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【2023.1.3.】2024年同時改定に向けて⑳「新しい価値観の多職種連携を作る必要がある」

※本日のコラムはどなたでも最後までお読みいただけます。

2021年末に書いたコラム

2021年末に書いたこと

このコラムを受けて、2022年に訪問看護ステーションにおいての看護師さんとリハスタッフの連携についてのオンライン講義を行った。

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だけどもっと基本的な部分から伝えていくことが必要なんだなと最近気づいたんですよね。

訪問看護ステーションにおけるリハ職員と看護師の関係性のこと

  • 訪問看護ステーションに勤務している看護師さん達がリハビリテーションのある病院で働いていたのか、そもそもリハビリテーションなんて見たことがないのか?

  • 回復期リハ病棟のようにリハが多数を占める病院、総合病院などのようにリハ少数派の病院にいたのか?

訪問看護にいた経験のある看護師さんでもあってもリハスタッフいなかったりといろいろだと思う。

そうして私の経験で言うと、リハスタッフとリアルに一緒に仕事をたっぷりとしてきた経験のある看護師さんはまだまだ多くないというのが正直なところ。

だから訪問看護ステーションでリハと看護が協働する場合、まずリハのこと知ってもらったり、リハの役割のことを知ってもらったり、リハが効果あるのかってことを知ってもらう必要がある。

このことは、通所リハ事業所や通所介護事業所などでも同じだと思うのです。看護とリハがともに在籍する職場の多くで同じことがいえると思うのです。

そもそもリハビリテーションのことを知らない看護師さんが多い

なんとなくのイメージでしかリハビリテーションのことを知らない看護師さんがほとんどなのじゃないかな。

だから、リハビリテーションのことを職場内の同僚に知ってもらう必要がある。

そんなことから始めることも必要だと思う。

さらに、訪問看護ステーションに勤務する看護師やリハ職の多くは病院出身者が多くいるのだが、多くの病院の場合、リハと看護は部門が分かれている。

訪問看護ステーションなどのように、リハの上司が看護師であることは少ないし、看護師の部下にリハがいることも少ない。

だからそもそもリハと看護の連携をスムースに行う土台というものがあまりにもないのが今どきの訪問看護ステーションのリハの置かれている状況なのではないかと考えている。

非常に連携がうまくいっている事業所もある。だけどそれは、それぞれのスタッフの人間性によりそのような状況になっているのではないかとさえ思ってしまう。

そんなことから考えると

「リハ職が在籍する訪問看護ステーションにおける、業務の進め方と連携の基本的な考え方」

というよう業務方針を作り上げないと、結局訪問看護ステーションでの看護とリハは永遠にホントの意味での連携を進めていくことはできないのだなと思います。

では、「リハ職が在籍する訪問看護ステーションにおける、業務の進め方と連携の基本的な考え方」とはいったいどんなことを基本に考えればいいのかということは、明日のコラムに書いてみます。

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やまだリハビリテーション研究所
作業療法士
山田 剛

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