安木風(やこふ)の空 〜拙い音楽活動の記録〜

50代半ば過ぎのオジサンです。30年ちょっと東京で会社勤めをしていましたが、思い切って…

安木風(やこふ)の空 〜拙い音楽活動の記録〜

50代半ば過ぎのオジサンです。30年ちょっと東京で会社勤めをしていましたが、思い切って生まれ育った地方にUターンしました。 会社員時代は職場の人達とバンド活動等を行ったりしていましたが、現在はパソコンを使った音楽制作活動を勉強中。いつかは自分の音楽が誰かの役に立てたら嬉しいです。

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最近の記事

小さな声で、歌うこと

カバー曲の制作活動と併せて、日頃より少しずつボイストレーニングを積み重ねている自分ですが、今の自分が意識して取り組んでいることのひとつである 「小さな声で歌うこと」 について取り上げてみました。 お付き合いいただけると幸いです。 声帯閉鎖と、安定した吐息の持続 歌の練習といえば、大きな声で歌うことというイメージがつきまとってしまいがちですが、今回取り上げたのは、できるだけ小さな声で歌うこと。 その目的は、「声帯閉鎖の維持と、安定した吐息の持続」ということになります。 歌う

    • カバー曲の制作15 It’s ok / Jane Marczewski " Nightbirde" 

      前回の投稿から5ヶ月近く空いてしまい、久々の投稿となってしまいました。カバー曲の制作活動は続けているのですが、このように作品のご紹介をさせていただくのは久しぶりになります。 今回は、Nightbirdeさんの『It’s OK』という曲をカバーさせて頂きました。 この曲は彼女のオリジナル曲ですが、あの世界的に有名なオーディション番組『America’s Got Talent』で披露され、見事ゴールデンブザーを獲得されましたよね。 ときどきラジオから流れてくるのを聴いた事が

      • カバー曲の制作14 小田和正/time can wait 

        今回カバーさせて頂いたのは、小田和正さんの『time can wait』という曲です。 この曲は自分の中では、以前に投稿させて頂いた「the flag」という曲と並んで、小田和正さんからの応援歌として、大切な曲となっています。 time can wait…歌の中では、「夢を追いかける人のために 時は待っている」というフレーズが背中を押してくれているのですが、また一方で「風の音をきけ 時は待ってくれない」というフレーズも登場します。 自分なりに解釈すれば、「夢を追いかける人の

        • カバー曲の制作13  SEKAI NO OWARI /サザンカ

          今回はセカオワさんの『サザンカ』という曲をカバーさせて頂きました。 セカオワさんの曲はumbrellaに続いて2曲目になります。 この曲はNHKの平昌オリンピック・パラリンピックのテーマ曲にもなっていましたね。 なぜ曲のタイトルがサザンカなのか気になり、サザンカの花言葉を調べてみたところ、冬の厳しい寒さの中で花を咲かせる事から「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」などがあるそうです。 ちなみに赤のサザンカであれば「謙譲」「あなたがもっとも美しい」、白のサザンカであれば「愛嬌」「あ

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        • エッセイ
          12本
        • カバー曲制作
          13本
        • オリジナル曲制作
          2本

        記事

          カバー曲の制作12 さだまさし、小田和正/たとえば

          今回は、さだまさしさんと小田和正さんの共作である「たとえば」という曲をカバーさせていただきました。 この曲は、毎年年末になるとTBSで放映される小田和正さんの番組「クリスマスの約束」で、2007年に発表されたものです。この番組のために共作されたもので、いつかCD化されたら良いのにと思っていたところ、最近になって発売されていることに気づきました。 この辺りの経過につきましては、次のブログ記事をご紹介させていただきます。 ひたすら、そこから この曲の中では、過去の自分と未来

          カバー曲の制作12 さだまさし、小田和正/たとえば

          カバー曲の制作11 SEKAI NO OWARI/ umbrella

          今回は、セカオワさんのumbrellaという曲をカバーさせていただきました。 雨を題材に取り上げた名曲もたくさんありますよね。 自分の中では、オフコースの「雨の降る日に」や八神純子さんの「みずいろの雨」、森高千里さんの「雨」、そしてクラシックではショパンの「雨だれ(前奏曲 作品28の15)などが、まずは頭に浮かんできます。 ショパンの「雨だれ」を聴くと、とても優しい雨の音をイメージしてしまいますが、ヒット曲として、gazeboの「I LIKE SHOPIN」(小林麻美さんが

          カバー曲の制作11 SEKAI NO OWARI/ umbrella

          音楽活動あれこれ

          これまでDTMで製作した曲の紹介を中心に、制作活動を通じて学んだ事や気づいた事、ボイストレーニングなどについて取り上げてきました。 今後も続けていきたいと思うのですが、一方でそもそも自分自身の音楽を通した歩みについても整理してみたいと思うようになりました。 少しづつでも振り返る事で、次の何かが見えてくるといいなと思っています。 初めての購入レコード 特に小さい頃から何かの音楽に夢中になる訳でもなく、ごくごくありふれた感じでテレビから流れてくる歌謡曲を何となく聴いていただけ

          YOUTUBEチャンネルに期待されること

          NOTEを始めるようになって、この1月で10ヶ月目になりました。 自分の音楽作品をご紹介するために、自分のyoutubeチャンネルを開設して音楽動画を投稿し、そのリンク先をNOTEの記事に貼り付けたりしています。 これまで漠然とyoutubeチャンネルに動画を上げてきましたが、今年の最初のテーマとして、そもそも望ましいyoutubeチャンネルの運営の仕方についても勉強してみようと思いました。 そこで、手始めに次の書籍を購入してみました。 生パスタ著;YouTubeチャンネル

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          カバー曲の制作10 小田和正/YES ~NO

          今回は、小田和正さんのYES-NOという曲をカバーさせていただきました。 この曲はオフコースの代表曲でもあり、とても有名な曲ですよね。 オフコースの時にはロック調の曲で、「君を抱いていいの?」とライブ会場でファンと一緒に熱唱されていたのが、ソロ活動になってセルフカバーとして発表された時には一転して静かな曲調へ。 ライブで演奏される時も、その時によって違う顔を見せています。 ここでは、ピアノの弾き語りバージョンとしてカバーしてみました。 この歌世界観も聞く人によって色々な解釈ができるかと思いますが、ここではシンプルに「好きになってもいいの?」と伝えることのできないもどかしさを表してみたいと感じたからです。 さらには「当たり前のように過ぎていく日々の中で、大切にしたいもの」についても語られているような気がして、それを詩の形にして重ね合わせてみました。 ほんの少しの間、お付き合いいただければ幸いです。

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          カバー曲の制作09 KOKIA/世界の終わりに

          今回はKOKIAさんの『世界の終わりに』という曲をカバーさせて頂きました。 タイトルだけ見ると、何か仰々しい感じもしますが、歌はごくありふれた日常の中で忘れてしまいがちな大切なことが歌われています。 これまで、私がとりあげてきたカバー曲においても、伝えることの大切さ、思いを伝えられなかったことの切なさをテーマとしたものが多かったような気がします。 この曲を聴くと思い起こされるのが、アメリカ合衆国で起こった9.11同時多発テロ後に注目された「Tomorrow Never C

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          カバー曲の制作 08 岡村孝子/一人息子

          今回は、岡村孝子さんの「一人息子」という曲をカバーさせて頂きました。 岡村孝子さんの曲は、以前にも「ピエロ」という曲をカバーさせて頂き、 今回で2回目の挑戦となります。 この歌は大学生の時によく聴いていたのですが、 この歌の中に登場する ”嘘でいい 何よりもお前が必要だと 言ったならば 何を捨てても ついて行くはずだった” というフレーズがとても印象的で、 恋愛以外の、いろいろな場面でも 思い切って自分の気持ちを正直に伝えることができたなら、 今頃は何か変わっていただろうかと 考えてしまうことがよくありました。 もちろん、世の中は気持ちだけではどうにもならないことも多いわけで、 だからこそ、歌の中でも ”愛しているとか 優しさだけでは  世の中うまく くぐれないことは  わかっていたのよ” というフレーズも登場しているのではないかと思っています。 そんなジレンマが 「ついていったのに」という言い切り型ではなく、 「ついてゆくはずだった」という ”はずだった”に込められているような気がして、 ズルさと切なさが同居しているようなフレーズに なんとも言えない気持ちで聞いていたことが思い出されました。

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          自分の歌声は、お好きですか?

          「自分の歌声は、お好きですか?」 歌を歌われる方にとって、(プロの方はわかりませんが)ある意味この問いかけは永遠のテーマのひとつのような気もしています。 私自身、このnoteにてこれまで何曲ものカバー曲やオリジナル曲を投稿させて頂いていますが、自分の歌声が好きかと問われると「…いいえ。」となってしまいます。 自分が好きでもないものを、他の人に聞いてもらっているのかと言われてしまうと、とても弱ってしまうのですが…。 初めて自分の声を録音して聴いた時、 「これは誰の声?自分は

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          カバー曲の制作 07 Celtic Woman  / You Raise Me Up

          今回は初めて英語の歌に挑戦してみました。 この曲はアイルランド民謡の「ダニーボーイ」がベースになっているとか、キリスト教の讃美歌の要素を持ち合わせているとか言われていますが、とてもシンプルなメロディラインであるにも関わらず、すごく引き寄せられてしまうものがありました。 幾重にも重ねられたコーラスとオーケストラの演奏による荘厳な感じの曲ですが、今回は牧歌的な静かなイメージにしてみました。 発音はまだまだ上手くはいきませんが、今後少しずつ海外の曲にもチャレンジしていくことができればと思っています。 余談ですが、最近は特に空の写真を撮るのが好きになりました。 今回の動画では、これまで撮影してきた空の写真を挿入しています。 歴史が好きなので、いろいろな場所に行くと昔の人はどんな思いで生活していたのかと思いを巡らせてしまいます。 そんな時に、当時も今もさして変わらず眺めてられていた風景として“空”をイメージすることから、なんとなく空を眺めていると当時の人たちと繋がっていられるような気がして。

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          DTMソフトのいろいろな活用について

          DTMで音楽製作を行う際には、まだまだ自分自身が未熟な事もあり「さあ、取り組むぞ!」ってな感じで気合いを入れていくような、まだどことなく敷居の高さを感じてしまう部分があります。つまりは使いこなせていないという事なのでしょうが、もう少しお気楽に使えるようになれば…。 そんな中で最近、自分なりの使い方を覚えてきましたのでご紹介出来ればと思います。 (何も特別な目新しい事ではない旨、はじめにお断りしておきますm(_ _)m ) その1 伴奏スタイルのメモがわりとして オリジナル

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          カバー曲の制作06 小田和正/the flag

          今回は、小田和正さんの「the flag」という曲をカバーさせていただきました。 オリジナル曲はアップテンポで、躍動感もあり、力強さに溢れた曲調になっています。一方で今回カバーさせていただくにあたっては、若い頃に抱いたいろいろな夢や思いも年齢を重ねるにつれてどこかに置き忘れてしまい、いつしか半ば諦めながらも、一方でどこか諦めきれない虚しさや寂しさのようなものをより表現してみたいと思いました…。 とはいえ、小田和正さんの曲の中では、聴くと素直に勇気がもらえる曲として、この「the flag」と「time can wait」が好きです(*^_^*)

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          ミックスボイスへのアプローチ奮闘記 その3

          今回は第3弾として、特に低音から高音まで一本に繋げるための工夫について取り上げてみたいと思います。今回もご紹介するyoutube動画は、あくまでも自分がボイストレーニングを行なっていく上でとても参考になると感じたものとなります。 自分の成長の糧?として留めておきたいと思ったもので、甚だ主観にはなりますがお付き合いいただければ幸いです。 ちなみに過去2回の投稿内容は次のとおりです。 (その1の主な内容) ・ミックスボイスが生まれるまで ・裏声派?それとも、張り上げ派? ・「

          ミックスボイスへのアプローチ奮闘記 その3