カバー曲の制作09 KOKIA/世界の終わりに

今回はKOKIAさんの『世界の終わりに』という曲をカバーさせて頂きました。
タイトルだけ見ると、何か仰々しい感じもしますが、歌はごくありふれた日常の中で忘れてしまいがちな大切なことが歌われています。

これまで、私がとりあげてきたカバー曲においても、伝えることの大切さ、思いを伝えられなかったことの切なさをテーマとしたものが多かったような気がします。

この曲を聴くと思い起こされるのが、アメリカ合衆国で起こった9.11同時多発テロ後に注目された「Tomorrow Never Comes(最後だとわかっていたなら)」という詩です。

この曲がリリースされたのは2009年で、当時はライブでもよく歌われていて「良い曲だな」とは思っていたのですが、その後2011年の東日本大震災や、現在のコロナ禍などで日常生活の尊さが叫ばれるようになり、改めて自分の中で振り返ってみることになった1曲です。

原曲はこちらです。綺麗な声でとても癒されますね。


※10年以上も前の話ですが、ファンの集いでご本人にお会いできた際に
「今、KOKIAさんの『小さな歌』に挑戦しています!」
とお伝えしたところ、小さく笑って
「チャレンジャーですね!」
と言われました。
今もまだチャレンジャーです(笑)

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