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歳を重ねると・・・。

67歳を迎えようとしている私は、以前の自分とは違うことに関心を持つようになりました。私はとても元気で、ポジティブな考え方をしていますが、どうしても年齢は避けて通れません。間違いなく”前期高齢者”なのです

もちろん今、自分自身を歳だなと感じることは少しもありませんが「歳を重ねると、これからは・・」と思うことがいろいろあります。それは生活しながら日常の様々な事をこなしていてふと思うのです。

ニュースで、ありがたいなと思う内容の情報がありました。

私の住む愛媛県松山市で「家庭から出るごみを集積場所まで持って行くのが難しい高齢者のために、職員が自宅の玄関先まで出向いてゴミを収集してくれると言う取り組みを期間を区切って試験的に行う」と言うことを知りました。決まったエリアでモデル的に行うんだそうです。

私は、職員の方は大変だけれど、お年寄りはきっとありがたいだろうなと思いました。

我が家では、私がゴミの収集日に合わせて地域の集積場所まで運んでいます。私にとっては何の苦労もありませんが、もし91歳の母が一人暮らしだったら大変です。その場所まで持って行くのに、私の4倍も時間がかかるでしょう。

夜、私がゴミを出しに行って帰ってくると「あんたホントに早いね、もう帰ってきたん」と母が声を掛けます。「私にとっては何ともない距離じゃけんね」と言うと、「あんたは若いけんええわい」と言うコメントが返ってきます。

ゴミ出しは一週間に4日~5日はあります。それはお年寄りには大変な作業でしょう。

ゴミを出すのが大変なので、家の中がゴミであふれるお年寄りもいるそうです。分かる気がします。捨てたくてもその気力と労力が無いのです。

生活していく上で当たり前の家事の一つなのですが、歳を重ねた人にとっては難儀な事なのです。

私は母を見ていて、自分の将来を考え「歳を重ねるとは・・・」と、最近よく考えるようになりました。これも大切な事だと思います。

ゴミ出し支援は歳を重ねた人にとっては本当に大切な援助だと思います。


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【毎日がバトル:山田家の女たち】

《歳をとったら出来ること、出来んことがあらい》


リビングで大好きなクリームパンを食べているばあばと。

「ゴミ出しは面倒なんよねー、お年寄りへのそんな支援はありがたいと思うね、私もあんたがおらんかったら大変よ、捨てにいけんけんねー

「生活の中のいろんなことが歳を重ねると難しなるけんねー」

「出来ることと出来んことがあるけん、若い人に助けてもらうんは本当にええことよ

私がいることで日常の小さなことが母にとっては助けになっているようです。一人暮らしのお年寄りは本当に大変だと思います。周りのサポートがいかに大切かを実感します。


ばあばの俳句9月10日A

【ばあばの俳句】


助け合う現し世うつしよなれば冬ぬくし


母は日常のさりげないやさしさを詠みました。バスや電車に乗った時、さりげなく席を譲ってくれる子どもにありがたいなと思うことが多いそうです。こんなところからも助け合いの精神が生まれているんだと思います。

助け合う現し世なれば冬ぬくしC

そんな光景を見ると、微笑ましいなと思いますよね。いつか自分も人に頼らなければいけない日が来るんですから。


最後までお読みいただいてありがとうございました。
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山田01A

私のアルバムの中の写真から

やまだのよもだブログ9月16日1A

また明日お会いしましょう。💗

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