「自己」とは何か
「自己」をテーマに書くと、難しい問題がでてきます。
認識する主体と対象が同じだからです。
自分の心で、自分の心を認識すると入れ子状になって深い問いになってしまいます。
まずは自己がしっかりと存在しないと認識できないので、それを認識しなくてはなりません。
このように書くと哲学の問になります。
常識的に考えると、自己を認識するために他者と比較するのが自然です。
思春期には他者との違いやパーソナリティの問題が出てきます。
個性をどのように考えたらいいでしょうか。
単純に考えれば他者との違いが個性です。
でも、他者と違えばいいのなら、意図的に演出できます。
個性は演出できるものでしょうか。
表現と向き合っている人であれば、この問題にも直面するはずです。
演出できるものは個性ではありません。
個性とは、自己の内面にあって、認識するのが難しいものです。
個性を持った自己は簡単に認識できず、変化しないものだと思います。
「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。