時代がようやく追いついてきたなと思う話・Zの章
これで完結?
稚拙な文字列、脳内HDDがほぼ不良セクタだらけの語彙力などの数々の実力不足を露呈しながら、私なりに2回もCITY HUNTERを取り上げてしまいました。
Xの章↓
Yの章↓
今回は誰得3部作の最終章を記事にしたいと思います。
止めて引く…もちろんテーマは?
CITY HUNTERとは切っても切れない、というよりは、1987年にリリースされたとは思えないこの楽曲↓
1989年にはリミックス版を↓
ライブは進化して↓
セルフカバーとも言えるglobe版↓
でも、30周年のライブは圧倒的↓
みなさん大好き「Get Wild」を振り返りたいと思います。
都会的センスと次に向かうモチベーションの融合
もちろん、CITY HUNTERなくしてはGet Wildを語れませんし、また、その逆も真なりということもあります。2021年ではなく、1987年に完成してしまったことにもびっくりです。
同曲は、↑の様々なアレンジ版はありますが、ボーカルの宇都宮隆の切れ味が変わらないのには脱帽です。
オープニングの爆発音は冴羽獠が一発の弾丸で依頼人からの仕事を締めるシーンを想起させてくれます。
そして、依頼が完遂して、依頼人は新しい道を前に進み、アウトローはまた次のXYZのためにひっそりと都会の片隅に紛れ込む…
これが毎週テレビという媒体を通じて、しかも1クールではなく、1年近くお茶の間に流れたわけですから、皆が注目しないわけにはいきません。
都会的であり、ポジティブな未来に向かう感じがあり…TM NETWORKはこの曲から一気に日本を代表するアーティストへと駆け上がり、また、CITY HUNTERは観るものを魅了していきました。
コミカルを交えながらも、アウトローのハードボイルドよろしく、決めるところは一撃で。そんな場面を想起しやすい歌詞、そして曲調をGet Wildの中にしっかり表現されていたからこそ、人々の耳に止まり、現在まで愛されてきたと私は考えます。
スンクロ率441.93%?
究極に近い形で完成されたGet Wildでしたが、2008年ごろ、ニコニコ動画にある楽曲との謎のコラボ?動画が投稿されました↓
ちなみに令和版はこちら↓
色々な問題はさておき、稀代(?)のラッパー IKZOこと吉幾三の俺ら東京さ行ぐだをGet Wildと混ぜた強者が登場しました。
確かに、俺ら東京さ行ぐだは歌謡曲というよりはラップに近い曲調ですが、歌詞の内容は田舎テイストであり、ある意味ミスマッチなマッシュアップです。しかし、動画編集がより身近になったことからMADムービーとしても知る機会が増え、なぞのラッパー・IKZOもちょっとしたブームになり、それと呼応してGet Wildも違った形ですが、ネット社会で広がりを見せたと考えます。
最近のGet Wild退勤もそうですが、
コミカルを交えながらも、アウトローのハードボイルドよろしく、決めるところは一撃で
というGet Wildの特性を活かしつつ、時代の要求に合わせて柔軟な変化にも対応できる懐の深さをもつ楽曲、それを支えるTM NETWORKの実力、そして背景にみえる冴羽獠と槇村香の存在…これらが一体となった作品群としてCITY HUNTERも、 またGet Wildも改めて評価してみてはどうか、浅はかですがそんなことを考えてしまいました。(了)
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