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薬膳体質チェック解説⑧【気滞(きたい)】

薬膳において、身体の状態は主に8つのタイプに分類されます。
まずは、下記のリンクの設問を見て、ご自身が①~⑧のどの項目が多く当てはまったか、確認してみてくださいね。

体質は1つだけではなく、複数のタイプが当てはまる方も多くいらっしゃいます。
例えば、①の「気虚」タイプと②の「血虚」タイプの両方に当てはまる等。
複数のタイプに該当される方は、それぞれの解説を参考にしてください。


気滞体質の特徴

精神的な不安や緊張、不愉快な情緒などのストレスによって気の巡りが悪くなっている状態です。
腹部膨満感、げっぷやため息、のどや胸のつかえ感、頭痛などの不快感があり、集中力の低下、不眠などの症状が現れやすいです。

原因

・過度なストレス
・過労や心身の疲労
・責任感が強く、無理をしがちな性格

月経の状態

・周期が長くなったり、短くなったりして安定しない(月経不順)
・月経前にお腹が張る(月経が始まると治まる)

おすすめ食材

日常でやってはいけないこと

・不規則な生活、夜更かしはやめましょう。
・ストレスを解消できずためてしまうこと
・甘いものは取り過ぎないように

いかがでしたか?
中医学ではエネルギーの源:「気」と「血」は密接な関係があり、気は血を全身に巡らせる作用があります。このことを「気血同行(きけつどうこう)」といいます。

そのため、気滞体質の方は⑥の「血瘀」体質の症状が同時に現れることが多いです。気が滞ると、血も滞り「気滞血瘀症」となることがあります。
⑥「血瘀」の項目にも多く該当する方はチェックしてみてくださいね。


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