよく起こることなので
特別珍しいことではなく経験したママは多いのではないでしょうか。

しかし。
裂けた部分を縫ってもらうのですが
その部分が地味にチクチクと痛くて…
歩くのも、座るのも、そしてトイレも
ずっと痛みと共存していました。

そして次に胸。
母乳を生産するために、身体は頑張って作ってくれるのですが
作りすぎると胸が張って熱をもちます。

この熱を持った状態が…痛いんです。

また母乳をあたえれず、そのままにしておくと
胸がカチカチに硬くなり、これがまた激痛。

さらに、カロリーが高いジャンクフードを食べると
胸が張って痛みを伴うなんてことも…。

こんなに母乳に対して、食事制限とメンテナンスがいるなんて…
知りもしませんでした。

個人差があるので一概に言えませんが
胸の痛みで眠れない日もあったぐらい
わたしにとっては過酷な状態でしたね。

この3つが、無知なわたしには
衝撃的な理想と現実のギャップでした。

もし、過去のわたしにアドバイスするなら

・産後すぐにママにはなれないからゆっくりで大丈夫。
身体の回復が第一!
・母乳育児にこだわらなくてOK(ミルク育児でも元気に育ってる)
・産後、とくに1か月は身体が本気で痛い。いたわろう(旦那さんの協力必須)

と言ってあげたいです。

ちょっと話がそれますが、
母乳で育てたい人は出産する前に
自分が話しやすい「助産師さん」を見つけておくのが
大事だと思いました。

産院の助産師さんは出産専門なので、
正直…アフターフォロー(胸の痛みなど)はあまり充実していない印象です。

出産後に、気軽に身体の相談をできる
産院以外の助産師さんを
身軽に動ける妊娠中に見つけておけばよかったなと
本気でわたしは後悔しています。

産まれてからでも見つけれますが、実際に出産後に
最初に行った助産院の先生と考え方があわなかったので…
そこで気持ちが折れて、結局次を探すことなく断乳したんですよね。

めでたく娘も産まれ、幸せいっぱい💛
という理想とは違い(笑)

初めての育児をしつつ(里帰りなし)
母乳に悩み
身体の痛みと戦うという

悪戦苦闘の2020年12月でした。

それでは、年も越しまして
2021年スタートします!

年始といえば、両家の家族行事。
さて、やまこはどんな新年を
スタートするのでしょうか(続)


Episode1の記事はこちら▼












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