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Z世代向けエンターテックスクール「山口ゼミbiZ」では、こんなことやります!

日本最高のエンタメビジネス・スクール

 先日発表した「山口ゼミbiZ」は、デジタル化で構造変化した、日本のメディアコンテンツ業界を背負いつつ、変えていってくれる人材を生み出すために取り組むつもりです。
 名称の意味は、個人がしっかり責任を持つよということです。日本の公教育が小学校から大学まで産業界とズレて、傷んでしまっている中で、学ぶ目的とか楽しみとかがないがしろにされていることが多く、残念に思います。わかりやすくするという意味で、「山口という個人ができる(と断言している)ことを責任持ってやる」というのは良いのかなと思いました。
 同じ発想でプロ作曲家育成に0から10年取り組んで、レコード大賞受賞など結果が出したのが「山口ゼミ」。正直に言って、始める時から結果を出せる自信はありました。これからの時代に必要なスキルとマインドセットが明確に見えているからです。一人一人が自覚を持って、目標設定をしてやれば、結果はついてくるものです。幸いにも僕にはアーティストマネージメントを20年以上やってきたスキルがあります。その人の才能を理解し、社会に適応させるポイントを見つけて、わかりやすく説明し、その人の性格に合った形で導くというマネージメントの手法は、人材育成に役立つことは実感しました。成功しているということは「縁起も良い」ですよね。エンターテインメントでは「運が良いこと」も重要です。名前を転用して、ビジネス領域でZ世代向けという意味を加えました。
 デジタルとグローバルがキーになっているエンタメ業界でどういう人材が求められるのか、僕には完璧に見えています。起業家でもエンタメ領域で就職するのでも、方法論であって、求められるスキルは変わりません。そして、今の日本の既存プレイヤーに一番欠けている部分なので、しっかり身につければ、すぐに活躍が可能です。僕には、そんな育成プランを提供できる能力があるので、提供したいです。

第一線のプロフェッショナルの協力

 「山口ゼミ」が成功しているもう一つの理由は、超一流のサウンドプロデューサーたちの協力があったことです。一緒に仕事をしたり、相談に乗ったりしてきた友人たちが、一流の音楽家というのが僕の武器でした。「山口ゼミbiZ」でも同様です。第一線で活躍している、尊敬する仲間たちに協力を仰ぎます。人材育成の必要性については、みんな痛感しているので、快く協力すると言ってくれていて、ありがたいです。
 以前は、物理的に隔絶したところ(教室)で教える必要があったので、一流のプロが教えることは困難がありました。なので、「学校の先生」は現役のビジネスパーソンという事例は少ないのが現状です。今はオンラインでかなりのことがやれる時代ですから、現役バリバリ第一線の人たちの肉声を届けることができますので、若い受講生には刺激になるはずです。

音楽に関する最新情報と知るべき知識獲得を

 講座のポイントは2つあります。
 初年度となる第1期のテーマは「ミュージックテック✕グローバル」をテーマに掲げました。
 現在の音楽ビジネスはテクノロジーと密接に結びついていますから、音楽ビジネス=MusicTechと言っても良い状況です。デジタル化はグローバル化とセットですので、このテーマは、「今の音楽ビジネスをちゃんと知る」と同じ意味ですね(笑)。
 ちょうど昨年8月に『最新音楽業界の動向とカラクリがよくわかる本』を上梓したところなので、この本をテキストに、しっかり伝えていくつもりです。

 リアルタイムの講座自体は隔週ですがSlackなどのコミュニケーションツールを通じて、日常的なコミュニケーションを取ります。「山口ゼミ」の経験で、オンライン講座は、教える側のスキルと、受け取り側のやる気があれば、リアルよりも効果が上がることは実証済みです。
 ゲスト講師については、事前に対談型の動画を収録しておいて、特定のテーマについて掘り下げて語り、予習復習をやりやすい形で提供します。ゲスト講師は業界第一線の方ばかりなので、貴重な人脈にもなります。つながっていきたい受講生は紹介してきます。

「自己実現」のための1 on 1のキャリア戦略構築サポート

 おそらく一番お役に立てるだろうことは、20歳前後の学生に必要なキャリアプラン戦略を一緒に考えてあげることです。大切なのは、自分のやりたいことと適性を意識しながら、キャリアプランを持つことです。
 やりたいこと、なりたい姿を考えてもらうことから始めます。

◯目指す職業を教えて下さい:起業家、アーティスト、インディーレーベルオーナー、音楽業界就職、その他
◯自分がやりたいことを一つ選んで書いてみてください
・1年後には?
・3年後には?
・10年後には?
◯30歳の頃の自分のキャリアの理想像を言葉にすると?
・そうなりたい理由は?
◯音楽ビジネスを志したキッカケになった原体験があればおしえてください
◯大好きな音楽、映画、小説、ゲームを教えて下さい
◯目標とする人がいたら、その理由と一緒に教えて下さい。

山口ゼミbiZエントリーシート質問項目

 このエントリーシートを元に、一人ずつ面談して、キャリア戦略を一緒に考えます。自分の有るべき姿をイメージして言語化し、3ヶ月毎確認をしていきます。自分の目標なので、変わるのは当然で悪いことではないのですが、その変化を自覚しておくとは重要です。業界事情や世界のテクノロジーのトレンドを踏まえた上でアドバイスしていきますので、10年後にエンタメビジネスを通じて自己実現ができるために必要なことを一人ずつにカスタマイズして伝えつるつもりです。
 これは、「コーチング」の基本スキルです。この手法が有効なことは、メンタルケアのプロフェッショナルになった元Hi-STANDARDの事務所社長、小杉茂さんからも学びました。アーティストマネージメントの経験が彼のコーチングのベースにあるのはよく理解できます。

「Web3✕音楽」のグローバル・トレンドも共有します。

 10年以内には、ブロックチェーンが社会の基幹技術となって、コンテンツビジネスの生態系が構造的に変わります。Z世代が本格的に活躍を始めるときには、Web3が普通になっているということですね。
 彼らは感覚的には理解しやすい仕組みと思いますが、ビジネスで関わるとしたら、知っておくべきことはたくさんあります。

 音楽領域では、50年以上の歴史を持つ世界最大の音楽見本市MIDEMが、Web3をテーマに掲げる「MID3M+」として生まれ変わりました。新たなコミュニティを作るということで、ファンダー90人の中に日本人で唯一、入ることになりました。
 世界の最新情報がリアルタイムで入ってくるようになるので、山口ゼミbiZの中で、しっかり共有していきたいです

MID3M+ファウンダーによる記念撮影、僕の顔は半分前の人の手で隠れちゃいましたw

大阪音大でやれなかったことをプライベートスクールで

 これまで書いてきたことは、大阪音楽大学にミュージックビジネス専攻の企画を頼まれた時に、そこでやるつもりだったことです。退任しろと言われたので、プライベートスクールの形でやることにしました。制約がなくなって、むしろやりやすいかもしれないなという気がしています。
 
 「山口ゼミbiZ」の中では、一番濃い、エッセンスの部分をやりますが、今の高卒18歳が総合的に学ぶために必要な要素は一通りわかっているつもりです。依頼を受けて3年前に提出した企画書を共有しておきます。ここに書いてあることは、情報・人脈含めて全て持っています。従来の発想に縛られる人から理解されずにやれなかったこともたくさんありますが、特定の領域に能力の欠損がある場合など、受講生の状況に応じて、総合的にサポートしてあげるつもりではいます。参考までにご覧ください。

  次世代を担う世代を対象に組み立てていますが、内容を見て、学びたいという上の世代の方も歓迎します。音楽業界・エンタメ業界に転職したい方、エンターテック領域での起業や事業展開を考えている方には、メチャ有益であることは間違いありません。若い子に混じって学ぶことで得られる刺激もあるでしょう。1 on 1のカウンセリングも年齢関係なく行いますよ。

 3月中頃に、オンライン説明会を予定しています。StudioENTREのpeatixをフォローしていただくと、案内を見逃さないと思いますので、興味の有る方はお願いします。

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