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嫉妬心とお別れできるかな

「あなたに嫉妬心は無いですか」

友達が多くて羨ましいな、いいなお金がたくさんあって、スタイルが良くて綺麗でいいな、頭がよくって羨ましい、私は若い頃、人を羨ましいと思うことが多かったと思います。

誰かと自分を比較して、劣っていると相手を羨ましいと思うのです。

今も全くそんな気持ちが無いわけではありませんが、昔に比べると「嫉妬心」は少なくなりました。内に秘めるのが上手くなったのかも知れません。

もうとっくに還暦を過ぎている女性がこんなことを書いていることを笑わないでくださいね。


若い頃は自分の嫉妬心でうんざりしていたこともありました

特に男女の恋愛に関する嫉妬心です。これはどうしようもないものがあります。

相手が恋愛対象として見ているわけでも無いのに、別の女性のことを見ているだけで嫉妬するのです。

道を歩いていてスタイル抜群の女性を目で追っているボーイフレンドの姿を見るとちょっぴり腹が立ったり、妬けたりしていました。幼くってかわいいお話です。


嫉妬心が影を潜めてきたのは年を重ねてきたと言う事なんでしょうか。
恋愛に対して枯れてきたのか、愛情が、男女のものから人間愛に変わってきたのか、最近は「あなたの好きにするといいわ」と言う気持ちになっています。

今は他人と比較して相手を妬むよりも、自分自身をしっかり見つめる事の方が大切になってきました。

自分のいいところや能力を冷静に自己分析できるようになってきたのかも知れません。

自分という器の中で、自分なりに精一杯生きようと言う思いが強くなってきて、他人に嫉妬しているよりも、自分を極める方が大切だと思うようになってきたのです。年を重ねるとは不思議な事です。

とは言え、嫉妬心が全くないわけではないのですが。


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《羨ましいより負けるもんか精神よ》


夕食にお肉を食べてパワーアップのばあばと。

「私は自分は自分、うらやんだら、頑張るしかないと思て頑張ってきたんよ、人より上になったら突き落とされることもあるけんね」

「お母さん、負けず嫌いじゃなく、嫉妬心の話なんじゃけど・・・」

「何度も言うけど自分が頑張るしか他に無いんよ、羨ましい思てもね、妬ましいと思たら、他のことで頑張るんよ」と言って母は黙ってしまいました。

「私は妬ましいと思うより、負けるもんか精神で頑張ってきたんです」と付け加えました。


常々思うことではありますが、母は本当に負けづ嫌いの頑張り屋さんです。嫉妬するより自ら磨けそんな精神なのです。



【ばあばの俳句】


秋めくや季語をめぐらす風の私語


季節の俳句を詠もうと様々な季語集を見ながら、作句をする母の姿を詠みました。悩んでいる時にふと自然が詠むべき季語を教えてくれたりするそうです。



机の上で考えるよりもその場の空気を大切にしていると、いい句が詠める時があるようです。最近のばあばは「昔は良い句がすぐに詠めたのに」と嘆いています。


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私のアルバムの中の写真から

また明日お会いしましょう。💗

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