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noteだからばあばに聞く☆生きるとは

私はアナウンサー時代、様々な方たちに、インタビューをさせていただいて人生を生きていく上でのヒントを沢山いただきました

でも、私の人生の大先輩である母には普段そんなまじめな話を聞くことは照れ臭くてほとんどありませんでした。

そこで今日は、エイ、ヤーと気合いを入れて、母に聞いて見ることにしました


【毎日がバトル:山田家の女たち】

《90歳ばあばが語る、生きるとは》


夕食後のリビングで、母の俳句人生の話を聞いた後の会話です。


「お母さん、かなりまじめな質問だよ、90歳のお母さんにとって生きるとは・・・・」と、尋ねると母は間髪入れず


生きるとは耐ゆることなり」と言う答えが返ってきました。


ばあばの言葉が続きます。


耐えることとは頑張ることじゃね、嫌なことがあっても頑張る、そうじゃないと90年は生きられんわい、あんた、人生はいいことばかりじゃないけんね、いいことばかりある人はよっぽどの人じゃ


私は、あまりの迫力に、圧倒されました。
母の語りはまだまだ続きます


ええことばかりで90歳まで生きてこられた人はよっぽどの人よ、ええ人はええ人で、それなりでね、
お金じゃない苦労があるじゃろうしねー


「お母さんは、耐えて、頑張ってきたんじゃねー」


人生は山あり谷あり辛い時に落ち込まずに乗り越えんといかん、ええことばかりはないんじゃけん、
日頃から、体を鍛えておかんとねー」


「体が大事か・・・そうじゃねー、
今はねー、生きるエネルギーが失せている人もいると思うんじゃけど」


落ち込んだ時にそこから這い上がる
苦しい時でも頑張ると言いたいけど・・・、
その人の性格によるよねー、私は、昔から頑張るタイプじゃけんねー」


「お母さんのこれからは・・・」


「これからも、命有る限り心も体も元気でいて
道後温泉の改修が終わる頃まで、頑張るよー

松山の観光のシンボル道後温泉は、今は再生のための改修工事中です。その工事が終了する予定の2025年頃までは母は、確実に頑張るつりだそうです。


そして、母は、その後私に、こう言いました。

100歳までって書いといて


間違いなく頑張れそうな気がします。noteがあって良かったです。母の本音が聞けました。


【ばあばの俳句】

 春よ来い道後再生出湯の里


愛媛県松山市の観光のシンボル道後温泉は今、営業しながら保存改修工事をしています。母は、道後温泉のお湯と周辺の雰囲気が好きで、工事が始まってからもしばらくは毎日のように温泉に通っていました

道後温泉のお湯につかると足が軽くなる」というのが母の口癖です。



道後温泉が再生のための工事を終えたら、母は、また道後温泉に入りたいと思っています。
再び、道後が賑わって欲しいと言う思いを春よ来いという季語に込めました。

今、コロナ禍で観光客もあまり見られませんが、
工事も含めて道後の再生が待ち望まれます




▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」は毎日音声配信しています。聞いていただけたらうれしいです。

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私のアルバムの中の写真から

また明日お会いしましょう💗

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