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20代で地方移住して感じた本音

久しぶりの投稿からの連投になります。
前回の記事はこちらより▼

2019年の夏に移住しました。
地域おこし協力隊という制度を利用して、20代で地方移住を決めました。
3年間協力隊として任務を遂行し、その後独立し、5年目を迎えました。このあたりで一度、地方移住して感じたことを20代の若者視点から書こうと。
ただ地域差はあるので、僕のいる町ではこんな感じだったという程度にしていただけたら幸いです。


■ 若い人に地域は向いていない ■

いきなり尖った見出しで驚きますよね。すみません。
語弊がないように先にお伝えしますが、すごく温かい人が多く、ロケーションも綺麗で、美味しいものもたくさんあり、色々な挑戦に応援してくれる地域だったのでネガティブは意味ではないです。
なぜそう思ったのかを4つの項目に分けてまとめてみました。

-では、なぜ向いていないのか?-

向いてる向いていないという表現は個人的にあまり好きではないんですが、分かりやすくイメージしやすいので今回は使用していきます。
そもそも、自治体として協力隊は
「何か新しい風を吹かせてくれる」
「特別なスキルを持っている」
「地域を良くしようと志高く持っている」

といったようなイメージを多く持たれています。

僕ら20代はスキルや経験が圧倒的に少ないです。
それに加え「地域で好きなことを仕事にできるかも」と期待をしています。
そういった中で実際にできる業務は、職員の人手が足りていない業務だったり、そもそも協力隊なら自分で仕事を生み出せると思われて放置されたり。そういったケースは少なくありません。
周りから過度な期待をされ、実際の自分の力量や熱量との差にギャップを受けるといった可能性が起こりうるんです。

きちんとこなせる方は隙間時間を見つけ、自身のやりたいことにどんどん挑戦しています。ただ、スキルや経験の浅い僕らはなかなかそこまで達するのが難しいと思います。
右も左もわからない、地域のこともわからない、なのに好きなことを見つけ1人でやっていかなくてはいけない。
こんな風に陥ってしまいがちです。だから新卒や経験浅いうちは向いていないと表現しました。(実際にそのギャップでやめてしまう方もいました)

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