yamaki

基本的に脚本を書いているものです。感想やスキをくれると泣いて喜んだり

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最近の記事

「エレクトリックボルタ!」3話

〇病院    病室で体中に包帯を巻いて寝ている浅原。    目を覚ます浅原。 浅原「ここは?」    体を起こそうとすると体に電流のような痛みが走る。 准の声「お?おきたか?」    准が入ってくる。    横になる浅原。    ボロボロのボルタドライバーを手にする准。 浅原「すいません」 准「こいつを直すのは俺じゃ無理だなぁ」    ため息をつく准。パルコが入ってくる。 パルコ「お兄ちゃん!」 浅原「良かったぁ!無事だったんだね」 准「敵も退いてくれたよ。なんとかなったって

    • 「ユリガッシーン!!」第1話

      あらすじ ギタリストの春川千里は街でギターを弾いていると上空から五十嵐むつみが落ちてくる。だがそれは地球から尊さを奪って人類を奴隷化しようとするシャイクズ怪人の仕業であった。二人は驚異的な力を持つ怪人に対抗するために無理矢理キスして変身し、戦士ユリガッシーンとなり、対峙するのだった。だがそのキスはお互いファーストキスだった。 何とか撃退に成功するがファーストキスを奪われた千里はむつみを許せないでいた。が、再び怪人が現れる。 現場へ急行する2人。怪人が暴れている。ピンチに陥り、

      • 「ユリガッシーン!!」第3話

        ○喫茶ランドル・内    千里とむつみが外の状況をみて驚愕する。    合成獣トビタイヤが空を暴れまわる。 トビタイヤ「こうやって飛び回るなんて気持ちいいぜ!」    飛びだすむつみ。 むつみ「すいません、私はこれで」 珠美「昨日さん、どこ行く気だい?」 むつみ「私、刑事なので」 珠美「あらそうなの」    出ていくむつみ。 千里「お姉さん!」    千里も出ていこうとするが、珠美に止められる。 珠美「こういうのは警察に任せておけばいいの!」 千里N「私さえいればユリガッシー

        • 「ユリガッシーン!!」第2話

          ○シャイクズ(敵組織)参謀室       おどろおどろしい雰囲気や装飾のある不気味な部屋。玉座に座る異の    姿をした魔王と可愛らしい姿のゼイワンを始めとした数人の部下が並    んでいる。魔王「ほう、やられたとな」 ゼイワン「はい、あのシマタカが、であります」 魔王「シマタカだけにシマタカナイというわけか」 笑う魔王。戸惑う部下たち。 魔王「どうした?つまらなかったか?」       笑いだす部下たち。 ゼイワン「いえ、さすがでございます」 魔王「シマタカの奴、妙な事を言

        「エレクトリックボルタ!」3話

          「エレクトリックボルタ!」 第2話

          〇高校 2年3組・内    授業を受けている小梅。    ぼーっと外を見つめている。 小梅Ⅿ「ジェナスという異次元人との戦いから二週間。町は元に戻りつつあ  る」    ボルタとジェナスとの戦いを思い浮かべる小梅。 小梅Ⅿ「ジェナスは倒されたけどブラックホールが発生して一真と准さんは  それを追うようにブラックホールへと消えていった」     ため息をつく小梅。 小梅Ⅿ「一真、あなたは今何をしているの?」 〇どこかの惑星のジャングル    悪党からエルフを庇う一真。 一真

          「エレクトリックボルタ!」 第2話

          「エレクトリックボルタ!」第1話

          あらすじ 特撮ヒーロー「エレクトリックボルタ」が好きな少年、浅原一真。そんな彼の前に地球の破壊を目論む多次元人ジェナスが現れる。命の危機に晒された時、奇跡が起こる。本物のボルタ=五十嵐准が現れたのだ。だが、准はジェナスにやられてしまう。ボルタの変身ベルトを巻いて戦う浅原。 何とか撤退させることに成功する。再び現れるジェナス。 准は何故か変身せずにジェナスに立ち向かう。 浅原も辿り着き、何とか変身し、ジェナスを撃破する浅原。ボルタのベルトは一子相伝で誰かが変身するともう元の変身

          「エレクトリックボルタ!」第1話

          「ユリガッシーン!」 第1話

          あらすじ 羽田小百合と花澤千春は最低な出会いを果たす。それが運命の出会いとなるとも知らず。 地球を見守る任務に就いていたポップルはゴミ箱ジヘンが地球に落ちていくのを見てしまい、ポップルも地球へ向かう事に。 地球へたどり着いたゴミ箱ジヘンは青春を吸いこみ、世界はてんやわんやに。小百合の友達、遥も青春を吸い取られ、ゴリラになってしまう。小百合と千春は遥を救い出すために戦士ユリガッシーンとなる事を誓うのだが、その変身手段はキスをすること。 小百合は拒否するが百合好きな千春はノリノリ

          「ユリガッシーン!」 第1話

          「ユリガッシーン!」 第3話

          〇同 小百合M「ごめんなさい。これが終わったら何としても断らなきゃ!」 千春「行きますわよ!」 小百合「うん!」 CPジヘン「貴様らは!」 小百合「一気に制圧する!」 千春「あなたをぶっ倒す者ですわ!」 CPジヘン「小癪な!」    小百合と千春、CPジヘンに攻撃を仕掛ける。 千春「何とかしてあのボタンを取り返さないと!」 小百合「それなら私に考えが!」 千春「え?」 小百合「正面突破だ!」    驚く千春。 千春「ええ?公園の人々を人質に取られてるようなものですわよ?」 小

          「ユリガッシーン!」 第3話

          「ユリガッシーン!」 第2話

          〇羽田家・外観(夜)    民家である。 〇同・小百合の部屋(夜)    小百合がパジャマ姿でクッションを持ってベッドで寝転がっている。 小百合「大変な1日だったな」 小百合M「将来の彼氏に上げるはずだったファーストキスが。同性ならセーフって理論もあるし。いや、それ以上に告白か。なんて返せば」 悶々と千春の事を考える小百合。 小百合M「百合が好き、要は私の事が好きっ て事よね、あの子、花澤さん、か」    小百合、反対側にごろんと転がる。    小百合、クッションを投げる

          「ユリガッシーン!」 第2話

          姉貴の娘(脚本)

          登場人物 葉山まゆ(10)小学生 葉山一騎(28)会社員。まゆのおじ 木根紗理奈(31)会社員。一騎の先輩 木根悠斗(29)弁護士 葉山智絵里(33)まゆの母。一騎の姉 溝呂木卓(36)智恵理の元カレ 緒方凌介(47)智恵理の彼氏 〇コーポ矢車・外観(夕) まゆの声「置いていかないでくだせー!」 〇同・204号室前(夕)    ボロボロの服を着て、うさぎのぬいぐるみを持っている葉山まゆ(10 )。母親である葉山智絵里(33)か  ら右足に巻き付いて離

          姉貴の娘(脚本)

          僕とガンダムOOの話 その1(その2があるとは言ってない)

          現在ガンチャンというYouTubeチャンネルにてガンダムOO(ダブルオーって読みます)のファーストシーズンが毎週1話放映されている。これが結構面白い。OOを見返すのも小学生ぶりなので感動もひとしお(多分使い方違う) 双子座の私に取ってセンチメンタリズムを感じざるを得ない!という訳だったりする。 覚えてるのが当時ガンダムを見る気さえ起きなかったということである。言うて悪いが小学生低学年の頃からSEEDにどハマりした身としてはダブルオーを見ないという選択肢は無かったのだがSEED

          僕とガンダムOOの話 その1(その2があるとは言ってない)

          妖剣士 あらすじ

          あらすじ 人知れず、化け物、通称アヤカシと戦う者がいた。その名は妖剣士。彼らの活動は誰にも知られず今日も悪を討つのであった。 妖剣士の岡川大我は今日もおやっさんこと八手雅人の経営する喫茶ファルコに身を寄せていた。そんな中、アヤカシ出現の報を受け、現場へはせ参じる大我。そこには八手の義理の娘、響子の姿があった。彼女に一目ぼれした大我はアプローチするが八手に半殺しにされる。 そこから数日が経つと異常発生するアヤカシ。ピンチに陥る大我。だが、そんな大我の元に応援に駆けつける様々な妖

          妖剣士 あらすじ

          妖剣士 3話

          〇銀行・内    多数の人間が座らされている。その中       に岡川と響子隣り合っている。    拳銃を持った銀行強盗が2名おり、片方は主婦を人質に取っている。 銀行強盗A「お前ら大人しくしてろよ!」 響子N「なんでこんなことになったんだろうか?」 岡川「すげえめんどくさい事になったな」 〇(回想)道    タイトル「1時間前」    響子が歩いている。 響子N「そういや推しの配信が夜にあったっけ?」    コーヒー屋の目の前に止まる響子。バイクが停めてある。 響子「

          妖剣士 3話

          妖剣士 2話

          〇喫茶ファルコ・内(夜)    八手が料理を作っている。    朝倉千鶴(26)が座ってコーヒーを飲みながらゆっくりしている。長髪をふぁさッとかき揚げ、眼鏡をくいっとあげる。 八手「千鶴、今日は何で来たんだ?」 千鶴「そろそろあのバカがやらかす頃だと思 いまして」 八手「ああ、なるほど」    ガチャッと扉が開く。 千鶴「やっと来たか」    ボロボロの岡川とマイクが入ってくる。 岡川・マイク「(満面の笑みで)ただいま~!」 八手「今回も随分派手にやって」 岡川「まっ、たまに

          妖剣士 2話

          妖剣士 1話

          ○森 (夜)    バスが炎上している。八乙女響子 (17)が逃げている。5m級のアヤカシがバスから出てくる。口に人を加えている。 響子「誰か、誰か……!」    おじさんと響子が走って逃げていく中、5m級のアヤカシはバスから逃げ遅れた人を食べている。 アヤカシ「ケケケ!」 おじさん「助けて!」    おじさんも食べられる。 響子「いや、いやぁぁぁぁぁぁぁ!」    岡川のシルエットが映る。    アヤカシに立ち向かう岡川。アヤカシにダメージを食らわせる。

          妖剣士 1話

          実は

          脚本家目指してます。先日もフジテレビ主催のやつとテレビ朝日主催の奴に出してきました。 ほぼ同日締切はキツかった。二度とごめんだぜ。 テレビ朝日の課題は「家族」家族について書こうね、お題は守ろうねというお話。 家族かぁ面倒くさいなぁという感じでした。家庭環境に恵まれてない訳では無いのでドラマティックなものが描ける自信はありませんでした。 とりあえず審査員の目に留まる作品をというのを考えないといけない…しかも家族。 僕の作風上まともな作品は書けないぞ(基本ギャグ多めな