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「書く」ということ

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一文筆業者として…あるいは一私人として、仕事として執筆する原稿からLINEまで…あらゆる「文章を書く」という行為に対し、日々ぼくが想っていることをツラツラ書き殴るコーナーです。
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2024年4月の記事一覧

「老害」と「大御所」について

「老害」と「大御所」について

かつて、お笑いタレントの
明石家さんまさん(68)が、
とあるトークバラエティ番組で、
こんな発言をなさっておりました。

「人気がどうこうより、一人でもオレを応援してくれる人がいるかぎり、辞めるのは(応援してくれている人に)失礼だろ、ということで
今でも頑張らせていただいている」

「若手のことは考えてない。
ファンのことを考えてる、オレは」

「(逆に、若手には)もうオレたちの時代やないな…と

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「イマドキの倍速世代」について

「イマドキの倍速世代」について

今、流行りの「タイパ」
(=「タイムパフォーマンス」の略)ネタとして、

「若者を中心に、動画を早送りして
視聴するヒトが年々増えつつある」

…みたいなことを、
朝の某情報バラエティ番組が報じておりました。

番組中で紹介された、アンケート調査によると、

「動画を倍速で観た経験があるか?」

…という質問に対し、

「ある!」

…と答えた20代男女は、じつに約半数の49.1%! 

そして「

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ネット上に蔓延(はびこ)る「なんちゃって関西弁」について

ネット上に蔓延(はびこ)る「なんちゃって関西弁」について

冒頭のサムネールにある言葉は、
2024年3月29日付で、
俳優らを常習的に脅迫した罪で懲役3年、
執行猶予5年の有罪判決が確定した
「ガーシー」こと東谷義和元参議院議員が、
かつて自身のYouTubeが相次いで
BANされたときにSNS投稿した檄文であります。

大阪に生まれ、大学を卒業するまでの20数年間を
大阪で過ごしてきたゴメスが鑑定するに、
このガーシー氏によるこの捨てゼリフ(?)は…

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「フィクション作品に登場する人物の名字」について

「フィクション作品に登場する人物の名字」について

いきなりですけど、もし生まれ変わったら…
ぼくが一番なりたい名字(セカンドネーム)は、ズバリ!

「三宅」

…であります。そして、二位と三位は

「鮎川」(※できれば「河」じゃないほうの)
「北条」

…といったところでしょうか。

「一番」の「三宅」に関しては…
日常的に着こなすにはハードルが高いけれど
「イッセイ・ミヤケ」の洋服は大好きだし、
(元)V6の三宅健くんも
「男の顔」としては断然

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「上等な文章」について

「上等な文章」について

かつて、あの村上春樹氏が語った、
ちょっとした格言が、
ネット上で話題になったことがあります。

とある大手アパレルメーカーが運営するWEBサイトが配信していた

『村上春樹に26の質問』

…と銘打たれたインタビュー記事が発端で、
そのなかにあった

「SNSはいっさい
見ないそうですが、その理由は?」

…という質問に対する、
巨匠ならではの淀みない回答に、
多くの共感の声が寄せられておりまし

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